散るを待つ

散るを待つ

咲ききって 静かに散るを 待つばかり

今年のさくらは早めに咲いた。しかも花冷えが続いて、いつもより長く咲いていた。

3月末の週末でも、満開のさくらを見ることができた。

その週末のさくらは、もういいというほど咲ききって、散るのを静かに待っていた。

曇り空の下で、風が吹けば、花吹雪となって散ってしまいそうに、

もう限界まで咲きつくしていた。

今年のさくらのように、咲き誇り、咲ききることができたらと、

少しうらやましく感じた。