株式会社サッポロドラッグストアー 様
interview 株式会社サッポロドラッグストアー
Date 2024 . 05 . 23
サッポロドラッグストアーの創業は1972年。"北海道の「いつも」を楽しく"をコンセプトに、ドラッグストアや調剤薬局を運営。2024年3月現在で、北海道を中心に約200店舗を展開しています。「モノを売る」だけの小売から、「地域に関わるあらゆるヒト、モノ、コトをつなぎ、未来を豊かにする地域コネクティッドビジネス」へと進化を続けています。
目的
課題
効果
大橋 元太 様
業務システム部
北海道を中心にドラッグストアや調剤薬局を運営するサッポロドラッグストアーでは、2024年3月現在で店舗数は200を超え、管理するPCの台数も1000台を超えています。それまで使用していたIT資産管理ソフトでは、管理負担が大きく、業務効率化が困難だったといいます。
大橋氏
従来のIT資産管理ソフトでは、リモート操作機能やセキュリティ対策に別製品が必要で、管理が煩雑になっていました。そこで、1製品で一元管理できるソフトウェアへの見直しを検討し始めました。
大橋氏
また、Windows更新ではWSUSを利用していましたが、資産管理ソフトとWSUSの双方の管理コンソールを行き来して作業する必要があり、非常に不便でした。
同社では、情報収集を行い、複数の製品をピックアップ。その後、展示会への参加を通じて、各製品の機能や使用感について検討を重ねたそうです。
大橋氏
AssetViewはリモート操作機能が標準搭載されているため、エージェントの導入が不要でした。さらに、リモート操作機能だけでなく、セキュリティ対策やPC更新管理など、資産管理に関連する課題を1つの製品で対応でき、管理工数やコストの削減につながる点が決め手となりました。
AssetViewの導入により、同社では効率的なIT資産管理を実現し、管理負担を大幅に軽減しています。
大橋氏
以前は、業務ごとに異なる管理コンソールを確認・操作する必要があり、作業負荷がかかっていました。AssetViewの導入により、1つのコンソールでIT資産管理にまつわる多様な業務を一元管理できるため、引き継ぎ時の説明などもスムーズに行え、利便性の向上を実感しています。
大橋氏
また、Windows更新についても、AssetViewのPC更新管理機能を活用することで、柔軟な更新スケジュールの設定や、適用状況や進捗を簡単に確認できるようになりました。
同社では、コロナ禍によるテレワークの推進や店舗数の増加に伴うセキュリティリスクの増大にも対応するため、2023年にオンプレミス版「AssetView」からクラウド版「AssetView CLOUD」へと移行しました。
大橋氏
以前は、社外からのアクセスに対応するため外部接続用のサーバーを設けていました。クラウド版への移行は、テレワークへのセキュリティ対策に加えて、サーバーの撤廃による管理工数の軽減を目的としていました。
大橋氏
テレワーク中の従業員を含む操作ログをリアルタイムで取得できるようになり、万一のインシデント発生時にも即座に対応できる体制が構築できました。さらに、クラウド版への移行によって、社内のサーバー環境をシンプルに再構築し、脆弱性の排除にも効果がありました。
AssetViewの活用で、それまで抱えていたIT資産管理やセキュリティ面での課題をクリアした同社。今後も、従業員の働き方やインターネット上の新たな脅威に関して情報収集を続け、柔軟に対応する方針を示しています。
大橋氏
技術の進歩に伴い、リスクはさらに多様化することが予想されます。AssetViewの拡張性の高さは大きな利点ですので、今後も時代やニーズに応じた機能を導入していきたいですね。
北海道を拠点に、小売業だけでなく、様々な地域をつなぐ多岐にわたる取り組みを展開しているサッポロドラッグストアー。雇用の促進や従業員満足度の向上のため、業務効率化とセキュリティ性の向上のさらなる推進にAssetViewが役立てられています。
創業:1972(昭和47)年
設立:1983(昭和58)年
資本金:1億円
事業内容:地域医療対応型ドラッグストアチェーンの営業、運営