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2022年10月アーカイブ

剪定

剪定

金木犀枝払われて街涼し

金木犀の季節が終わったころ、近くの家の金木犀の枝が払われて、

街並みが急に寂しくなった。剪定はいわば散髪のようなものだとは

思ってはいるが、秋の冷たい風が寒々しく感じられた。



秋の日

秋の日

秋の日傾きてため息ひとつ

「秋の日のヴィヨロンのため息の身に染みてひたぶるにうら悲し」

上田敏訳の「海潮音」の中の「落ち葉」の一節のようなうら悲しい

一日であった。



アジアンタム

アジアンタム

柔らかきアジアンタムに秋の風

アジアンタムを買ってきた。柔らかなフワフワの葉っぱがゆらゆら

心もとなく揺れている。寒さに弱いのか、冷たさを感じさせる秋の風が

窓から吹き込んでくると、身も世もないほど頼りなげに縮んでしまった。



秋の空

秋の空

空が青くて淋しい

澄んだ秋の空が楽しめる季節になった。少し季節の進み方が急すぎる気がするが

高くて青い空は気持ちが良い。一方、吸い込まれるような空を見ていると

なんだか淋しい気持ちになってしまう。青という色が孤独を意識させるのか。



秋しぐれ

秋しぐれ

秋しぐれ膝の痛みをいかにせん

秋雨前線が活発になると、決まって古傷が疼き出す。

時には歩くのがつらくなるほど痛み始める。

そのうえ、秋の雨は暗くて憂鬱になるほどだ。



菊

秋来ぬと目にもさやかに見えにけり

10月中旬から突然季節は変わってしまった。初秋を通り越して晩秋の

趣すら漂い始めた。昨日、毎日のように通っているジムの入口にかわいい菊の鉢植えが

置かれていた。体感以上に秋らしさを見せつけられた一瞬であった。



二胡

二胡

二胡嫋々たり心慰む

中国の二胡奏者を招いたオーケストラとの共演コンサートが開かれた。

二胡の響きは中国の歴史を奏で、日々の仕事にささくれた心を癒し、

秋の空と森を運んできた。



秋の雲

秋の雲

青空に白きを誇る秋の雲

いっぺんに冬の到来を思わせる気温の急降下など、相変わらず

の気候変動に振り回されるこの頃、久しぶりに秋の空が戻ってきた。

この青空と白い雲にはどうしても心が癒されてしまう。



新宿御苑

新宿御苑

秋の日や三々五々の御苑かな

近くで用を済ませた帰りに新宿御苑をのぞいてみた。秋の日が降り注ぎ

秋風が心地よくふきぬけていった。人々は集いあって公園の秋と四方山話を

楽しんでいた。



夏の終わり

夏の終わり

夏終わり穴の空きたる桜の葉

今年はなかなか夏が終わらなかった。いつまでも温度計は夏日を

指し、夕涼みとは縁のない暑さが続いた。ただ、桜の葉を透かして見ると

いたるところに穴が空き、季節の移り変わりを如実に示していた。



枯れ葉

枯れ葉

雨上がり桜の園の枯れ葉かな

秋が深まりつつある。台風が襲来し、秋雨の季節が始まり、

一雨ごとに気温が下がってゆく。夏の間中、緑滴る木陰を演出した

桜の園の芝生には、今日も枯れ葉が舞い落ちてくる。



秋の空

秋の空

寝転んだ僕の真上に秋の空

近くの公園を散策した。きれいに刈り揃えられた芝生の上に

寝転んで空を眺めた。秋の空はどこまでも高く、青く、白い雲を

悠然と浮かべていた。そして、時折吹く風が僕を桃源郷へ誘った。



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