酷暑でも 少し秋めく 朝の風
毎日35度超えの異常な暑さが続いているが、そんな中にも
起き抜けの朝の窓から風が入ってきて、どこか秋を感じさせた。
株式会社ハンモック会長による、写真俳句ブログです。
酷暑でも 少し秋めく 朝の風
毎日35度超えの異常な暑さが続いているが、そんな中にも
起き抜けの朝の窓から風が入ってきて、どこか秋を感じさせた。
処暑なれど 終わりの見えぬ 酷暑かな
本当にいつまでも暑い。ひどく暑くて外に長くいられない。
寒い時期には早く春が来ればと思ったが、少々寒くても
この暑さよりはましかと、改めて思いなおしてしまう。
にわか雨 蒸し暑さ増す 酷暑かな
漸く東京に雨が降った。しかし、ほんのお湿り程度のにわか雨だった。
気温を少し下げたあと、また暑さがぶり返し、蒸し暑さを強めただけの
雨だった。本当にどうなっていくのだろう。
猛暑日が好きになる日や百日紅
この連続する猛暑日を歓迎する生物はいるのであろうか。
満開の花をつけ、生き生き輝いているのは濃いピンク色を身にまとった
百日紅かも知れない。どうやって、水分を補給しているのだろうか。
カナヘビが 卵二個生む 暑さかな
友人の家で捕まえたカナヘビが卵を二個生んだと写真を
送ってきた。関係はないかもしれないのに、「それほど
暑いんだ」と納得してしまった。
涼求め 鳩集まりぬ 風の宿
今年の夏は本当に暑い。日差しが槍のように鋭く痛い。
どういうわけか鳩がある家に集まってきている。理由は
分からないが、この家のどこかが涼しいに違いない。
頭上から 灼熱光と 蝉の声
暑さが止まらない。一歩外に出ると痛くなるような太陽の直射と
命を懸けた蝉の声が降りかかってくる。