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2018年1月アーカイブ

渋谷スクランブル交差点

人の群れ いや蟻の群れ 冬の街

今日は凍えるような寒さだった。

電車を降りて、渋谷のスクランブル交差点を見下ろすと、

人の群がまるで蟻の群のように黙々と歩いている。

あの歩く姿を見ていると、

人間社会もどこか蟻の社会に似たところがあるのかと考えさせられた。



カサブランカ

カサブランカ

冬陽差し カサブランカは 匂いけり

部屋に一歩入ると、強い百合の香が漂ってきた。

カサブランカに違いない。

冬の光が窓から差し込んで、白い花を輝かせていた。

暖房のきいた暖かい部屋には、カサブランカの匂いが痛いくらいだ。



残雪

残雪

残雪や 顔も強張る 風の音

日本上空に寒波が居坐って、気温が上昇しない。

月曜に降った雪は溶けないまま、道路にへばりついて、足元を危くする。

時折り吹く風は冷たく、顔を強張らせるばかりだ。



橙

だいだいは 生ったままなり 寒波くる

橙は食することはできるが、当節ははやらないらしい。

近くの家に橙の実が生ったまま、いつまでも残っている。

寒波がやってきて風が冷たい日には、橙も寒々しく感じられて、

いつまでもとられない不運をなげいているかのようだ。



初雪

初雪

初雪や 紅梅の花 咲きにけり

今日は東京で初雪が降った。

朝から冷たい風が吹き、鈍色の空から白い雪が落ちてきた。

そんな冷たい朝なのに、紅梅は既にいくつかの花をつけ、

一点の華やかさを演出していた。



地下トンネル

地下トンネル

初春の 海を目指して 地下トンネル

アクアラインの地下トンネルは長くて暗い。

どんどん地下にもぐっていくような錯覚に陥る。

圧迫されるようなプレッシャーの中、

いずれはトンネルを抜けて、初春の海が見られるはずと、

ひたすら車を走らせる。



七草粥

七草粥

七草に 昔を偲び 粥を

七草粥を食べた。

例年のことながら「これは何」「あれは何」と

現代の野菜名で七草を数えてあげて、口に運んだ。

粥も、七草のいいまわしも、どちらもノスタルジックな味がした。



お正月

お正月

津々浦々 うらうらうらと お正月

今年のお正月は天気も良く、気持のいいお正月だった。

駅までの道は光が差し、ぽかぽかと暖かく、

どこもかしこもうらうらと、ゆっくりと時が流れた。



海釣り

海釣り

朝ぼらけ 冬の海釣る 竿一本

朝早く冬の太平洋に船を進めた。

海のしぶきを浴びて沖へ沖へ向った。

朝焼けの空が遠くに見えはじめ、海に突き出した竿で、

まるで海そのものを釣ってしまうかのような錯覚に陥った。



寒桜

寒桜

祈る気のないやしろにも 寒桜

神社に祈る気はとうに失せているが、

年末年始には神社にとりあえず顔を出している。

そんな不心得者にも、

社の寒桜は春が近いことを知らせてくれるありがたいお告げなのか。