
砥部焼の 水さしひとつ あがなえり
愛媛県松山市から南へ20分程下ると砥部町に至る。
砥部焼で有名な陶器の町で、各家の入口には大きな器が飾られている。
老舗の梅山窯を訪れ、迷ったすえに水差しをひとつ買うことにした。
株式会社ハンモック会長による、写真俳句ブログです。
砥部焼の 水さしひとつ あがなえり
愛媛県松山市から南へ20分程下ると砥部町に至る。
砥部焼で有名な陶器の町で、各家の入口には大きな器が飾られている。
老舗の梅山窯を訪れ、迷ったすえに水差しをひとつ買うことにした。
四万十市から国道56号線を高知に向かって走る。
山あり谷ありの変化に富んだ道路には、時々お遍路さんを見かける。
黒潮町から少し太平洋側に入ると漁港があった。
この漁港では、猫の群れが人気のない道を悠々と歩いていた。
宇和海や もやいが結ぶ くらしかな
豊後水道の愛媛県側は「宇和海」と呼ばれている。
南予の中心、宇和島から30分程車で走ると、入り組んだ美しいリアス式海岸に出る。
そこに住む人々は入り江を利用したマダイや真珠の養殖で暮らしを立てている。
桑の実の 青臭き味 四万十川
愛媛県から高知県に向かって広見川沿いの曲がりくねった道を一時間ほど走ると
最後の清流と言われる四万十川にぶつかる。
その合流地点は流れがゆるやかになり川幅も広くなっている。
いろいろな木々が重なり、魚や水鳥も豊富に住んでいる。
ふとかたわらの木を見ると桑の実がたくさんついていた。
口に含むと少し青臭いが甘い味がした。
いよいよ梅雨の季節が始まる。