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2014年6月アーカイブ

なすとピーマン

なすとピーマン

洗い桶 なすと仲良く 赤ピーマン

家に帰ってふと台所の流しを見ると、洗い桶になすと赤ピーマンが浮かんでいた。

今日の夕食のおかずになるらしい。

ブルーの桶の中に濃い紫のなすとまっかなピーマンが並んで、

色鮮かに浮んでいた。

梅雨空を明るくするような存在感であった。



ひき蛙

ひき蛙

ひき蛙 お前は誰の 子供やら

梅雨の時期になると庭の隅の湿った場所に大きなひき蛙がじっとうずくまっていた。

去年、おととしと蛙の顔を見なかったので、どこかに行ってしまったのかと

残念に思っていたが、なんと今年は顔を見せてくれた。

ただこの蛙は以前見た蛙よりかなり小さいので、何代目の蛙なのかはわからないが、

家族が戻ってきたようなうれしい気持にさせられた。



梅雨の夕焼け

梅雨の夕焼け

束の間の 夕焼け遠き 梅雨のころ

久しぶりに夕焼けを見た。梅雨の季節はなかなか夕焼けが見られない。

今日の夕焼けも、重い雲がどんどん押し寄せてきて、ほんの一瞬の夕焼けだった。

その夕焼けに向って家路を急ぐ人の姿がとても懐かしい気がした。



ミニトマト

ミニトマト

たわわなる 実りは重し ミニトマト

ミニトマトの苗を植えて、毎日水を遣った。

小さな実が何個かつきはじめ、

重さを感じた茎が曲がりだしたので支柱をたてて、茎を支えた。

いつの間にか、上の方にも下の方にも実が房になり、

赤く色づいた実が、朝日に映えて実りの時を迎えた。



葵

梅雨晴れや 人待ち顔の 葵かな

今年はいろいろな花の開花が早い。

葵の花も例年よりずいぶん早く、

五月末には背の高い葵が街角に見られはじめていた。

梅雨の中休みのこの頃は、遠くからでもピンクの花が誰かを待っているかのように、

咲き揃っている。



梅雨の晴間

梅雨の晴間

少年ら 揃って向う 夏の国

久しぶりに晴れた。梅雨の晴間の強い日ざしが帰ってきた。

少年達は自転車にのって集合場所に集まってきた。

皆で野球やサッカーをするために運動場に向うようだ。

今日は湿度が高くならなければ良いが。



あじさい(2014年)

あじさい

梅雨の街 虹の宝石 ちりばめぬ

梅雨は憂うつである。暗い空とじめじめした空気。心が晴れない。

そんな気分の中、街角にきれいなあじさいを見つけた時、安らぎを覚える。

白、ピンク、青、紫。

さまざまに表情を変えるあじさいを見つけては、梅雨のうさを晴らしている。



梅雨の雨

梅雨の雨

多摩川に 大木流す 梅雨の雨

梅雨入りとともに大量の雨が降った。

都区内に洪水警報が出て、1ヵ月分の雨が降った。

多摩川も水かさが増え、大きな流木が流れてきた。

流木は川の真中にとどまったまま当分の間動きそうもない。



初夏の風

初夏の風

カーテンを 吹き抜けてくる 初夏の風

東京も昨日梅雨入りをして、季節はずれの暑さも少しおさまったが、

5月末から6月初旬にかけて、ほんとうに暑かった。

北海道まで37℃を超える地点が続出し、真夏を思わせた。

ただ、朝晩は涼しく、夕方あたりに吹き抜けてくる風はまさに初夏の風で、

さわやかな乾いた空気を運んできて、夢見心地の一時をつくってくれた。



ジャスミン(2014年)

ジャスミン

梅雨まぢか 名も知らぬ花 匂いけり

我家は多摩川の川べりの住宅地のはずれにある。

大きな道路から住宅地に入って50m程歩くと、かすかに花の匂いが漂ってくる。

家に向ってさらに歩くと、花の香はどんどん強くなる。

何の花か知らないが、そばに寄るとかなり強烈な匂いだ。

こんなにきつい匂いである必要はあるのだろうか。

梅雨まぢかの湿度の高い日には特にそう思う。

そして、この花はいったい何という花なのか、素朴な疑問に襲われる。



どくだみ

どくだみ

どくだみの 匂いにむせる 雨あがり

どくだみは強い植物だ。

いつの間にか庭のあちこちが大きな葉と白い花で占領されてしまっている。

どくだみは薬草でもある。煎じて、どくだみ茶にして飲んだりもする。

ただ一番の問題は匂いだ。独特の鼻をつく匂いに辟易する。

今日は雨あがりのせいか、どくだみの匂いがむせかえる程だ。



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