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2017年10月アーカイブ

台風一過

台風一過

野分去り 青き落葉の青梅道おうめみち

2週連続日本を襲った台風が週末を駆け抜けた。

夜中暴風雨が吹き荒れ、

まだ青さの残る木々の葉を青いまま道路に散らし、

台風一過のさわやかな朝の風に舞っていた。



秋風

秋風

秋風が 吹き降りてくる 黒い街

街はあっという間に冬の様相を呈しはじめた。

陽が落ちるのが早くなり、黒い街並が出現する。

秋風はさわやかさを通り越して冷たさを含んで

ビルの谷間から黒い街並を吹き降り、吹き渡りはじめた。



秋雨

秋雨

秋雨や 人に知られず 終える恋

冷たい雨が降りだした。

まだ10月だというのに冬の雨のように冷たい。

傘を持つ手も冷たい風にかじかんでしまう。

夏の間に恋をした思い出もこの冷たい雨に凍えてしまいそうだ。



月見

月見

名月の香りを閉ざす 時雨しぐれ

今年の仲秋の名月は曇天の為、月見を楽しむまでには至らなかった。

たまたまあらわれた冴えた月の光を、時雨雲がさえぎって、

まさに人生そのもののような月見であった。



大海原

大海原

秋の日や 大海原は はるかなり

陽の光が柔らかく静かになって秋がやってきた。

太平洋を臨む坂の道から海を見おろすと、水面が弱々しく輝いて、

はるかかなたまで秋の海が見渡せる。

あの向う側にはアメリカ大陸があるのだなあ。

秋の風がやさしく吹いてきた。



夕暮

夕暮

夕暮や 提灯赤く 揺れにけり

秋の夕暮ともなれば、人恋しく、酒恋しく、ラーメンが恋しくなる。

今日も冷たい秋風が吹き、

赤い提灯が、帰宅の前の寄道を誘うように揺れている。



晩夏

晩夏

人影も まばらな車輌 夏終わる

昼間の喧噪が嘘のように夕暮の電車は乗客が少なくなった。

秋の陽はつるべ落としと言うようにどんどん陽が短かくなり、

人々は家路を急ぐ。

いつの間にか電車さえも夏のにぎわいから遠ざかってゆく。



秋彼岸

秋彼岸

秋分や 無心に洗う 父母の墓

秋分の日に墓参りに行った。

雨あがりの霊園にはすすきが穂を出し、秋風に揺れていた。

久しぶりの父母の墓を無心に洗い、赤い花束を飾った。

渋滞でいらいらしていた気持が少し落ち着いた。



銀杏

銀杏

水澄みて 緑移ろう 銀杏かな

夏の間中濃い緑だった銀杏の葉も、

秋になると急に緑が薄くなり淡いやさしい色に変化する。

風に揺れる銀杏の木はさざ波のように濃淡を移し、

深まりゆく秋を映し出す。