【メルマガの開封率】調べ方や効果を高めるポイントをご紹介
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「メルマガの運用をしているけど、効果が出ているか正直よくわからない」
「これからメルマガの運用をしたいけど、本当に有効か知りたい」
この記事は冒頭のような悩みや疑問をお持ちの方向けに、メルマガの開封率について解説しています。
メルマガの開封率の平均値や調べ方、さらには開封率を高めるポイントまで、分かりやすくお話していますので、是非最後までお付き合いください。
そもそもメルマガは本当に有効なの?
メルマガの有効性について
メルマガの開封率の調べ方や効果を高めるポイントをお話しする前に、「そもそもメルマガは本当に効果のある施策なのか?」という点についてお話します。結論から言えば、「YES」です。
以下のサイトの調査データを参考にすると、業界によってある程度のばらつきがあるものの平均15~25%程度の開封率があるとされています。
これはWEBサイトの平均反響率が1~2%であることや、リスティング広告の平均クリック率が3%程度であることを踏まえると、かなり高いポイントを示していることがお分かりいただけるのではないでしょうか。
開封率はあくまでメルマガが開封されたという指標に過ぎませんので、そこからアクションを起こすとなるとポイントはさらに下がりますが、それでも広告などよりも内容を見てもらえる可能性が高いことに変わりはありません。
このことから、後ほど紹介する効果を高めるポイントなどを踏まえてしっかりと取り組めば、非常に優秀なマーケティング施策になりうると言えるでしょう。
参考サイト: Email Marketing Benchmarks and Statistics by Industry
開封率はターゲットによって上下する
メルマガの開封率(いわば反響率)は、リスティング広告などと比べても高い確率を示しているとはいえ、ターゲットによってその数値は大きく変わってくることは言うまでもありません。もし自社のことをあまり知らないターゲットに送信した場合、上述した平均よりもおそらく-5~10ポイントほどは下振れすることが予測できます。
逆にロイヤルティの高いターゲット層であれば、+5ポイントほど上振れすることが多くなると言われています。
どこをターゲットに置くかで開封率が変わってくることは認識した上で、目安から大きく逸脱した値が結果として出た場合には、放置せずに修正を加えていきましょう。
メルマガの開封率の調べ方
ここからはメルマガの開封率の調べ方についてお話していきます。メルマガの開封率の調べ方
メルマガの開封率は以下の計算式で算出することができます。<メルマガ開封率の計算式>
開封数 ÷ 有効配信数 × 100 = メルマガの開封率
まず開封数とは、読んで字のごとく開封されたメルマガの数です。
有効配信数とは送ったメルマガの内、きちんと顧客に到達したメルマガの数のことを指します。
つまり送ったメルマガの全てが母数になるわけではないということですね。
この点を間違えないように留意してください。
・具体例
1,000件のメルマガを配信したとします。
そのうち100人はエラーとして帰ってきたため、有効配信数は900件となりました。
900件の内、開封されたものが150件とすると...
開封数:150 ÷ 有効配信数:900 × 100 = 16.66
となり、開封率が16.66%となるわけです。
開封率を計測するために必要なツール
メルマガの開封率を計測するためにはツールが必要になります。代表的なものを2つご紹介しましょう。
・メール配信システム
メルマガの開封率を計測するためのツールとして最もポピュラーなものが、メール配信システムです。
メール配信システムとは、メールを自動配信するシステムのことを指し、そもそもメルマガを配信するためのシステムと言えます。
当然先ほど計算式で挙げた「開封数」や「有効配信数」のデータを取得することができるので、開封率を計測することができます。
・Googleアナリティクス
WEBサイトのアクセス解析ツールとして知られているGoogleアナリティクスもメールの開封率計測に活用することができます。
ただしGoogleアナリティクスで計測するためには、別途Hit-builderというパラメータ作成ツールを用いて、メルマガ測定用のパラメータを作成し、メルマガ内に設置する必要があります。
パラメータを設置する際、画像やURLに埋め込むため、HTMLメールでなければ利用できないので注意が必要です。
開封率を高めるためのポイント
ここまででメルマガの開封率の調べ方についてお話してきました。最後にその開封率を高めるためのポイントをご紹介したいと思います。
ポイント1:メルマガの件名を工夫する
一つ目のポイントは件名、つまりタイトルを工夫するという点です。どんなに良い内容のメルマガであっても開封されなければ意味がなく、メルマガの開封はタイトルにかかっていると言っても過言ではありません。
方向性として文字数制限とキーワード配置の2点ありますので、一つずつお話していきます。
・文字数を制限する
タイトルの文字数も開封率に大きく関わる要素となります。
一般的なメーラーのメール一覧時における件名表示はPCで15~20文字程度、スマートフォンであれば10~15文字程度であることが多いです。
それぞれこの文字数を越えてくると表示が切れてしまい、何を書いてあるか分からず、該当のメールを開かなければタイトルが全て分かりません。
こうなってくると受信者の立場からして、自分に関係があるかどうかの判断がしづらく、結局開封すらされず削除される可能性があります。
そのため、できるだけ15文字前後を目安にタイトルを作成し、PCでもスマートフォンでも表示切れされないように工夫することが大切です。
・キーワードを配置する
2つ目は、受信者がメールを開封したくなるようなキーワードを入れるという手法です。
受信者側は基本的に自分の関心の外側にあるものには時間を使わないと言えます。
そのため関心の内側に入り込むために、「刺さるキーワード」を配置することが重要になるわけです。
キーワードとしては以下の4つの方向性が有効です。
①メリット
②新規性
③好奇心をあおる
④簡単さ
一つずつ説明していきますね。
<①メリット>
メルマガに書かれている内容が保証するメリットをタイトルに活用します。
Ex.「メルマガ開封率が上がる3つの方法」、「ついクリックしたくなる見出し3選」
<②新規性>
メルマガの内容が新サービスなどの紹介である場合、その新規性が活用できます。
Ex.「新商品発表のご案内」、「○○サービス、始まります」
<③好奇心をあおる>
タイトルに好奇心をあおるようなキーワードを配置します。
Ex.「当社が○○を実現できるワケ」、「集客に失敗する2つのパターン」
<④簡単さ>
メルマガに書かれている内容が簡単にできたり、読めたりする旨をタイトルに記載する
Ex.「明日から実践できる教育方法」、「自動で届く!最新マーケティング情報」
これらのキーワードを参考にしつつ、15文字前後で件名を作ることがメルマガの開封率を高める第一歩となります。
ポイント2:メルマガ配信のタイミングを考える
メルマガの開封率に大きく影響するもう一つのポイントは、メルマガの配信をいつ行うかというタイミングです。多くの場合、メルマガの配信タイミングは決まっているでしょう。
例えば「毎週月曜日の13時」とか「金曜日の16:00」という風に、先のメール配信システムなどに設定して配信するわけですね。
とはいえ、本当にその配信タイミングが効果的かまで検証できているかというと「そこまでは...」となっているケースも散見されます。
しかし、この配信タイミングもしっかりと検討しなければ開封率を高めることはできません。
メルマガを配信するターゲットが、いつどんなシーンであればメルマガを読みやすいのかなどを考えて、仮説検証を繰り返すべきでしょう。
まとめ
いかがでしたか?当社は名刺管理機能を軸とした「ホットプロファイル」というツールを企業様にご提供しております。
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