IT資産管理ツール・情報資産管理ソフト『AssetView』

株式会社エン・コンシェル

株式会社エン・コンシェル

創業から6年で管理PCが12倍に急増。
コールセンターの事業成長をセキュリティ面から支えるAssetView

interview 株式会社エン・コンシェル

Date 2022 . 11 . 21

2015年創業、医薬品や健康食品、美容関連商材に関しての注文や相談対応を行うインバウンド業務、新規顧客開拓や休眠顧客の掘り起こしなどを行うアウトバウンド業務、多様なチャネルからの注文に対応するフルフィルメント業務など、コールセンターとして多岐に渡るサービスを展開する株式会社エン・コンシェル。薬剤師や登録販売者などの専門性の高い有資格者も多数在籍しており、高い専門性とホスピタリティーを兼ね備えたサービスを展開しています。

目的

  • 手動でのIT資産管理からの脱却
  • WEBフィルタリングなどコールセンター特有のセキュリティ対策

課題

  • 事業成長に応じたセキュリティ機能の導入

効果

  • 全国8拠点、約600台のPCを効率的に統合管理
  • システム面から情報漏洩を未然に防止

Interviewed
インタビューをした方

井村 俊介

IT推進本部 本部長

Background
導入の背景

株式会社エン・コンシェル イメージ写真

コールセンター特有のセキュリティ課題を解決するため、Webフィルタリングが必要だった

TVショッピングや新聞広告など、健康食品や美容関連商材に関するご注文やご相談対応を行うコールセンター「エン・コンシェル」。2015年の創業以来、右肩上がりに事業拡大を続けており、拠点の増加やオペレーターの急増に伴うシステムの強化が急務となっていました。同社のIT推進本部長の井村 俊介氏にお話を伺いました。

井村氏

当社では業務上、お客様の個人情報を大量に扱うため、個人情報を適切に保護している企業の認証であるプライバシーマーク認証(Pマーク認証)を取得しています。Pマーク認証の審査基準は非常に厳しく、情報漏洩のリスクに対して物理面・システム面、外部攻撃・内部不正など、あらゆる角度から高い水準で配慮する必要があります。
しかしオペレーターがクライアントのECサイトに情報を打ち込んだり、商品の関連情報を検索しながら応対する場合があるため、オンライン回線自体をシャットアウトすることはできませんし、オペレーターのITリテラシーにもばらつきがあります。気づかないうちにマルウェア感染を招いてしまった等の事態を防ぐためにも、Webフィルタリングを導入したいと考えていました。

事業規模の拡大とオペレーターの増加に伴い、PCの管理体制にも課題があった

さらに事業拠点とオペレーターの増加にともない、PCの数も2015年当時の50台から、2021年には600台にまで急増。PCの運用管理にも課題を抱えていました。

井村氏

当時はセキュリティ設定を1台1台、手作業で設定していました。作業自体も煩雑でしたし、スタッフの誤操作でセキュリティ設定が変更されかねないリスクもありました。管理側の負担軽減のためにも、リスク管理のためにも、新たなセキュリティシステムの構築が求められていました。

Choice
選択の理由

エン・コンシェル機能拡張イメージ

事業成長に合わせて必要な機能を選択導入できる

元々はWebフィルタリング機能に特化したセキュリティ製品を探していた同社。しかし数社を比較検討するうちに、AssetViewの多機能かつ単機能から導入できる自由度の高さに大きなメリットを感じたといいます。

井村氏

PCが数十台の会社と数千台ある企業では、必要とする機能が異なります。事業規模の変化に合わせて必要な機能を段階的に追加していける点が、導入の決め手となりました。またAssetViewの担当営業が密に連携をとってくださったので、導入も非常にスムーズでした。情報セキュリティは目に見えない部分も多いため上申が難しいこともありますが、AssetViewの担当営業は、経営層が納得できるようにわかりやすく社内にも説明をしてくれました。

Effect
導入効果

エン・コンシェル運用イメージ

個人情報漏洩リスクに、システムで対応できる安心感

現在はWebフィルタリングの他に、アプリケーション配布、PC操作ログ管理、デバイス制御機能を活用している同社。AssetView導入以前はウイルス感染を防ぐために、USBの差し込み口を「物理的に塞ぐ」といった対策をとっていましたが、万が一のトラブルをシステムで未然に防げるようになりました。

井村氏

たとえUSBを差し込んでしまっても、エラーとなり接続できないよう設定しているため、より高い水準でセキュリティ対策ができるようになりました。また、Webサイトへのアクセスに関して当社ではブラックリスト方式をとっており、業務に必要のないサイトには接続できないように予め設定しています。誤操作によるマルウェア感染や情報漏洩リスクを排除でき、安心感があります。

少人数でも全拠点のIT資産管理に対応できる

同社は2022年現在、東京・大阪・奈良・広島に合計8ヶ所の拠点を持っており、合計600台におよぶPCを数名で管理しています。

井村氏

事業拠点の拡大に合わせてPCの台数が増えたり、拠点間でPCの移動が発生する場合があります。移動後にPCがきちんと動作しているか、IPアドレスが変更されているか等を管理画面上ですぐに把握でき、助かっています。スタッフからの報告を待っているだけでなく、管理側から先回りしてアプローチすることが可能になりました。

Future
今後の展開

株式会社エン・コンシェル 拠点写真

全国に拠点を広げたい

同社では今後さらに拠点を増加させていく方針です。

井村氏

現在は東京・大阪・奈良・広島に拠点を持っていますが、新しい拠点の進出計画も進んでおり、今後さらにスタッフの数やPCの数が増えていくと思うので、AssetViewのIT資産管理機能についても導入を検討しているところです。

ビジネスの成長やセキュリティ課題に合わせて、必要な機能をその都度補いながら運用できる点がAssetViewの強みです。 同社の右肩上がりの事業成長を、AssetViewは今後もセキュリティ面から支えます。

株式会社エン・コンシェル

株式会社エン・コンシェル

https://en-c.co.jp/

設立: 2015年10月15日

資本金:5,000万円

業種:コンタクトセンターの構築運営、テレマーケティング業務、各種業務のアウトソーシング

社員数:676名(2022年2月21日現在)

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