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PC管理、セキュリティ対策コラム - Vol.46

Windows 10 LTSBとは?基礎知識や課題、問題点と解決方法について

Windows 10 LTSBを利用しているけれど、このまま使い続けて良いのだろうか。またはLTSBを使っているけれど詳細がわからす知りたいとお悩みではありませんか。

今回は、Windows 10 LTSBに関する基礎知識や課題、問題点と解決方法についてご紹介します。

Windows 10 LTSBに関する基礎知識

Security

はじめにWindows 10 LTSBに関する基礎知識を抑えておきましょう。

Windows 10 LTSBとは

Windows 10 LTSBのLTSBとは「Long Term Service Branch」の略称です。Windows 10 LTSBを簡単に説明すると、基本的には機能更新を行わないモデルだと言えます。同時にサポート期間も10年となっており、リリース間隔は2年~3年なのが特徴です。

例えば、Windows 10に医療機関の業務システムや銀行のATM、もしくはPOSなどを組み込む場合、アップデートやアップグレードによる不具合でパソコンが頻繁に使えなくなるようだと、それこそ命的な問題となる恐れがあります。しかしWindows 10 LTSBであれば、更新間隔が長く、セキュリティや修正プログラムのみが更新されるので、不具合が起きにくくなることを期待されているということです。

LTSBとLTSCの違い

LTSCとは「Long Term Servicing Channel」であり、LTSBの名称を変更したものです。基本的にはLTSBとLTSCは同じものと考えて間違いありません。しかし、リリース日によってLTSBと呼ばれているか、LTSCと呼ばれているかの差程度であはりますが、リリース日からのサポート期間10年という点は大きく異なるので注意しましょう。

例えば、一番初期のLTSBの場合、ちょうど2025年がサポート期限となり、日本のDXの推進における2025年の崖問題に直撃していることがわかります。言い換えれば、もっとも古いLTSBを利用しているのであれば、2025年までに何らかの措置を取らなければ、サポートを受けられないOSを使い続けることになります。

Windows 10 LTSBの課題や問題点

次にWindows 10 LTSBの課題や問題点についてご説明します。

プロセッサや各種機器との互換性の問題

Windows 10 LTSBの大きな課題や問題のひとつが、サポートが長いことで同じ機器を使いつづけてしまうと、プロセッサやメモリなど物理的なパーツや各種周辺機器との互換性の問題が出てくることです。昨今ではPCの性能が発売ごとに著しくアップすることも珍しくなく、同時に物理的なパーツも進化し、それに伴い互換性もアップしています。各種パーツのメーカーによる保証や修理などの期限は大丈夫だとしても、すべてのパーツが同じとは限りません。OSが更新しないことによって、物理的に同じ環境が整えられなくなるということ、同時に新しい部品に対応できないということも考えられます。

レガシーシステム化によるコスト増

Windows 10 LTSBを使い続けられることによって、業務システムや基幹システムがレガシーシステム化してしまうという懸念があります。DXの推進においても課題となっているレガシーシステムは、古くなったシステムの根本的な問題が解決されないまま、それこそ何で動いているかわからないけれど、直すこともできずに動かし続けなければならず、ただ動かすための保守で手一杯、むしろコストが年々増加しているということが問題視されています。

実際にブラックボックス化や属人化、または担当の退職や引退によるものなど、様々な要因はあるにせよ、無事に長く使えてしまうことで逆に入れ替えや新しい技術の導入を阻んでしまうことが起こり得るということです。特にレガシーシステムの問題は、莫大なコストを必要とする改修や止めることのできないシステムなど、わかってはいても対応できないまま時間が過ぎてしまっている企業や組織も少なくなく、何らかの形で保守や運用の別のアプローチを検討しなくてはならなくなるでしょう。

