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2019年2月アーカイブ

東風

東風

東風こち吹きて 飛梅のこと なつかしむ

横町を少し暖かい東風が吹いていた。

その風の中に梅の香がかすかにまじり、思わず梅を捜してしまった。

そして、菅原道真の「飛梅」を思い出し、懐かしい気持にさせられた。



スクールバス

スクールバス

スクールバス 春の光と 青い影

早稲田大学行きのスクールバスが停車していた。

花壇の前の停車場にたたずむバスには春の光があふれ、

青春の青い影が長く伸びていた。



芽吹き

芽吹き

芽吹き待つ 枝にまとわる 冬の風

春は遠くないとは言え、裸木となった落葉樹の芽吹きはまだ先のようだ。

枝々にまとわりついているのは冷たい冬の風。

そんな冬の風にも少しずつ春の匂いがまじりつつある。



春雷

春雷

春雷や ふるさとの山河 雨の音する

晴れていた空が一面暗くなり、遠くで雷が鳴った。

空気は湿り気を帯び、雨が降り出しそうな気配が漂った。

春の雨はきっと柔かく、ふるさとの山や河を濡らすのだろう。

また春が近くなってきた。



ステーション

ステーション

寒き日に 終止符を打つ ステーション

今日は寒かった。終日寒さが続いた。身も心も縮こまるような一日だった。

そして自宅のもより駅に戻ってきた。ようやく寒い一日に終りを告げられる。

急ぎ足で家に戻ろう。



燦々

燦々

冬の太陽燦々 ビルさえ生き返る

寒い日が続いて全てが凍ってしまっていたが、

ようやく今日は太陽が顔を出してくれた。

燦々と光が満ち、冷たく凍えていたコンクリートのビルも生き返ったようだ。



偲ぶ

偲ぶ

友偲ぶ日や 夕映えの冬の空
友偲ぶ日や 彼の地 雪の嵐かな

10年前に親しい友だちが亡くなった。

あまり幸せとは言えない人生だったが、まっすぐ思いをつらぬいた生き方だった。

その友を偲ぶとき、東京はきれいな夕焼けの空だった。

そして友の住んでいた街は、寒波が襲っていた。



朝日

朝日

あかあかと 朝日あやしき 冬の風

今日の朝日は燃えるように赤い。

まるで火事のように広がり、気味が悪い程だ。

冷たい冬の風の中にあやしい冬の朝を演出していた。



冬の日曜日

冬の日曜日

半袖で 歩く真冬の 日曜日

このところ少し寒い日が続き、

アメリカ北部では記録的な寒さだというニュースが流れ、

温暖化はどこにいったのだろうと思っていた。

しかし、昨日の気温は真冬の寒さを吹き飛ばす暖い日曜で、

これからの気候を不安にさせる不吉な日曜日だった。



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