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ダイコー株式会社 様

創業70周年に向けてDXを推進
ホットプロファイル導入が先駆けの取り組みに

Interviewダイコー株式会社

Date 2025 . 02. 06

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創業67年目を迎えるダイコー株式会社(以下、ダイコー)は、エレベーターの設計、制作、設置、保守まで一貫して行っています。自動車用や荷物用のエレベーターを中心に、エスカレーター、立体駐車場、ターンテーブルなどを扱っています。北海道から沖縄まで全国に拠点を持ち、取引相手は設計事務所、官公庁、ゼネコン、管理会社、ビルのオーナー、商社など多岐にわたります。「余韻の残る」ような満足感を提供すべく、品質・サービスの向上に努めている同社。3年後の創業70周年に向けて、DXを積極的に取り入れて業務改善を推進しています。

ホットプロファイル シンボル

目的

  • ・DX推進による業務効率化と働き方改革
  • ・全社の営業活動履歴を集約した顧客情報の一元化
  • ・見込み案件情報と施工管理(ガントチャート)の連動
ホットプロファイル シンボル

課題

  • ・必要性は感じつつも営業DXに着手できていない
  • ・顧客情報の管理が属人的で人脈を有効活用できていない
  • ・ガントチャートの生成に時間を要する、また施工リソースに基づく案件コントロールができていない
ホットプロファイル シンボル

効果

  • ・伝統を重んじ過ぎる風土から能動的な改善を志向する文化へ変革
  • ・工数なく営業情報の集約を実現し、会社の資産である人脈によるビジネスチャンスの創出
  • ・ガントチャート生成の効率化、需要と供給バランスの最適化に向けたファーストステップ

Interviewed

  • インタビューした方 アイコン
    営業本部 マネージャー

    脇坂 章太

導入の背景

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名刺は紙で各自が管理 顧客情報を一元管理できる仕組みが欲しかった

ダイコーでは、さらなる優良企業への変革を目指し、2012年に10年計画を立案。その一環として営業活動の業務効率化が求められていました。そこで、名刺ファイルやケースといったアナログな手法での保管により、顧客情報の管理や情報共有に課題があったため、顧客情報をデータで一元管理できる名刺管理ツール導入を検討しました。
「展望として、お客様の課題やアプローチ状況など、お客様に関する情報をひと目で分かる顧客カルテの作成を目指しています。そのためにも、営業データを可視化できるツールの導入を検討し始めました」(脇坂氏)
「新たなツールの導入にあたり、現場の作業工数が増えてしまう懸念がありましたが、実際に導入してみると、名刺情報の管理がかなり楽になった、という声をよく耳にします。これまで直接メンバーから声が上がることはありませんでしたが、管理に対する煩雑さは課題として抱えていたのだと思います」(脇坂氏)

選択の理由

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重視したのは信頼性 大手企業への導入実績が後押しに

名刺管理ツールの選定を開始した同社。他社と比較検討する中で、ホットプロファイルの、名刺管理だけではなく報告・商談情報の一元管理などSFA機能も備えている拡張性の高さと、それらを1製品で実現できるコストパフォーマンスの良さが評価されました。選定の条件として、性能や価格はもちろん重視しましたが、加えてベンダー企業の信頼性も評価のポイントになったといいます。
「非常にシンプルな理由ですが、業界内の大手企業や、お付き合いのあるお客様への導入実績があることを知り、それなら間違いないだろうと導入を決定しました。機能や価格の比較も徹底的に行いましたが、最後に背中を押してくれるのはそういった口コミや実績になりますね」(脇坂氏)



ホットプロファイルとは?