Windows 10 LTSBの課題や問題を解決する方法

最後にWindows 10 LTSBの課題や問題を解決する方法をご紹介します。

OSのアップグレードやシステムの切り替え

レガシーシステム化を防ぐこと、そしてサポート期間の終了となる前にOSのアップグレードやシステムの切り替えを段階的に行うべきと言えます。新しい技術を取り入れながら基幹システムや業務システムもアップデートできる仕組みにするということです。

そもそも、ほとんどのソフトウェアはOSのバージョンアップに対応しながら、修正やアップグレードをしていくものです。安全性やセキュリティ性の確保のためにLTSBやLTSCを使うことは間違ってはいないのですが、それこそ普通のWindows 10でも同様に対応できる形に業務プロセスに必要なシステムを切り替えることができたほうが、安心、安全なのは確実です。

アップグレードを管理するツール及び管理ツール及びソフトウェアの導入

業務システムや基幹システムにおいて、なぜOSがアップデートやアップグレードされると困るのか。それは業務システムや基幹システムをその都度修正やアップデート及びアップグレードする金銭的なコストや時間的なコストを許容できないことが原因と言えます。同時に絶対に失うことができないデータを抱えていたり、システムを止めることが本質的に人の命に関わる場合を考えればLTSBやLTSCを使うことは間違いでないと言えるのです。

しかし考え方を変えれば、Windows 10のアップデートやアップグレードを社内や組織内で調整し、業務システムや基幹システムもアップデート及びアップグレードできる時間的な余裕が作られれば問題ないことでもあります。例えば、一部のシステムはそのまま動かしながら、Windows 10のアップデートやアップグレードを受け入れて大丈夫なのか、必要に応じて修正や改修を行うことができるのか検証や改善を行うということです。テストやメンテナンスによって対応できれば、全体のOSをアップデート・アップグレードする、それが可能となれば、これから先も本当の意味で長く使い続けることができるようになるでしょう。

DXの推進を考えると思い切った施策も視野にいれるべき

正直なところ、前述した通りわかってはいても許容できないコストがあるのは事実でしょう。未だにWindowsXPを使っているという事例も少なくないからです。既にサポートが切れているのに使い続けなければならないのは、裏を返せば「このままでも大丈夫だろう」という甘えがどこかにあるからなのかもしれません。しかし、新しい技術に取り残されてしまえば、DXの波に乗り切れず、長い目で見たときに企業や組織の発展・存続が危うくなる場合もあるでしょう。かかるコストは対応が遅れるほど大きくなる傾向にあります。

DXの推進に遅れを取るということは、スピードや業務効率の面だけを見ても競争力の低下を避けられません。それでも通用する企業はあるかもしれませんが、それは例外であると認識すべきです。Windows 10のLTSBでお悩みの企業や組織であれば、それなりの規模であり、IT技術を少しでも最新に保とうしていた過去があることは明白です。企業や組織としての未来や将来、または従業員の生活を守るためにも、DXの推進の波に乗り遅れないよう、思い切った施策を視野に入れることをおすすめします。

まとめ:Windows 10 LTSBの課題や問題の解決に「Assetview」を!

今回はWindows 10 LTSBに関する基礎知識や課題、問題点と解決方法についてご紹介しました。

Windows 10がアップデートやアップグレードしたら困るという問題については、LTSBが解決策としては「これまでは」最善であったかもしれません。しかし、本当の意味で業務システムや基幹システムを長く使い続けたいのであれば、進化する技術にその都度対応できる体制を整えるべきです。不変とは絶えざる変化であるとはよく言ったものです。

当社の提供するIT資産管理ソフト「AssetView」であれば、個別にOSのアップデートやアップグレードの調整の一元管理が可能です。その都度すぐに業務システムや基幹システムの修正や改修が難しい場合でも、様々なセキュリティ面の強化によってセキュリティ性を確保することにもつながりますので、もしWindowsのアップデートやアップグレードでお悩みであれば、当社のAssetViewの利用を検討してみてください。

その他、LTSBやLTSCをご利用の方に個別で対応しておりますので、お困りであればぜひともご相談、お問い合わせください。

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