導入の背景

庁内で利用するクライアントPCのセキュリティパッチや各種利用するソフトウェアのアップデートに時間と手間がかかり長年苦労していました。そういった背景の中で、マイクロソフト社からライセンス調査の依頼が入りました。 ライセンス管理を正確に実施するには、期間や手間を考えると人海戦術で行うのは難しかったためIT資産管理ツールを導入することに決めました。検討段階では、数多くの製品が有り迷いましたが、結果的には AssetView に決めました。理由としては、アプリケーションやファイルの配布操作が他社に比べて分かりやすく、細かな設定が柔軟にできる点、複雑なライセンス管理もシンプルに管理ができる点です。他社製品はどうも分かりづらく導入後、使いこなす自信がありませんでした。インターフェースが見やすい製品はいくつもあるのですが AssetView の場合、表面的なところだけではなく、随所にわたって細かく計算されて作られていることが分かりました。そこが最後の選定理由になりました。

導入後の効果

クライアントPCのアップデートにかかる工数が減りとても助かっています。アップデートを実施する際、OSや環境にあわせてアップデートの成功条件をつけることができます。アップデートの実施タイミングで何らか理由があってアップデートが失敗するようなクライアントPCに対しても繰り返しアップデートを試みることができます。こういった運用を考慮した成功率をあげる仕組みなどで、ほぼ99％の確立でアップデートが成功できるようになりました。工数削減が目に見える形で効果が表れているので導入して本当によかったと思っています。