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2020年9月アーカイブ

秋の海

秋の海

釣り人の胸高鳴りぬ秋の海

久しぶりの釣行で東から登る

太陽に向かって出航した。

太陽が輝き釣り人たちの期待も高まる。

秋の海にはどんな大物が待ち受けているのだろう。



夏越して

玄関の木々

初秋や大樹となりぬ軒の木々

秋風が吹き始めたころふと玄関の傍らの木々が

大きく成長していることに気が付いた。

この夏の勢いをそのまま取り込んでひと夏のうちに

こんなにも大きくなったのかと驚いてしまった。



秋分の空

秋分の空

秋分の墓参の空の青きこと

今年の秋分の日はよく晴れた。

父と母が眠る霊園は墓参りの人でいっぱいだった。

霊園の上空は抜けるような青空で

線香の白い煙がゆらゆら漂っていった。



秋雨

秋雨

夏の終わりの雨がとても寂しい

いよいよ暑かった夏も終わりになるようだ。

気温を急激に下げた初秋の雨が

夏の燃え盛る勢いをそいでしまった。

夏の終わりはいつも寂しい。

涼しい風を喜ぶ気持ちともう戻ってこない

夏を惜しむ気持ちがなお寂しさを募らせる。



疾走

疾走

縛られて 生きぬと決めて 疾走す

誰にでもこういう日はあるのではないだろうか。

金や世間のルールに縛られたくない。

自由に走り回りたい。

夜中の高速道路を突っ走りたい。

自分を解放したい。



蝉

蝉飛んで空の青さを知りにけり

もう寿命が尽きそうなのか、

油蝉がおなかも露わに木から木へと飛び移った。

その飛ぶ蝉の向こうに青空が高く高く広がっていた。

もう秋が近くに来ていると実感させられた。



秋風

秋空

秋風や 夕暮れの空の青きこと

夏から秋に移り変わるとき、

夕暮れの空はとても青いらしい。

陽が落ちて風が秋を運んできて、

空を見上げたら、本当に青い空だった。



夏の終わり

田園

窓の外 山々も家々も秋の匂い

電車の窓から外を眺めていた。

都会から徐々に田舎へと電車が進むにつれて

緑が多くなり、自然が豊かになっていく。

気温はまだまだ高いままだが、

明らかに風の音や雲の動きは

秋の気配を漂わせている。



虹

雨上がり 危うき虹の 夏の空

雨が上がった。東の空に虹が現れた。

久しぶりの虹に思わず見とれてしまった。

虹は急速に色を失いどんどん薄くなっていく。

儚くもの悲しい夏の夢のような虹だった。



白い百日紅

白い百日紅

涼しさや 晩夏の白い 百日紅

暑い中を歩いていて、

突然目に入ってくる白い花が

とても涼し気に見えることがある。

それは白い百日紅の花だ。

百日紅は読んで字のごとく

赤い花だと思われがちだが、

時々白い百日紅が咲いている。

その白は炎天下でも涼し気な雪のように白い。



虫の声

虫の声

暑き日落ちて 虫の声と風の音

九月になった。

それでも昼間はまだ暑い。

ただ日が落ちると虫の声が聞こえ

風がどこか秋の気配。



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