情シスの業務効率化、セキュリティ向上に貢献。
業界トップの総合美容商社を支えるAssetView

interview　株式会社ガモウ

Date 2023 . 12 . 06

株式会社ガモウは、2027年に創業100周年を迎える総合美容商社のリーディングカンパニーです。「ヘアサロンのパートナーとして質の高いサービスを提供し美容業界に貢献する企業」という企業理念のもと、美容師の夢や目標の実現をサポートし、美容業界全体の発展に貢献しています。「オラプレックス」を初め海外の人気美容商品を専売するほか、全国に23ある拠点にはスタジオを併設し、著名な美容師を招いてセミナーを開くなど、美容師の教育や育成にも力を入れています。

目的

IT資産の効率的な管理
更新管理を徹底してセキュリティリスクを低減
ヘルプデスク業務の円滑化

課題

保有PCが500台を超えExcelでのPC管理が限界に
全てのPCの更新をリモート&手動で行っていたため担当者の負担が増大
共通パスワードの使用や更新の遅れによるセキュリティリスク
ヘルプデスク業務がスムーズに行なえていなかった

効果

保有PCの状況が一目で分かるようになり管理が容易に
更新管理の手間が大幅に軽減されセキュリティ性も向上
リモートでの社内サポートが向上し、管理コストも軽減

Interviewed
インタビューをした方

中村達朗様

情報システム部　部長

田村伸幸様

情報システム部　主任

Background
導入の背景

会社の成長に伴い保有するPCが増え、ソフトなし、ExcelのみでのIT資産管理が限界に

AssetViewを導入する前は、資産管理ソフトを使用していなかった同社。PCの管理もExcelで行っていました。しかし、事業拡大に伴い拠点数と従業員数が増え、保有するPCが大幅に増加したことで、管理負担が情報システム担当者にのしかかってきたと言います。

田村氏

たとえばウイルス対策ソフトの入れ替えが必要な時は、情報システム部の担当者が一台一台手動で対応していました。当時、300台以上のPCに対して、リモート接続でソフトのダウンロード・インストールと各種調整を行っていましたが、作業時間は一台につき約20分かかっていました。AssetViewの使用経験から、PCが100台を超える現場では、資産管理ソフトを導入すべきだと思います。

更新管理の苦肉の策しかしセキュリティリスクが課題

情報システム部を特に悩ませたのが、Windowsアップデートだったと言います。朝一番に社員が一斉にアップデートを始めると、サーバーに負荷がかかって業務に支障をきたすほどでした。なるべく負荷を避けるため、最新版にアップデートするのではなく、2ヶ月後、3ヶ月後とグループを作って、段階的に更新を行うという苦肉の策をとっていたそうです。

中村氏

担当者の負担だけでなく、更新の遅延によるセキュリティリスクも社内で問題視されていたため、Windowsの更新管理のためにWSUSの導入が決定しました。しかし、WSUSだけでは管理が困難であると判断し、資産管理ソフトの導入も同時に行うこととなりました。

Choice
選択の理由

使いやすいExcelライクなUIが選定の決め手に

WSUSとの併用で効率化を実現できる資産管理ソフトの選定にあたり、3社の製品を比較検討した同社。田村氏は試用を徹底的に行い、実際の使用感を確認したといいます。

田村氏

5ヶ月間の試用期間を経て、AssetViewを選びました。Excelライクなインターフェースで、直感的に使いやすいところが魅力でした。

中村氏

セキュリティ上、何か問題が発生した際のログ管理が必要となり、AssetViewのスタンダードパックの導入が決定しました。必要十分な機能と、担当の田村の『一番使いやすい』という声を反映しました。

Effect
導入効果

Windowsアップデートを初めソフトウェアの更新管理が簡便に

同社では、AssetViewの導入後、Windowsアップデートを中心に各種ソフトの更新管理が大幅に効率化できたと言います。更新の集中によるサーバー負荷で他の業務に影響を及ぼすといった問題も解消されました。WSUSだけでは不十分だった部分をAssetViewで補完し、その相乗効果により業務の効率化を実現しています。

田村氏

WSUSでは、配布はできてもインストールはユーザー側で操作が必要であったり、各端末の状況が可視化できなかったりなど、管理のしやすさの面で課題がありました。その点AssetViewでは、更新が未完了のPCが一目で確認でき、Excelのように並び替えて状況が把握しやすいので、アップデートを急ぐよう指示を出すなど、管理がスムーズに行えるようになりました。

管理工数を大幅削減　PCの一人一台配布が可能に

IT資産の管理負担が軽減し、セキュリティ対策も充実したことで、デジタルリソースの増強を決断した同社。AssetView導入後、150台のPCを一気に拡充する、従業員一人一台のPC配布に踏み切り、業務拡大に対応したと言います。

田村氏

従来のような手動での管理ではなくなったため、PC追加の対応にかかる工数を削減できました。管理負担が軽減したことで、セキュリティ対策など本当に必要な業務に注力できるようになりました。

リモートアクセスが容易になりヘルプデスク業務が円滑に

同社の情報システム部は、社内のヘルプデスクの役割も担っており、PCトラブルや操作に関する質問といった各拠点からの問い合わせに対応しています。AssetView導入前は、遠隔操作にWindows標準のリモートコントロールを使用していましたが、操作性が良いとはいえず、少なからずストレスを抱えていたそうです。

田村氏

これまでの端末の遠隔操作は、ITリテラシーが決して高いとは言えない環境で、相手の操作が必要だったり、パスワードの確認が必要だったりと、骨の折れる作業でした。AssetView RCの活用により、そうした面倒もなくワンクリックで遠隔操作ができますので、お互いのストレスや無駄な時間を解消することができています。