危険な正規アプリ対策
アプリケーション配布「AssetView D」は、
クライアントPCへのファイルの配布やアプリケーションのインストール、アップデートや環境設定の変更などを、スクリプトを用いず、GUIでのタスク作成のみで実現します。
専門スキルや知識は不要でご利用いただけるため、学習コストをかけずに作業効率アップにつながります。
また、ネットワーク負荷軽減の仕組みも設けているため、業務支障を出さずに、配信業務を行えます。
社内の業務用アプリケーションのバージョンを統一したり、緊急性が高いセキュリティパッチなどのプログラムを定期的に
インストールすることでクライアントPCのトラブルを未然に防ぐことができます。
また、アプリケーションの自動インストールだけでなく、各クライアントPCの環境設定の変更も可能です。
管理者は、クライアントPC を回らずに一括したポリシーを適用させることができます。
専門的な知識や操作は不要のウィザード形式で、インストールや環境設定のタスクを作成できます。
配信専用グループの作成、端末のネットワーク接続状況(Wi-Fi、VPN)に応じた実行回避、コマンド実行時の管理者権限代行や成功条件の指定など、柔軟な実行条件の設定を組むことが可能です。
対象PCの指定
アプリケーション配布(ファイル配布)を実施する端末の条件をさまざまな項目で指定可能です。
クライアントPCのネットワーク状況に応じた実行回避
タスク実行時にクライアントPCのネットワーク接続状態をチェックしてタスクを実行もしくは中止の判断をさせることが可能です。
PCのネットワーク接続状態については以下の2つの条件を選択できます。
管理者代行
管理者権限でしか実行できないアプリケーションのンストールなどをユーザーに意識させずに実行可能です。
クライアントPCのユーザーに管理者用パスワードを教えることが不要になりますので、セキュリティ対策にも有効です。
成功条件設定
成功条件は、以下の種別から任意の条件を設定することができます。 成功条件を複数指定した場合は、指定した条件を全て満たしている場合のみ『成功』と判定されます。
タスクランチャー
インストールや環境設定を強制的に実行するだけではなく、クライアントPCを使うユーザーの、任意のタイミングでインストールを実行することが可能です。
マクロメーションは、アプリケーションのインストールや環境設定変更実行を管理者の画面で操作するだけで、条件を記録し、クライアントPC 側で再現できる機能です。クライアントPC の環境設定にも活用できます。
マクロメーションを使えば、ほとんどのアプリケーションのインストールを自動化できます。
ネットワーク回線が細い環境でも、ネットワーク負荷を抑えつつ、クライアントPCへのファイルやアプリケーションの配布を行うことが可能です。
ファイル伝播の流れ
ファイル伝播状況の把握
クライアントごとの視点、ファイルごとの視点で状況把握可能です。
ダウンロード自動再開(レジューム)機能
クライアントPCの省電力設定が適用されるなど、ダウンロード中に何らかの原因で通信が中断しても、
次回通信時にはダウンロードの途中から再開します。
しかもレジューム機能は、クライアント間の通信でも有効ですのでセグメント内のネットワーク負荷をあげることなく、
システム管理者の手を煩わせることもなく確実にファイル配布が行えます。
管理コンソール上にてファイルの伝播やキャッシュ状況の把握
クライアントごとの視点、ファイルごとの視点で状況把握が可能です。
状況にあわせてシステム管理者側から該当クライアントに対してマルチキャスト機能だけを停止、
キャッシュ削除等の操作が可能です。
ハッシュキー チェックによるファイルの正常性対応
ダウンロード後、キャッシュしたファイルとサーバーにある配布ファイルのハッシュ値を比較。
違っている場合は、ダウンロードを再開し正常なファイル入手を行います。
ダウンロード中にファイル破損した場合の対策や、システム管理者の誤操作によりファイル対象を設定後すぐに変更した場合等、 ファイルの正常性を担保するのに有効です。
管理コンソールでの集中管理
クライアント側の動作ログはサーバーで一元管理。
システム管理者はログから状況を把握し、アクションを行うことができます。
拠点間の通信障害時にも対応可能
回線が細い拠点や拠点間障害時等に対して、大容量のファイルを配布したい場合、
サーバー・クライアント間の通信をメディア等で代用する運用が可能です。