【営業メールの基本】書き方やコツ、件名の例文もご紹介
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「営業メールの基本的な書き方を知りたい」
「営業メールのコツを知りたい」
この記事は上記のような思いを持たれている方に向けて、営業メールの概要を踏まえた上で、基本的な書き方やコツ、注意点などをまとめて解説しています。
最後に件名の例文もいくつかご紹介していますので、営業メールの基本を押さえたい方は是非最後までお読みください。
営業メールとは
はじめに営業メールの概要について、お話していきましょう。
営業メールの概要
営業メールとは、営業が見込み顧客に対して実施するメールアプローチの総称です。
営業メールは様々な目的に応用でき、
・アポイント調整
・新規の顧客へのファーストコンタクト
・製品・サービスの案内
・セミナー等、自社開催イベントの案内
といった内容のものが代表的と言えます。
営業メールのメリット
営業メールのメリットとして、以下のような点が挙げられます。
・メリット①:受け手の都合に優しい
一つ目のメリットは「受け手の都合に優しい」という点です。
営業メールは電話とは異なり、見込み顧客の任意のタイミングで確認してもらうことができます。
そのため相手の対応にかかる負担を軽減できるわけです。
・メリット②:内容を理解しやすい
また「内容を理解しやすい」という点も見逃せません。
営業メールは文章として残るため、必要に応じて何度も読み直すことができます。
そのため電話などの口頭による説明よりも、内容を理解してもらいやすいという特徴があるのです。
・メリット③:心理的な負荷が少ない
送り手側の心理的な負荷が少ない点もメリットでしょう。
電話や対面による営業アプローチでは、相手から断られることを考えると、どうしても気が重くなってしまいがちです。
その点営業メールの場合、最悪無視されるだけですので、電話や対面程の心理的な負荷はかからないと言えます。
営業メールのデメリット
続いてデメリットについても確認しておきましょう。
・デメリット①:そもそも開封されない場合がある
営業メールの代表的なデメリットとして、そもそも開封されないという点が挙げられます。
相手の都合によっては開封されずに削除されることもあるのです。
ある程度関係性ができている見込み顧客との商談日程調整のメールであれば、開封されないことはまずありませんが、関係性のまだ浅い見込み顧客への商品紹介メールなどは無視されがちと言えます。
・デメリット②:頻度や内容次第で悪い印象を与えてしまう
またあまりにも頻繁に営業メールを送ったり、売り込み感が満載のメールばかり送ったりしてしまうと、悪い印象を与えてしまう可能性がある点も忘れてはいけません。
適切な頻度で送ることは勿論、売り込みのバランスも考えて営業メールに取り組む必要があるでしょう。
営業メールの書き方
ここからは営業メールの書き方について、3つのステップに分けてご紹介します。
ステップ①:構成作成
まず営業メールの内容構成を考えて、作成することから始めましょう。
具体的に言えば営業メール本文において
・何を
・どれくらい
・どの順番で
伝えるかという点を考えていきます。
先程冒頭で挙げたように営業メールには様々な目的があります。
それぞれの目的に応じて、先に挙げた「何を・どれくらい・どの順番で」記載するか考えていけばよいでしょう。
ステップ②:本文を執筆する
構成が固まった後は、実際に本文を執筆していきましょう。
本文を執筆する際にはできるだけ簡潔に記載することがポイントになります。
ご自身のことを振り返っても分かるかと思いますが、長文メールは開いた瞬間に閉じたくなりますよね。
そのため伝えたいことを伝えるために最小限必要な文章量で、シンプルに記載していく必要があるのです。
必要に応じてメール本文内にも「見出し」や「箇条書き」などを活用して、見やすく・分かりやすい文章を心掛けていきましょう。
ステップ③:件名を作成
最後に件名を作成します。
そのメールの概要や目的を端的に示すものから、そのメールを読むことで得られるメリットなどを含めた件名を作成していきます。
件名については、後ほど改めて取り上げて説明した上で、本記事の最後にケース別の例文も記載していますので、参考にしてみてください。
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効果の高い営業メールを書くコツ
続いて、効果の高い営業メールを書くコツについて2点ご紹介します。
コツ①:件名を工夫する
一つ目のコツは件名を工夫するという点です。
営業メールが開封されるかは見出しで決まると言っても過言ではありません。
そのためどれだけこの見出しを考え抜けるかが重要になってくるのです。
件名作成には、コピーライティングの見出し作成のテクニックがそのまま活用できます。
コピーライティングにおける大家ジョン・ケープルズ氏によると、見出しを書くにあたって以下の4つのいずれか、もしくは複数が含まれていることが望ましいとしています。
・顧客にとってのメリット
・新しい情報
・好奇心を刺激するもの
・手軽に実現できる方法
これらの要素を上手く件名に取り入れることができれば、開封率も高まるでしょう。
コツ②:セールスライティングの知見を取り入れる
また本文の構成や執筆においてはセールスライティングの知見を取り入れることも有効と言えます。
セールスライティングは、主に広告文を作成するために活用されるライティング技法で、営業メールの中でも、特に製品・サービスやセミナーなどの案内を行う際に役立つスキルです。
こちらもセールスライティングの大家であるロバート・コリアー氏の提唱する方法を取り上げたいと思います。
ロバート・コリアー氏は理想的な構成として以下の要素を紹介しています。
①好奇心をそそって、続きを読みたくなるような書き出しで始める
②提案する内容を具体的、且つ分かりやすく記載する
③この提案内容が読み手に取ってどう役立つかを明確にする
④提案している内容に関する保証や実現できる根拠の提示
⑤利用しなかった場合のリスクを提示
⑥行動を促すための結び
この順番で構成することが理想であるとしたわけですね。
実際のところ営業メールに全ての要素を入れると、かなり長文となってしまい、逆効果になるケースもあると思います。
しかしこの流れの根底にある意図を理解し、営業メールに活かすことは有効であると言えるでしょう。
営業メールに関する注意点
次に営業メールに関する注意点をいくつかご紹介します。
・注意点①:敬語を正しく用いる
営業メールにおいては敬語を正しく用いることを意識しましょう。
・注意点②:添付資料を忘れない
資料を添付する内容にも関わらず、添付漏れをしないように注意してください。
・注意点③:送信前に一度内容を確認する
送信前に一度内容を確認し、内容に誤りがないか・送信先が間違えていないかのチェックをしましょう。
・注意点④:返信へのレスポンスは早く対応する
見込み顧客から返信があった場合は、できるだけ早く対応するようにしましょう。
営業メールにおける件名の例文
最後に営業メールにおいて、より件名が重要となってくる2つのケースに関して、いくつか例文をご紹介します。
ケース①:商品・サービスの案内
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ケース②:セミナー等のイベントの告知
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まとめ
今回は営業メールの書き方やコツ、注意点をテーマにお話してきましたが、いかがでしたか。
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