IT資産管理ツール・情報資産管理ソフト『AssetView』

株式会社 IDホールディングス

株式会社 IDホールディングス

海外含む、グループ全社で活用。
PCの持ち出しやテレワークでも堅牢な社内ITを確立

interview 株式会社 IDホールディングス

Date 2022 . 08 . 22

IDホールディングスは、金融・公益・航空など幅広い業種のお客様へ、1969年の創業以来50年以上にわたり、ITシステム運用やシステム開発、ITインフラを中心とした幅広いITサービスを提供しているIDグループを統括するホールディングカンパニーです。マルチクラウドサービス「ID-Cross」、セキュリティサービス「ID-Ashura」、リモート作業支援スマートグラス「IDEye」など、IT分野でオリジナルブランドのサービスを多数展開。25年にわたり蓄積してきたサイバーセキュリティのノウハウと、長年のIT運用や開発における経験を組み合わせ、お客様の課題を解決し続けています。

目的

  • 全19拠点のクライアントPCの統合管理

課題

  • 必要な機能ごとに別々のツールを利用しており、管理負担が大きかった
  • インベントリ・ライセンス管理を手動で行っており、手間がかかっていた
  • USB使用の承認プロセスが煩雑だった

効果

  • 必要な機能が1つの画面で管理でき、業務効率が向上
  • 配布機能を用いたキッティング・デバイス制御によるUSB承認手続きの手間を削減
  • Windows大型アップデート対応の効率化
  • PC操作ログ管理による情報漏洩の防止

Interviewed
インタビューをした方

浅井 俊祐

ITデジタル部 部長

照井 富士雄

ITデジタル部 次長

安藤 英信

ITデジタル部

Background
導入の背景

株式会社 IDホールディングス

人力での資産管理にセキュリティ面で懸念があった

リモートワークやサテライトオフィスといった新しい働き方が注目される一方で、情報の不正な持ち出しや個人情報入りUSBデバイスの紛失がニュースで大きく報じられるなど、PCやUSBデバイスの社外持ち出しには入念なセキュリティ対策が必須の時代です。 社員が客先常駐という形を取ることも多いシステム開発・運用会社においては、PCの社外持ち出しを織り込んだ上でのIT資産管理や漏洩対策が不可欠です。IT業界で50年もの歴史を誇るIDホールディングスがAssetViewの導入を考えたのも、年々高まるセキュリティ課題があってのことでした。同社ITデジタル部の浅井 俊祐氏、照井 富士雄氏、安藤 英信氏にお話を伺いました。

安藤氏

当社では各社員にPCの管理者権限を与えず、ソフトの無断インストールが一切できない形にしています。またファイルも基本的にはデスクトップ上におかず、全てサーバー上で管理し、万が一PCの盗難や紛失があっても情報漏洩に至らないような対策を講じていました。
ただ、IT資産やライセンスは基本的に人力で管理していたのです。資産管理はExcel台帳で管理し、アプリケーションについては年2回アプリケーション一覧を各人が取得してITデジタル部に送付するようにしていました。管理者の省力化およびセキュリティ強化のため、IT資産の統合管理ができる製品を探すことになりました。

USBデバイスの制御

同社で特に煩雑になっていたのが、USBデバイス使用許可の申請プロセスです。

安藤氏

当社では基本的に、社員がUSBを使用できない設定にしています。USBを使用したい場合は、許可を申請してもらい、端末毎に作業担当者がログインして直接設定を変更する形をとっていました。しかし、個々にUSBのデバイス制御を設定する手間がかかるなど、承認から実際の使用に至るまでのプロセスが非常に煩雑という課題がありました。

株式会社 IDホールディングス  インタビュー写真
株式会社 IDホールディングス  インタビュー写真

Choice
選択の理由

株式会社 IDホールディングス インタビュー写真

社内からの紹介により導入

照井氏

AssetViewを知ったきっかけは、自社社員からの紹介でした。

同社の傘下にある株式会社インフォメーション・ディベロプメントはAssetViewの販売代理店でもあります。社員からの紹介という安心感に加え、現場が求めていたデバイス制御やIT資産管理といった機能が1つのソフトウェアで統合管理できることに魅力を感じ、AssetView導入を決定したといいます。

照井氏

AssetViewの機能を精査するうち、要望には元々入っていなかったPC操作ログ管理機能が非常に有用だと感じました。以前は他社製品を導入していたのですが、機能が限定的で、ファイルサーバーへのアクセスログしか取得できませんでした。AssetViewであれば、クライアントPC操作に関するさまざまなログを詳細に取得できることに驚きました。

Effect
導入効果

株式会社 IDホールディングス  インタビュー写真

海外含む19拠点で利用

同社では2016年よりAssetViewを利用しており、中国・シンガポール・アメリカ・ミャンマーにある海外拠点を含む19拠点2300台で使用しています。

照井氏

海外拠点も含め、本社から出荷するPCには全てAssetViewを導入しています。特に、社外持ち出し用PCを中心にWebフィルタリング機能を、本社管理のPCにはPC更新管理機能を追加導入して統制しています。
海外での利用においても、USBデバイス制御やPC操作ログ管理など、問題なく動作しています。海外に持っていくPCほどログが取れていないという状況があったため、重宝しています。

USBデバイス制御が遠隔で可能になった

同社で特に活用されているのが、ファイル配布機能、デバイス制御、PC更新管理機能です。

安藤氏

USBを制御するのに、AssetViewを導入するまでは各PCを一台一台回り、デバイスマネージャーから制限をかける措置を行っていました。AssetView導入後は、遠隔地からでも管理コンソール上で配布機能を使ってかんたんにセットできるようになり、USB使用申請があった際もデバイス制御機能を使ってすぐに設定できるようになりました。
またWindowsの大型アップデートの際、PC更新管理機能を活用しています。大型アップデートの際は、古いPCだと3〜4時間かかることもしばしばです。ただ日中では業務に支障をきたしますし、夜間に行うにしても、人が介入すると時間がかかってしまいます。WSUSで時間を設定して行うのは無理がありました。AssetViewのPC更新管理機能を使って夜間にアップデート行うことで、作業効率が格段にアップし助かっています。

Future
今後の展開

株式会社 IDホールディングス  インタビュー写真

安全かつ便利な社内ネットワークの構築にAssetViewを活用したい

同社では5割以上の社員がテレワークを実施。もともと客先常駐が多かったためにPCを持ち出せる環境整備が整っており、高いテレワーク実施率を実現しています。今後はさらなるテレワーク環境の整備を進めていく方針です。

安藤氏

ゼロトラストネットワークという言葉も出てきていますが、今後は社内ネットワーク内だけでの管理に限定できない体制になると考えます。テレワークもその一例ですが、社内の閉じたネットワークからだけでなく、インターネット側からもログを収集できる運用が求められるようになるでしょう。管理ツールとして継続的にAssetViewを利用し、セキュリティを担保できる体制を整えていく予定です。

同社は創業52年、セキュリティサービスを担い始めて25年になる老舗企業としてのプライドをかけ、今後も安心安全な社内ITを確立していきます。

株式会社 IDホールディングス  インタビュー写真
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株式会社 IDホールディングス 

株式会社 IDホールディングス

https://www.idnet-hd.co.jp/

設立: 1969年(昭和44年) 10月20日

資本金:5億 9,234万円(発行済株式総数:18,066,453株)

業種:ソフトウェア開発、システム運営管理、ITインフラ、サイバーセキュリティ等

社員数:2,441名 (連結)

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