導入の背景

Active Directory環境では数多くのセキュリティポリシー、制限の設定を行っており、社内のプログラム開発環境のPCでは開発ツールに影響があるという声がありActive Directoryで管理することを諦めている端末がありました。セキュリティ上最低限適用したいWindows Update、IEのセキュリティ設定、前回ログオンしたユーザの非表示設定、スクリーンセーバーロックがかかる時間の変更設定などのポリシーをどのように適用させ、漏れなく設定されているかを確認するべきかを検討していました。このような情報はレジストリを変更することでをコントロールできるという事が分かったのでレジストリの設定を変更でき、変更を把握でき継続的にチェックしていけるようなツールを探していたのがきっかけです。

導入後の効果

Active Directoryに参加していないPCも、最低限実施したいセキュリティ設定をコントロールできるようになりました。設定が元に戻されてしまった際も、定期的に自動でチェックして変更があった場合には、自動で高セキュリティな設定に変更するといった方法によってセキュリティ上のリスクをさげることができました。利用者の端末によっては自動で設定されるのは困るというケースがあったため利用者側の任意のタイミングで高セキュリティの設定に変更する。といった運用も一部できました。