導入効果

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社内の人脈を有効活用でき関係構築が容易に 他部署でもホットプロファイルを利用したいとの声

ダイコーの営業部には新設営業と保守営業の2部門があり、今回ホットプロファイルを導入したのは新設営業部門で、北海道から沖縄まで全国約35名が利用しています。ホットプロファイル導入後、拠点を超えた情報共有が実現し、人脈を会社資産として活用できるようになったといいます。
「札幌営業所のメンバーがホットプロファイルで新たに接点を持ちたい企業を検索したところ、既に東京本社のメンバーが接点を持っていることが分かり、担当者同士で話をつないで関係構築ができました。各自で名刺を管理していた頃には実現しなかったお客様との繋がり方ですので、今後ホットプロファイルの活用が進むにつれて、こうした繋がりが増えていくことを期待しています」(脇坂氏)
移動や転勤もあるなかで、地域の枠を超えて人と人のつながりを可視化する。ダイコーの目指す顧客カルテの第一歩に、ホットプロファイルが一助となっています。その効果が実を結び、他部署からも利用したいと声が上がっているといいます。
「営業部門から異動したメンバーから、異動先の部署でもホットプロファイルを利用したいという声がありました。工事管理を行う異動先では、ゼネコンの担当者と名刺交換する機会が多く、プロジェクトが終わっても再びご一緒する機会も頻繁にあり、人脈が重視されています。そのため、名刺情報や過去のやりとりを一元管理できるホットプロファイルに期待が寄せられています」(脇坂氏)

利用促進チームを発足し、各拠点にリーダーを起用

       

ダイコーでは、ホットプロファイルの利用促進のため、専任チームを発足しました。
「ホットプロファイルを推進する若手リーダーを東北・北海道、関東、関西中部、九州の各ブロックから任命しました。本社から一律で利用に関する指示を出すより、普段一緒に仕事をしている仲間内から情報共有することで、それぞれの現場に即した運用ができますし、現場の声を吸収しやすいというメリットもあります。ホットプロファイルは名刺管理を起点として様々な営業活動で活用できますので、自発性や能動性を重視したいという狙いもありました。その体制は現在も継続しています」(脇坂氏)
「導入に際しては、ハンモック社の営業担当の方から運用方法のレクチャーを受け、自社向けに変更してスムーズかつ効果的に運用できるよう、各ブロックのリーダーと協議し、マニュアルを作成しました」(脇坂氏)

今後の展開

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将来的にはガントチャート生成にカスタムレポート機能を活用したい

ダイコーでは、ホットプロファイルで蓄積したデータを自社の運用に合わせたレポートとして出力ができる「カスタムレポート機能」を活用して、後続のシステムに営業データを連携し、さらなる業務効率化を目指しているといいます。
「現在は生成システムの構築段階で実現には至っていませんが、将来的にはホットプロファイルに顧客情報や商談情報を登録するだけで、後続の生成システムと連携し、自動で施工管理のガントチャートが生成できる運用を実現したいと考えています」(脇坂氏)

カスタムレポートx.png

創業70周年に向け、ホットプロファイル導入を端緒に、新たな事業成長へ

ダイコーは3年後に創業70周年を迎えます。伝統を重んじ、人と人のつながりを大切にする同社だからこそ、単純作業はツールを使って簡略化し、各メンバーが本来の業務に注力できる体制を整えたいと考えています。
「伝統を重視する社風や業界の空気感がありますが、だからこそ、営業の効率化や従業員の働き方改善のために積極的にDXに取り組むことに意義があります。今回のホットプロファイル導入は、その先駆けとなる取り組みでした。システムの力を借りることで業務効率も生産性も向上させ、これからも新しいことにどんどんチャレンジしていきたいです」(脇坂氏)

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ダイコー株式会社

ダイコー株式会社

http://www.daiko-s.co.jp/

設立  : 1958年10月8日

所在地 : 東京都港区芝大門1-1-1

資本金 : 185,095,200円

業種  : エレベーター・カーリフト、エスカレーター、機械式立体駐車場装置、階段昇降機、ターンテーブルの販売・設計・製作・施工・保守。バイオマス・エネルギー発電事業

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