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2023年4月アーカイブ

薔薇の鉢

薔薇の鉢

芽吹きけり放り出したる薔薇の鉢

去年の秋に買ってきたミニ薔薇が2度花をつけたあと、元気がなくなり、

葉の成長も止まってしまった。どんどんしぼんで勢いがなくなった。これは

もうだめかと思い、ベランダに放り出しておいた。ところが、水も遣らない

鉢が一週間後になんと緑の新芽が芽吹いてきたのだ。生命力の強さかな。



曇り雲

曇り雲

春惜しむ 鷹取山まで 曇り雲

三寒四温を繰り返しながら今年の春も過ぎゆこうとしている。

今日は今にも雨が落ちてきそうな分厚い雨雲が遥か東京の境界まで

一面空を覆い尽くしていた。



花冷え

花冷え

花冷えの街の角にも春の花

今朝は急に寒くなった。そんな寒さの中でも春の花々は

都会の片隅にも花を咲かせ、春を楽しませてくれている。



春宵

春宵

心少し浮き立ちて春の宵

清少納言は「春はあけぼの」と言っているが、漢詩には「春宵一刻値千金」

とあるように、この時期の夕方は何にも代えがたい心を奪われる時間である。

爽やかな夜風、ウキウキする街の灯、赤提灯、懐かしい風情、ああ、春の宵。



光のどけき

光のどけき

しずかさや ひかりのどけき あきつしま

晴れ渡った空から柔らかな春の光が降り注いでいる。若葉から

光がこぼれて風にゆれている。日本国中静かに春を楽しんでいた。



薫風

薫風

薫風が四月に吹けりあきつしま

木々は緑が滴り始め、風は五月の薫風を思わせている。

日本国中確実にひと月早くなってしまったかのようだ。

これから日本の季節はどうなってしまうのだろう。



夏怖し

夏怖し

花の後すぐに夏の気配怖し

サクラが散った。いつもなら4月末頃に緑が濃くなっていく

欅の木々がもうすでに青々と緑のトンネルを形づくっている。

早くも夏の準備が整い始めているようだ。どんな夏になるのだろう。



春

春は雨 風と光 そして匂い

優しい雨が降ってきた。新緑が静かに濡れていった。風が吹いてきた。

少し冷たい風だった。雲間から光が差してきた。そして春の匂いが

広がった。



窓辺

窓辺

翳りゆく窓辺でひとり春を見る

春の夕暮れは寂しい。夕闇が迫る窓辺から移りゆく

景色を眺めていると妙に寂しさが募る。人はしょせん孤独の

中に生きて、孤独の中に死んでいくのかもしれない。



トラディスカンティア(むらさきつゆくさ)

露草の薄紫の朝に跳ぶ

トラディスカンディアという水耕の観葉植物を育て始めた。

薄紫にピンクがまじった葉の色がなんとも癒される色で、しかも

とても強い植物なので、アナザーワールドへの跳躍のサポートをしてくれそうな

気配が濃厚に漂ってくる。



花筏

花筏

花筏今年の春も過ぎゆけり

今年の桜は早かった。満開になった後は雨が続いて

花持ちは良かったが、それでも3月も末になると

散った花びらが筏となって神田川を流れていった。



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