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2019年9月アーカイブ

「一握の砂」

開いた本

「一握の砂」読みて 寂しき 秋の夜

石川啄木の「一握の砂」を秋の夜長をうめようと読みはじめた。

そして寂しい気持になって、ウィスキーを呷るはめになってしまった。



紅葉

紅葉

山中に 紅葉一枝 見つけたり

九月も終わりだというのにいっこうに秋がやってこない。

日中は30度近くまで気温があがり、じりじりと肌を焼く。

それでもよく見ると濃い緑の中に一枝の紅葉を見つけることができた。

季節は移り変ろうとしている。



中秋の名月

中秋の名月

中秋の名月 群雲かかりけり

少し前のことになるが、中秋の名月を楽しむべく、月の出を待っていた。

しかし、「月が群雲」の例えどおり、夕方から雲が多くなり、

冴えた月の光は隠れたままであった。



虹

台風の過ぎたる跡や 虹の橋

台風15号は大きな爪跡を残して去っていったが、その傷もいえないうちに、

何度も雨が降りつづき、被災地の人々の心を打ちのめした。

しかしそんな人々の気持とは無関係に空には虹がきれいな橋をつくっていた。



野良猫

野良猫

秋天の被災地 野良猫跳ねまわる

台風15号の被災地を通りかかった。

どこもかしこもブルーシートだらけで日常が戻ってくるには

時間がかかりそうだった。

そんな人間の被災を「我関せず」と野良猫が遊んでいた。

彼らには台風も日常のようであった。



積乱雲

積乱雲

遠く近く 湧き出ずるかな 積乱雲

夏がなかなか終らない。

九月初旬というのに真夏のような積乱雲がそこかしこに湧き出て、

雨や雷が発生している。

異常気象!



雑草

雑草

雑草や 秋立つ日にも 生い茂る

雑草は本当に生命力が強い。

今年の夏のような酷暑にも耐え、猛然と葉や茎を伸ばしつづけている。

立秋を過ぎ晩夏となったこの頃もますます勢いを増している。



朝焼け

朝焼けや もやい解く手も 止まりけり

南房総の漁港に行ってきた。

朝早く着いて、丁度朝焼けの頃で、港の遠くが黄金色に輝いていた。

おもわずもやいを解く手を止めてその美しさに見入ってしまった。



夏の月

夕暮の 線香の香や 夏の月

夕暮がせまってきた。

涼しくなってきたので、少し散歩をすることにした。

近くのお寺から線香が薫り、夏の名残りの月が輝いていた。



九月

暑き日も 秋風そろり 九月かな

昔は九月といえば涼しさを感じられる時期であった。

それが、この頃はいつまでたっても暑い。

それでもふとした瞬間、秋風らしい涼しげな風が頬をなでる。

どこか九月。



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