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2021年8月アーカイブ

虫の音

虫の音

夜の街角を曲がれば虫集く

残暑はなかなか収まらないが、それでも夕方から夜になれば、

暑さもひと段落し時には涼しい風も吹いてくる。表通りから

角をまがって裏道に入るともう秋の虫たちが一斉に鳴いていた。



時計草

時計草

時計草思い出の日々購えり

ホームセンターで時計草という珍しい花を見かけて懐かしさのあまり

購入して毎日水やりをしている。多摩川のそばを散歩している途中で

ふと見かけた花でその不思議なかたちに驚いたものだ。



天高し

天高し

天高し風は微かに秋匂う

お盆を過ぎると暑さも峠を越して少ししのぎやすくなってきたようだ。

夕方ともなれば日陰が長くなり風には秋の匂いが混ざってくる。虫の声も

路地裏から聞こえてきた。



虹

豪雨来る虹はぶっとく真っ直ぐなり

先週は季節外れの豪雨に悩まされた。しかも、豪雨後には

今まで見たこともないような太くて垂直な虹が現れた。

ああ、温暖化。



新宿裏通り

新宿裏通り

勝手気ままに新宿裏通り

会社の裏は新大久保や歌舞伎町といった新宿の繁華街で、

一歩中に入るとそれこそ新宿裏通りといった風情にあふれている。

そしてそこでは、勝手気ままな自由と孤独が幅を利かせている。



朝の道

朝の道

朝の道また日差しジリジリ

不思議な梅雨第二弾の収まりと共にまた夏の日差しが戻ってきた。

朝の道を歩くと既に暑さが舞い戻り、ジリジリとあたまの先から足先まで

焼き尽くすようだ。



本棚

本棚

本棚は心の履歴夏の夜

眠られぬ夏の夜。何を読もうかと本棚を眺めまわす。並んでいる本たちは

私の心の遍歴、嗜好の歴史。ほとんどの作品を読んだ作家は夏目漱石、藤沢周平、

山本周五郎、ディックフランシス、

貴志祐介、池井戸潤など。さて、夏の夜にふさわしいミステリーを選ぼうか。



夏雨

夏雨

夏雨来る木槿が風に揺れている

豪雨に見舞われている地方には申し訳ないが、連日の暑さに苦しめられている

ところでは酷暑から救われた雨となった。暑さに強い木槿の花さえも生き返った

ような表情をみせている。



花落ちる

花落ちる

花一弁次々落とす暑さかな

この何週間かが暑さのピークであろうか。家の中で育てている

ライティアの白い花が一弁づつ落ちてゆく。水をやってもやっても

毎日落ちてゆく。暑い。



蝉時雨

蝉時雨

暑き日や生きているぞと蝉しぐれ

このジリジリする暑さの中で蝉の鳴き声のうるさいこと。

こんもり林のように木々の茂った所からひっきりなしに蝉の声が聞こえてくる。

一生懸命生きているという証明をしているようだ。



酷暑

酷暑

孤独なる淡き夢無き酷暑かな

このところの酷暑続きの東京は一人の孤独な老人にとって

最後の楽しみである自由という淡い幸せさえうばいさってしまう。

なにも考えることのできない酷暑。



眠れぬ夜

眠れぬ夜

眠られぬ孤独と自由夏の夜

この頃は夜中も25度を超す日も多く蒸し暑さが続く。冷房も一晩中つけると

朝起きたときにだるさが残り気分が悪い。一人で生活するのは自由気ままで

気楽なことも多いけれど一人の面倒くささや寂しさとも共存しなければならない。

禅語にいう「善悪不二」。「善も悪もない」。



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