IT資産管理ツール・情報資産管理ソフト『AssetView』

KNT-CTホールディングス株式会社

KNT-CTホールディングス株式会社

社内のIT資産を「見える化」
コンプライアンスの遵守とセキュリティレベルの向上を実現

interview KNT-CTホールディングス株式会社

Date 2022 . 05 . 23

KNT-CTホールディングスは、個人旅行から団体旅行まで幅広く取り扱う「近畿日本ツーリスト株式会社」と、 250万世帯の会員を持ちシニア世代から高い支持を受ける「クラブツーリズム」をグループに持つ企業です。 企業法人向けサービスは、同社の礎である修学旅行をはじめとした各種団体旅行、また旅行のみならず各種イベント運営なども手掛けています。 個人向け商品は、Web販売を中心に、近年は「旅のアバターコンシェルジュ」といったオンラインサービスにも注力しています。

目的

  • PCやソフトウェア、ライセンスの全社一括管理

課題

  • PCライフサイクルマネジメントへの対応

効果

  • 全社のPCを一括管理でき業務効率が向上
  • 旧式の社内ITインフラの刷新につながりセキュリティレベルが向上

Interviewed
インタビューをした方

高見 友美

IT企画部 部長

小柳 哲雄

IT企画部

山口 健一

IT企画部

Background
導入の背景

KNT-CTホールディングス株式会社 インタビュー写真

グループ全社でIT資産を統制するツールが必要だった

企業から個人まで、行き先も目的も様々な旅を広く扱うKNT-CTホールディングス株式会社。顧客情報は基幹システムで統制していたものの、業務で使用するPCやソフトウェア、ライセンスの管理に課題を抱えていました。2014年にAssetViewを導入する以前の状況をIT企画部の小柳 哲雄氏に伺いました。

小柳氏

当時は各拠点で個別にPCの購入をしたり、ソフトウェアやライセンスを導入するという方法を取っていました。この状況ではどの拠点に何台のPCがあるのか、どんなソフトウェアやライセンスが入っているのか把握することができず、ライセンス監査の際などにも対応できません。グループ全社でIT資産を統制するツールが必要とされていました。

資産管理として「PCライフサイクルマネジメント」を取り入れたいと考えていた

当時はWindowsXPのサポート終了が社会的に大きな話題となっていた頃でした。同社では社内のOSの入れ替えと、グループ全体のIT資産の統制を同時に行いたいと考えていました。IT資産管理製品の導入で目指していたことについて、IT企画部部長の高見 友美氏は以下のように語っています。

高見氏

当社ではIT資産管理を統制する上で、『PCライフサイクルマネジメント』の実現を目指していました。これは、PC本体およびソフトウェアライセンスなど、PC関連の資産をすべて一連のサイクルとして回そうというもので、導入する資産管理ソフトはその計画を実現できる必要がありました。

Choice
選択の理由

KNT-CTホールディングス株式会社 インタビュー写真

50以上のチェック項目から徹底的に比較した結果の AssetView 選定

社内のPCを数年サイクルで計画的に入れ替えていくことで、PC・ソフトウェア・ライセンスを最新の状態に保ち、コンプライアンス遵守やIT資産管理費用の平準化に繋がるPC-LCM。その実現のため、IT資産管理ソフトに求める要件も厳しかったといいます。

高見氏

資産管理はゴールではなくスタートだという考えの元、導入後の課題についても重視していました。例えば、PC内の情報をリアルタイムで収集し、資産管理台帳と連携できることやソフトウェアのライセンスが適正に管理できること、さらには、情報セキュリティ対策の展開を一元管理できること、など課題としていることはたくさんありました。
製品選定のために作成したチェックリストは、導入当時6,000台以上の資産をカバーできる、柔軟な拡張性を持つ、クラウド環境に対応している、操作がかんたんで使いやすい、など、機能面や利用環境など50項目以上にもおよび、相当細かい仕様の中身にまで踏み込みました。各製品のそれぞれの強みと弱みを比較検討し、社内でじっくりと討論しました。 単純に資産管理に対する課題を解決できることは言うまでもなく、その先を見据えたソフトウェアライセンス管理や資産管理台帳との連携、セキュリティ対策、さらに導入スケジュールや予算に合致しているかを総合的に検討した上で、当社にとって AssetView が最適であると判断しました。

Effect
導入効果

KNT-CTホールディングス株式会社 インタビュー写真

5600台のPCを一括管理。多機能かつ段階導入できる点が魅力

同社では現在全国約300拠点5600台でAssetViewを導入し、IT資産管理のためのハードウェア情報や、アプリケーション情報の取得を主目的として利用しています。

小柳氏

当社ではWSUS*を利用していません。かわりにAssetViewのPC更新管理の機能を使って、クラウドでWindowsのアップデートを行っています。このほか、USB機器のデバイス制御や、PCの各種設定変更によるファイル配布、PC起動・シャットダウンログによる勤怠情報の連携などにもAssetViewを活用しています。
また、当社は東京オリンピック2020の公式スポンサーだったのですが、公式スポンサーとして求められる高いセキュリティレベルに対応するため、事故調査対応のためのPC操作ログ管理やアーカイブ機能も追加導入しています。様々な機能が用意されており、目的に応じて選択導入できる点がAssetViewの魅力だと思います。

*WSUS:Windowsアップデートのデータをローカルにダウンロードし、複数のデバイスへのインストール管理を可能にするMicrosoft提供のソフトウェア

社内、協力会社との連携が円滑

小柳氏

当社ではPCの調達・導入・故障などの対応・処分などを協力会社に依頼し、4年サイクルでPCを入れ替えていくことで、IT資産の適性管理や統制を図っています。
現場の社員側としても新品のPCを購入して自分たちでセットアップするのではなく、基本的なソフトウェアが既にダウンロードされて、会社の基幹システムやネットワークにすぐ繋がる状態のPCが届くため、利便性が良くなりました。
また、IT資産管理には私たちIT企画部だけでなく、PCの調達などを行う協力会社も関わっています。協力会社の資産台帳とも連携することができ、円滑に運用できることもAssetViewのメリットです。

KNT-CTホールディングス株式会社 インタビュー写真
KNT-CTホールディングス株式会社 インタビュー写真

Future
今後の展開

KNT-CTホールディングス株式会社

社会情勢の変化に対応。古い社内インフラを刷新していく

同社ではITを活用したサービスに注力しています。日本の各地域の専門知識を有するアバターが旅行相談に乗ってくれる「旅のアバターコンシェルジュ」など、店頭へ来訪することなく旅を楽しめるオンラインサービスを展開しています。

小柳氏

コロナ以前は接客重視で、お客様に来店いただくスタイルが主体でした。しかし、コロナ禍に入り、システムに投資してWeb化を進める重要性が増しています。社員の在宅勤務も積極的に取り入れています。
当社はITインフラ構築が2000年代初頭と、旅行業界の中でも早い方でした。インフラ整備からおよそ20年が経過し、旧化して現代のシステムにマッチしない部分が出てきています。利便性の高いインターネットサービスを活用していくためには、大容量通信やクラウドに対応し、ゼロトラストの考え方に基づき、引き続きITに対する投資が必要だと考えています。

KNT-CTホールディングス株式会社

KNT-CTホールディングス株式会社

https://www.kntcthd.co.jp/

設立: 1947年(昭和22年)5月26日

資本金:8,041百万円 (2021年3月31日付)

業種:旅行業

社員数:5,451名(2021年3月31日付、グループ会社合計)

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