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2023年1月アーカイブ

水仙

水仙

知らぬ間に咲いて散りゆくか水仙

明治通りの道端に水仙が咲いていた。気が付かなければ見過ごして

しまうような場所にひっそり咲いていた。生きるとはそのようなもの

かもしれないと感じてしまった。



寒波

寒波

「夏は、、、」とて夏が恋しい寒波かな

「夏は暑くて嫌だ。」「早く涼しくなってほしい。」などと夏の間は

暑さに文句が多い人も、この強烈な寒波に見舞われた途端に「夏は

良かった。」「夏が恋しい。」と考えてしまう。



若葉

若葉

水凍っても若葉萌黄色なり

東京には10年に一度の寒波が襲ってきた。凍るような寒さの中

通勤路にはフレッシュな萌黄色の若葉が萌え出た木々が目についた。

こんな寒さの中でも自然の営みは変わらぬものらしい。



高田馬場

高田馬場

駅前はどこか昭和の佇まい

高田馬場駅前はあまり再開発が進まない。バスロータリーやBIG BOXも

変わらないし、ビル群そのものもそうそう変わらない。そのためかどこか

昭和が残っている。



冬空

冬空

冬空拡がって淋しい

目白駅前から池袋方面を見ると驚くほど遮るものが無くて

空が視界いっぱいに広がっている。その空を見ていると

少し淋しくなる。



町中華

町中華

会話無き夫婦が過ごす町中華

時々訪れる好みの中華料理店がある。本当に町中華といった普通の

中華料理店で、美味しい料理と飾らない雰囲気が気に入っている。

この店には会話の少なくなった、それでも仲の良い夫婦が気楽に

晩御飯を食べにくる。



古酒

冬の夜心を満たす古酒ひと瓶

冬の夜心を満たす古酒ひと瓶

この冬アイリシュウィスキーがいつも傍らにある。18世紀から続く伝統の酒で

甘さや香りが他を圧している。冬の夜、そして眠れぬ夜は気持ちと体を満たして

くれる友達のような存在になってしまった



初時雨

初時雨

初時雨春の匂いを運び込み

久しぶりに雨が降った。今年初の雨だった。空気は水気を含み

柔らかな暖かさを伴った雨だった。そして微かに春の匂いがした。



宣教師館

宣教師館

洋館の主の想いは故郷の春

休日にふらりと宣教師館に立ち寄った。明治時代に日本に移り住み

布教活動に人生の多くを捧げた宣教師の住居は質素で飾り気がなく

往時の生活と夢をにじませていた。



蝋梅

蝋梅

蝋梅の花びら溶かす日差しかな

今日は3月半ばくらいの暖かい気温になるようだ。雲一つない青空から

降り注ぐ日差しはじっとしていると暑いほどで、満開の蝋梅の花びらが

溶けてしまうのではないかと心配になってしまう。



初春の空

初春の空

晴れ渡る初春の空哀しけり

今年のお正月はよく晴れた。雲一つない真っ青な空を

見ていると素晴らしい日だと思う反面、なんだか少し悲しくなってしまった。

人が少ないせいか、それともすべては限りがあるからなのか。



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