AssetView Pでは、クライアントPCではなくAssetView Pサーバーが更新プログラムを自動で取得するため、更新プログラム取得によるネットワークの負荷を抑えることが可能です。
また、AssetView Cloudをご利用いただく場合は、社内ネットワーク内にオンプレミスのサーバーが不要で、インターネット接続してくるクライアント端末を管理対象にすることが可能です。
取得した更新プログラムとハンモックから提供する独自の配信パターン、クライアント端末から取得するインベントリを突き合わせて、更新プログラムの適用対象を自動で判別することが可能です。​

専門知識が無くても利用可能な分かりやすい設定画面で、様々な条件を指定しながら配信を行うことが可能です。​
配信して終わりではなく、正しく適用されたか、また適用失敗した場合の原因究明・対策までの一連の業務を実施していただけます。​​

WSUSでは対応できないOffice製品の更新管理や、1日に複数回更新されるWindows Defenderの定義ファイルについても、AssetView Pが定義ファイルを取得し、各クライアントPCにタイミングコントロールしながら配信することが可能です。

比較表	AssetView P	WSUS
利用環境 （ActiveDirectoryの必要性）	なくても利用可能	ない環境では利用不可
パッチの管理方法	累積されたプログラム（QU/FU）単位で 管理できるため分かりやすい	プログラム（KB単位）の 管理のため分かりにくい
端末状況の可視化	機能更新・品質更新の適用状況が一覧で把握可能​	どのPCにどの機能更新が適用されているか 一覧化できないため分かりにくい
実行スケジュール	実行時間や実行時の条件等、詳細かつ柔軟か管理が可能	実行スケジュールを指定しても 実際にいつ適用されるか分からない​
ネットワーク 負荷分散	中継機にクライアントOSを指定できるため、 追加コストが不要	中継機はサーバーOSである必要があるため、 コストがかかる
実行エラー 対策	管理者権限不要でトラブルシューティングツールを クライアントPCで実行可能	できない
Microsoft 365、 Office 2019/2021 /2024の更新 *	インストールバージョンの把握、 更新プログラム適用を実施可能​	できない
サードパーティー製 パッチの管理​	Adobe、Mozilla、Google、 Oracle（JREのみ）の パッチも自動取得、簡単操作で適用可能	できない
管理サーバー	サーバー1台で統合管理が可能	IT資産管理とWSUSを別サーバー 管理のためコストがかかる
管理コンソール	1画面でスムーズな管理が可能	IT資産管理とWSUSを別画面で 管理するため非効率
問い合わせ窓口	問い合わせ先を一本化可能	IT資産管理とWSUSの問い合わせ先が 別になるため非効率

*Office 2019/2021/2024の更新：ClickToRun型のOffice2019/2021/2024のみが管理対象となります。

WSUSでは管理できないMicrosoft 365を含めたOffice製品の更新管理も可能です。
各端末のOfficeアプリが自動更新してしまい、他アプリとの不整合による業務支障が発生しないように、検証端末で最新バージョンの検証を行い、従業員が利用している端末では一つ前のバージョンを適用するなど、柔軟に配信バージョンや対象端末、ネットワーク負荷分散した配信を実現します。

柔軟な配信を実現するために、以下を指定可能です​。
①配信対象のアプリの指定​
②配信バージョンの指定​
③配信タイミングの指定​
④配信時の条件の指定​

※配信対象の端末指定やネットワーク負荷分散分散の設定も可能です。​

※サーバー構成についてはお客様のご利用環境（オンプレミス／AssetView CLOUD）や管理端末台数によって異なります。詳細は営業までお問い合わせください。