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裏通りの柳

裏通りの柳

冬風が 柳を揺らす 春遠し

東京の裏通りに冬の冷たい風が吹き抜けて、寒々しい夜。

柳の枝や葉が冬の風に揺れて、なお寒さを感じる。

春風に揺れる柳は春の象徴なのに春はまだ遠い。



ガソリンスタンド

ガソリンスタンド

なつかしき スタンドの灯や 寒い夜

冬の夜は孤独で寂しい。

ふと目をあげると昔よく使ったガソリンスタンドが、

暖かそうな灯を点している。

そのスタンドの灯を見ながら、寒い冬だなとつぶやいてみた。



冬の空

冬の空

冬の空 青はてしなく ひとりきり

澄んだ冬の空がもどってきた。

お正月の東京は静かで少しものうい。

冬の空を眺めていると、青い色がどこまでも続き、

宇宙のはてまで青いのではないかと疑ってしまう。

冬の空もひとりきりで寂しそうに見えるが、

見ている私自身まで、ひとりきりのような気分に襲われる。



山茶花

山茶花

駅裏の 山茶花白く 匂いけり

西武新宿線の高田馬場駅の裏はさびれた通りだ。

表通り程人通りも多くないし、食べ物屋も少ない。

そんなわびしい駅裏の壁ぞいに山茶花が咲いている。

白い見事な山茶花で、一瞬見とれてしまう。

さびれた通りだからこそかえって目立つのかもしれない。



アボカド

アボカド

芽を吹いた アボカド愛でる 年の暮

アボカドを食べたあと、種を水につけておいたら、芽がでてきた。

そのうち茎が育ち、みるみる伸びて、葉もつけ始めた。

大きくなったアボカドを植木鉢に植えかえて、水をやり、陽にあてていると、

なんだか愛着が湧いてきて、アボカドの成長が一つの楽しみになってきた。



大銀杏

大銀杏

散り際も 美しきかな 大銀杏

東京には銀杏並木が多い。そして大きな気も多い。

銀杏は黄金色の散り際が美しい。

今日は大きな銀杏の木が黄金色の葉を美しく散らす様に見惚れていた。



バス停

ゆず

バスを待つ おもいおもいの 師走かな

師走はそれぞれの想いが交叉する月だ。

忙しかったり、悲しかったり、楽しかったり、

人それぞれ年末に向けて何かをしようとする。

バス停でバスを待つ人も、去来する思いを胸に秘めている。



ゆず

ゆず

鍋料理 隣家のゆずに 手を伸ばし

隣の家のゆずが黄色く、たわわにみのっていた。

12月に入って急にゆずらしくなったような気がする。

今年も変らず実をつけたゆずを見ると、鍋料理の季節がきたなぁと実感を覚える。



木枯し

木枯し

木枯しや ぼんやりともる 街灯まちあかり

12月は木枯しの季節だ。特に夜の風は身にしみる。

そんな夜に居酒屋や食べ物屋の灯が見えかくれすると、

ほっとしてあたたかい気分になる。



山茶花(12月9日)

山茶花

陽のあたる 山茶花朽ちて 時を知る

駐輪場の先に山茶花が咲いていた。

この花の咲く季節かと思っていたら、もう花が落ちはじめていた。

陽あたりの良い場所で成長が早すぎたのか。

時の早さをあらためて知らされた日であった。