梅雨空や 熱気と湿気 澱となる
今日も一日不愉快な天気になるらしい。夏のような気温と
高い湿度。少し歩くだけで、汗まみれになる。爽やかな春の後
この数か月はどうにもならない季節が続く。
2023年6月アーカイブ
梅雨寒が心地良い日や風の道
梅雨の晴れ間が良いという人もいるにはいるが、こうも蒸し暑いと梅雨の雨が
恋しくなってしまう。しかも、風があれば湿気を飛ばし、心地よく感じてしまう。
雨が降ってくれないかなあ。
緑這い上がる梅雨のアジアンタム
枯れた枝葉を切り落とし鉢の植え替えをしたアジアンタム。毎日水やりをして、
声をかけている。日に日に小さな芽を出し新たな鉢として生まれ変わるように
梅雨が手助けをしている。
ベランダいっぱい アジサイ花盛り
通りすがりのマンションの一室のベランダからはみだしそうな
アジサイの花々が見えた。まさに梅雨の日々の光景で、暑い夏には
どうなっているのだろうと想像してしまった。
静かさや 梅雨の晴れ間の 額アジサイ
このところ、梅雨の晴れ間が続いて、猛暑日まで現れることになり
曇りや雨が少し恋しい気分になる。そんな時でも日陰の額アジサイは
控えめに静かに暑さを耐えているかのようだ。
枯れしアジアンタム 生き返る梅雨空
水遣りを怠って枯らしてしまったアジアンタムを葉切りして
ベランダに置いたままにしていた。なんと10日ほどで芽が出て
葉が伸び始めた。梅雨と生命力に感激した。
ドクダミの花 噎せ返り 梅雨入りす
近くの駐車場に車を止めた。ドアを開けるとドクダミの
匂いで噎せ返るほど花が咲いていた。独特な匂いを嗅ぎながら
梅雨の到来に改めて気が付いた。
紫陽花や 癒されながら 雨の道
梅雨が始まった。雨が多く、ジメジメして憂鬱な
季節がやってきた。それでも、たまの救いは見事に咲いた
紫陽花に出会えた時。あのやさしさと柔らかさに慰められる。
梅雨入り前に はや猛暑日来たる
以前にはこんなことは起こらなかった。文明は明らかに行き過ぎになってしまっている。
はたして、もとに戻すことはできるのだろうか。それとも、崩壊に向かうのだろうか。
梅の実は大きくなりぬ走り梅雨
いよいよ梅雨入りが間近になってきた。近くの公園の
梅の実もぷっくり膨れて梅雨空を待ちかねているようだ。
物陰にガクアジサイひっそり
いよいよアジサイの季節がやってきた。なかでも、ガクアジサイは
物陰や公園の隅っこに控えめに咲いていることが多い。
七色の宝石のようなホンアジサイに比べて謙虚でやさしい。
