IT資産管理ツール・情報資産管理ソフト『AssetView』

株式会社 京王百貨店

株式会社 京王百貨店

20年間の継続利用
百貨店の情報インフラを支えるAssetView

interview 株式会社 京王百貨店

Date 2022 . 07 . 25

株式会社京王百貨店は1964年の開店より「人のよろこびを大切に」を基本理念とし、新宿店・聖蹟桜ヶ丘店のほか、ららぽーと新三郷店・セレオ八王子店・昭島モリタウン店・キラリナ京王吉祥寺店・トリエ京王調布店・サテライト橋本店のサテライト店を合わせ計8店舗を展開しています。1966年から続いている「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」など名物イベントを定期開催。年代を問わずに多くの人が訪れる百貨店として親しまれています。

目的

  • 社内のIT資産管理の簡便化

課題

  • データベース管理システムを利用して資産管理を行っており、業務効率に課題があった

効果

  • PCの稼働状況を把握し、IT資産管理を効率化
  • ウイルス検知などに際した確認作業に、操作ログを活用
  • カスタマイズが容易で、担当内の情報共有が円滑になった

Interviewed
インタビューをした方

松井 貴

経営企画室 情報管理・運営担当

楠瀬 祐子

経営企画室 情報管理・運営担当

Background
導入の背景

株式会社 京王百貨店

「人海戦術」だったIT資産管理の効率化を目指して導入

京王百貨店は1964年に開業し、年代を問わず多くの人が足を運ぶデパートとして、新宿の街とともに発展してきました。業務にもいち早くPCを取り入れており、2002年には全社で600台ものPCを運用していたといいます。同社経営企画室の松井 貴氏と楠瀬 祐子氏にお話を伺いました。

松井氏

当時は今よりPCの台数自体は少なかったものの、どこに何台PCがあるのか確認する作業が非常に煩雑になっていました。情報システム部に所属するほとんどの社員を動員して、PCを1台1台回り、どのようなソフトがインストールされているか確認する作業を実施していたと聞いています。また、それまで使用していた管理ツールはIT資産管理専門のソフトでなかったため、使いにくさがあったようです。現地へ直接行かなくても、少人数で管理できるIT資産管理専用のソフトウェアを求めて、2002年に導入したのがAssetViewでした。

Choice
選択の理由

株式会社 京王百貨店 インタビュー写真

20年間、「使いこなす」工夫を続けてきた

2002年当時はPCのスペックが低く、CPUに負荷をかけないクライアント型で導入できたことがAssetView選択の決め手になりました。導入から20年間、他社製品を導入することなくAssetViewを使い続けてきた理由として、両氏は「多彩な機能を使いこなす」舵取りがあったと語ります。

松井氏

AssetViewの機能は多岐に渡ります。情報収集の一環として他社製品を検討したこともありましたが、それよりも、AssetViewの機能を最大限使いこなしていきたいと考えていました。

楠瀬氏

AssetViewは時勢に合わせて定期的に新機能もリリースされるため、今後もビジネスの成長に応じて取り入れていきたいと考えています。

Effect
導入効果

株式会社 京王百貨店 インタビュー写真

IT資産管理機能をメインに、管理PCごとにさまざまな機能を利用

同社では内部の事務作業はもちろんのこと、さまざまな場所にPCが配備されており、本社・店舗・物流センターなど33拠点1300台でAssetViewを利用しています。(※取材当時)

松井氏

AssetViewはIT資産管理機能をメインに、アプリケーション配布、デバイス管理、PC操作ログなどで利用しています。問い合わせがあった際に、それぞれの機能を利用し、問題解決に活用しています。

楠瀬氏

お中元・お歳暮を承るギフトセンターなど、特定の用途で1年のうち数ヶ月しか使われないPCもあります。他にも退職者や異動があると、稼働していないPCがどうしても出てきます。AssetViewのIT資産管理機能で稼働状況をチェックし、使っていないものがあればその部署に問い合わせをし、回収して、予備機に回すといった措置が取れるため、効率的にPCを運用できるようになっています。
また、操作ログ管理機能も頻繁に使っております。特に、以前ウイルス対策ソフトの入れ替えを行った際に、ウイルスの誤検知が頻発したことがありました。確認作業でこのログ管理機能がとても役立ちました。

カスタマイズで使いやすく。部内の情報共有でデータの整合性の向上を実感

AssetViewを使いこなす工夫として、松井氏は「部内での共有」と「カスタマイズ」を挙げます。

松井氏

以前はAssetViewの業務を1人ないし2人の担当者のみで行っていました。現在は担当内で情報を共有し、メンバーの意見を聞きながらカスタマイズを行っています。AssetViewは専門的な知識がなくても、カスタマイズを容易にできるのが魅力です。IT資産管理にある『ユーザー追加列』に社内資産管理番号、拠点、フロア、使用部署などのオリジナル項目を追加して利用しています。担当者全員で同じツールを使う状態を作ったことで、ルール化ができ、更新頻度も上がって、データの整合性が高まったと感じています。

株式会社 京王百貨店 インタビュー写真
株式会社 京王百貨店 インタビュー写真

Future
今後の展開

株式会社 京王百貨店 インタビュー写真

テレワークなど、外部持ち出しPCの対策を進めたい

20年間使い続けている同社にとって、情報インフラのような存在となっているAssetView。今後はリモートワークやPCの社外持ち出しができる環境整備にも取り組みたいと松井氏は意気込みます。

松井氏

現在は社内の一部のPC端末でのみテレワークを実施できる状態です。外商部門などがPCを外部に持ち出す際も、現在はリモートデスクトップのような形で、PC自体にデータを持たせず表示のみ可能な形で隔離して持ち出すようにしています。 将来的にはテレワークなどPCの外部持ち出しを可能にする環境を整えていきたいと考えており、社内システムに社外からアクセスする際のセキュリティや、紛失・盗難時の対策、ルール整備を進めているところです。テレワーク環境に即したAssetViewの機能導入も前向きに検討していきたいです。

株式会社 京王百貨店 インタビュー写真
株式会社 京王百貨店 インタビュー写真

※撮影時のみマスクを外して撮影を実施しています

株式会社 京王百貨店

株式会社 京王百貨店

https://www.keionet.com/

設立: 1961年3月10日

資本金:100百万円

業種:百貨店業

社員数:835名 【2021年4月16日現在】

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