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2013年12月アーカイブ

暮色

暮色

トラックも 暮れなずむ 年の暮

年の暮になると交通量が増え、渋滞が多くなる。

普段なら車で40~50分のところが、2時間以上かかったりする。

そして、陽が落ちるのが早くなる。

ハワイの水を運ぶ派手な色のトラックさえもいつの間にか濃い暮色に溶け出し、

見えにくくなってしまった。



スパイダーマン

スパイダーマン

年の瀬や 風に吹かれて 窓掃除

12月は大掃除の季節だ。

ビルの窓も一年に一度の大掃除で、きれいに磨かれる。

作業をする人は冬の風に吹かれて、寒いやらこわいやら。

年末に近くなればなる程、東京のスパイダーマンは活躍する。



冬囲い

冬囲い

東京も 雪の予感の 冬囲い

今年の冬は寒いらしい。

今週もずいぶん気温が下がって、箱根など山間部では雪が降った。

都内の公園も、東京では珍しい冬囲いを施して、雪に備えているところもでてきて、

雪国のような趣きをかもし出していた。



冬空

冬空

冬空や とどまりてはゆく 白い雲

冬空は澄み渡って涙がにじむほど青かった。

その青空に白い雲が、行きつ、止まりつ、そしてどこかに消えていってしまった。

あとには青い空だけが広がり、寂しさが募るばかりだった。



冬のプラタナス

冬のプラタナス

師走まで 緑残せり プラタナス

プラタナスは落葉樹である。プラタナスはきれいに紅葉することはない。

茶色く変色し、冬が来る前に葉を落としてしまう。

しかし、たまには緑を残したまま冬の風に揺れている

健気なプラタナスを発見したりする。

その葉はまだ瑞々みずみずしくさわやかでさえあるが、

同時に少し痛々しい感じもしてしまう。

あとどれくらい緑のままで頑張っていられるのだろう。



おみやげ

おみやげ

故郷が 南蛮菓子から 匂い立つ

おみやげをもらった。福岡県のお菓子であまりなじみのないものだった。

なにげなく裏の製造販売会社を見てみると、

そこには何と少年時代を過ごした町の名前があるではないか。

その町をでてから40年以上が経っているので、

そんな会社があるとは、全く知らなかったが、

その町の名前を見たとたん、少年時代の懐かしい風景がたちのぼってきた。



土手の道

土手の道

冬の朝 通いなれたる 土手の道

いよいよ冬の到来とともに、朝の通勤、通学が厳しい季節になってきた。

土手の上の道は、駅への近道ではあるが、川風が頬に痛いくらいだ。

それでもピンと張りつめた空気の中を、朝日をあびて、駅へ急いでいく。



師走(2013年)

師走

喧噪の 師走となりぬ 大ガード

12月になると、それだけで慌ただしい気持になってしまう。

街の様子は先月までと変るはずもないのに、

人の歩く姿もネオンの輝きさえも年の暮を意識しているかのようだ。

新宿の西口大ガードの近くでは、喧噪の12月の趣きを感じてしまった。



紅葉(2013年)

紅葉

もみじ葉や 朽ちて短き 秋を知る

秋は寂しい。

紅葉が終わりに近づくと、美しかった分だけ、寂しさが募る。

朝は遅くなり、夜は早くなる。気温は下がり、手足がかじかんでくる。

葉が朽ちて無くなってしまえば、もう冬だ。



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