IT資産管理ツール・情報資産管理ソフト『AssetView』

企画部 情報システム課<br>主席主査 山崎 兼人様<br>主席主査 工藤 寿範様

大仙市役所様

情報漏洩リスクの低減、 業務効率アップを両立。
事故発生時に原因追究ができ、 市民に対する説明責任を果たすことも可能に

interview 大仙市役所様

Date 2012 . 06 . 18

大仙市は、秋田県南東部に位置する市で、2005年に大曲市と周辺7町村が合併して誕生した。同市は、日本三大花火競技大会の1つで規模、権威ともに日本一の花火大会「全国花火競技大会」を初めとして、毎月花火の打ち上げが催されていることでも有名である。
大仙市では、2011年ハンモックの AssetView PLATINUM を導入。その経緯と効果について、企画部 情報システム課 主席主査 山崎兼人様と主席主査 工藤寿範様にお聞きした。

Interviewed
インタビューをした方

山崎 兼人

企画部 情報システム課 主席主査

工藤 寿範

企画部 情報システム課 主席主査

導入の目的:情報資産可視化とセキュリティ対策のため AssetView PLATINUM を導入

どのような目的で導入されたのですか。

大仙市で利用しているPCとソフトウェアの管理、セキュリティ対策、各PCの操作記録、リモート操作のために1,300ライセンス導入しました。
市役所は市民の個人情報を大量に扱っているため、情報漏洩事故を防止し、万が一の場合にきちんと説明できる体制作りが必要です。IT資産管理ソフトウェアを利用することで、その実現が容易になりますが、従来使っていた大手メーカーのIT資産管理ソフトウェアは、クライアント端末から収集できる情報が限定されていました。一部の管理はエクセルで行わなければならないなど、一体的に管理を行うためには、私たちにとって求める方向が違っていることを肌で感じていました。これまでのIT資産管理サーバーリプレースを機に、IT資産管理ソフトウェアも入れ替えることにしました。

選定の要件:容易にPCの統合管理でき、統計表などのレポートが柔軟に作れること

製品選定の要件を教えてください。

1.PCやソフトウェアの資産情報を簡単に統合管理できること
2.ポップアップおよびメールで異常があればアラートをすぐに通知できること
3.必要な項目についてレポートを柔軟に作成できること
4.導入する管理機と現在のクライアント端末の双方のライセンスが含まれること
5.並行利用期間に既存IT資産管理ソフトウェア間で干渉をおこさないこと


これらの条件で選定を進めていましたが、その時には全てを満たす製品がありませんでした。

製品選定の要件を教えてください。

他社製品にほぼ決まっていた頃、リコージャパンから AssetView PLATINUM を紹介され、デモを行ってもらいました。
AssetView PLATINUM は、干渉問題も発生せず全ての条件を満たしており、しかも、自動で既存のIT資産管理ソフトウェアをアンインストールし、AssetView PLATINUM をインストールする機能がありました。また、ハンモックは、実際のネットワークの中の実機を用いたテスト環境で、すべての要件を満たすことを見せて証明してくれたので、すぐに AssetView PLATINUM を選定製品に含めました。

導入のプロセス:10日間で1,300台すべての職員PCに導入完了

導入はどのように進めましたか。

AssetView PLATINUM の機能を使用するためには、職員のPCへクライアントモジュールをインストールする必要があります。導入ベンダーのリコージャパンが、職員が気づかないうちにサイレントインストールでほぼ完了させてくれていたので、私たちは実機を確認するだけで済み、作業は非常にスムーズに進みました。
一般的にシステムの導入は台数が多くなると大変になりますが、AssetView PLATINUM は10日間で1,300台全ての導入・確認を完了することができました。

リモートインストーラーやActive Directoryの機能利用により、短期間での導入・展開を実現

また、資産管理の効率もアップしました。例えば、リモート操作により不要なソフトウェアを、現地に赴くことなく情報システム課で削除することもでき、実数調査も報告漏れがないかのチェックで済んでいます。

導入効果:情報漏洩リスクの低減と業務効率のアップを両立

導入効果について教えてください。

AssetView PLATINUM を導入したことで、①情報漏洩リスクの低減、②事故発生時の説明責任、③効率的な資産管理の3つの面で効果がでています。
不正な操作に対してはすぐに対応でき、好ましくないソフトウェアの管理が厳密にできるようになったので、情報漏洩リスクは大幅に低減したと言えます。あるPCでウイルスの侵入が発覚した際に、AssetView PLATINUM の操作ログを確認することでUSBメモリを利用していたことが分かり、すぐにその原因を突き止めることができました。
次に、各PCのソフトウェア登録情報や操作ログを自動で収集できるので、予防措置として事故発生時に原因追究ができ、市民に対する説明責任を果たすことが可能になりました。

USBデバイス名やシリアルナンバーによる検索で利用状況を素早く確認

また、資産管理の効率もアップしました。例えば、リモート操作により不要なソフトウェアを、現地に赴くことなく情報システム課で削除することもでき、実数調査も報告漏れがないかのチェックで済んでいます。

ハンモックの対応:問い合わせに対するレスポンスが早く、代替の提案もある

ハンモックの対応はいかがでしたか。

問い合わせに対するレスポンスが早く、また本市のあるべき姿への提案もしてくれるので助かります。他のメーカーの例では1~2週間、返答に時間がかかるところもありますが、ハンモックは質問に対し迅速に対応していただき、必要なとき、必要な情報を補足してもらえるので、サポートが非常に良いと感じています。
例えば導入後に本市のプリンターの適正配置のための調査方法を提案してくれました。プリンター毎、また設置場所や職員1人あたりにおける印刷枚数などをレポート化する提案をもらい、プリンターの適正な配置が可能となりました。これについては従来からの課題でしたが、ハンモックの提案はとても助かりました。

評価、今後の展開:情報収集量が多いのに軽快。今後はデバイスの制御も視野に

PLATINUM の評価について教えてください。

従来の製品と比べ収集する情報量が多いのに、短時間で必要な情報を抽出できるので感心しています。蓄積されたログの量に対して、想定しているスピードより軽快に動きます。
次に、マクロメーション機能があるので、管理者としては助かります。例えば、インストールするPCのOSのバージョンを自動判定して、ボタン1つでサイレントインストールができるので、手がかかりません。

管理者のPC操作を録画・マクロ化し、クライアントPCで再現できるマクロメーション

今後、どのような取り組みをしていく予定ですか。

想定したPC本体のセキュリティ対策は今回でほぼ完了したと考えており、本市の課題の一つであるセキュリティ対策として今後はデバイスの制御も行う予定です。

大仙市役所

大仙市役所

https://www.city.daisen.lg.jp/

PR:大仙市は、平成17年3月に8市町村が合併して誕生した自然豊かな農業都市です。面積は866.67平方キロメートルのうち、田畑が4分の1を占め、平成16年度米収穫量は秋田県第1位でした。古くからの交通の要衝だったこともあり、史跡、寺社などが多く、秋田県内で唯一の国宝「線刻千手観音等鏡像」が豊川字観音堂に保管されています。平成18年から「人が活き 人が集う 夢のある田園交流都市」を掲げ、総合的かつ計画的な行政運営に取り組んでいます。

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