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2022年9月アーカイブ

金木犀

金木犀

金木犀鼻を掠めて僕の秋

街角でふと金木犀の香りが鼻を掠める日々が訪れてきた。

夜になると更にこの香りは強くなる。香りに比して花そのものは

可愛くはないが、この甘い香りは秋そのものを運んでくる。



秋空

秋空

秋空や緑の中を走るバス

秋の到来はピクニックや山登りなど緑を求めて遠出することも

多くなる。そして、緑の中を走るバスを目にするだけで

秋だなぁと感じてしまう。



猫じゃらし

猫じゃらし

猫じゃらし秋運ぶ風吹き抜ける

道端に猫じゃらしが生えていた。毎年この時期になると顔を見せる。

強い日差しにもかかわらず、秋の始まりを伝えてくれる。吹き抜ける風も

心地よい。



浅瀬

浅瀬

浅瀬には白波ばかり

川の流れは様々。深い青や緑色の水を湛えた静かな流れや川底にころがる

大小の石のせいで白波を泡立たせた浅瀬の流れなど。まるで人の生き方や

人生そのもののようでさえある。



日暮れ

日暮れ

薄青い影を落として日暮れかな

夏から秋にかけて日暮れの色も変化してくる。夏の間は強い日差しが

いつまでも続いて、日暮れの色も明るいままであったが、秋の気配が

漂い始めれば、薄青い影の色が次第に濃くなってくる。



木陰

木陰

風が吹いて日差し強くて木陰

九月の風はどこか秋めいて心地よい。ただ、日差しの強い日はまだまだ

暑さを感じてしまう。そんな時はやっぱり木陰。



削ぎ取って

削ぎ取って

削ぎ取って削ぎ取って「一切は空」

欲望は満たせばまた更に膨らむ。いつまでたっても満足には至らない。

欲望を削ぎ取って、削ぎ取って、残ったものは楽しみも苦しみもない世界。

人間はその狭間を右往左往して生きる。



セプテンバー

セプテンバー

晴れの日も風有らばこそセプテンバー

九月になった。いよいよ秋の訪れか。しかし、晴れの日は

まだまだ日差しが強くジリジリした暑さを感じることもある。

こんな日は秋風が吹けばこその初秋と言えよう。



つくつく法師

つくつく法師

つくつく法師鳴き止んで時雨かな

夏のおわりにはつくつく法師が鳴き始める。そのつくつく法師も

雨が降れば鳴き止んでしまう。台風が襲来すればことさらである。

暑かった夏も終焉となり、気持ちの良い秋を迎えられるのだろうか。



葉脈

葉脈

葉脈透けて秋が始まる

今年の春に「ライティア」という観葉植物を買った。小さな白い花を

つけて、たくさんの濃い緑の葉をもっていた。やがて、花が落ち、

葉が落ち、残った葉の色も薄くなり、葉脈までが透けて見えるようになってしまった。



無花果

無花果

無花果の熟れるはいつか法師蝉

近くの家に無花果が植えられている。もう熟れる頃だと時々

覗いているが一向に大きくならないし、熟れる様子もない。

いつのまにかつくつく法師が鳴き始め、秋も近いというのに。



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