金融業界のDX推進状況と今後の展望

INDEX
    デジタルトランスフォーメーション(DX)は、金融業界においても避けられない課題となっています。DXとは、企業が、ビッグデータなどのデータとAIやIoTを始めとするデジタル技術を活用して、業務プロセスを改善していくだけでなく、製品やサービス、ビジネスモデルそのものを変革するとともに、組織、企業文化、風土をも改革し、競争上の優位性を確立することです。金融機関におけるDX推進の現状と今後のトレンドについて、株式会社ハンモックが実施した調査結果を基に、現状と未来を探ります。

    ■調査概要
    調査名称:金融業のDX推進に関する実態調査
    調査調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」によるインターネット調査 調査期間:2024年5月27日〜同年5月28日
    有効回答:金融業を営む企業の経営者・役員105名
    ※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

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    調査結果から、金融機関では積極的にDXを進めていることが明らかになりました。具体的な対応状況や課題、今後の展望について以下に詳述します。

    金融機関のDX推進の現状

    DX推進担当者や部署の設置状況

    「行内・社内でDXを推進する担当者や部署を設置していますか」という質問に対し、「設置している」と回答したのは全体の23.8%でした。これは、金融業界全体の約4社に1社がDX推進のための担当者や部署を設置していることを示しています。一方で、70.5%が「設置していない」と回答しており、多くの企業がまだDX推進の初期段階にあることが分かります。

    スマートフォン支給の状況

    「従業員向けのスマートフォン支給」に関しては、支給している企業の約7割が「全社員」に対して支給を行っています。この結果は、金融業界における業務効率化やリモートワーク対応のためのスマートフォン利用の重要性が認識されていることを示しています。また、支給されたスマートフォンに対しては、42.9%が「すべて制限をかけている」、28.6%が「一部制限をかけている」と回答しており、セキュリティ意識の高さも伺えます。

    DX推進の具体的な取り組み

    DX推進担当者や部署を設置している企業(n=25)のうち、68.0%が「顧客情報のデジタル管理」を行っており、56.0%が「従業員向けのスマートフォン支給」を実施しています。その他の取り組みとしては、「従業員向けのITスキル研修」や「セキュリティ強化のためのIT技術導入」が52.0%、「クラウドベースのシステム移行」が44.0%と続いています。このように、金融業界では主に顧客情報のデジタル化と従業員のIT環境整備が進められています。

    顧客情報のデジタル管理

    DX推進の一環として、多くの金融機関が顧客情報のデジタル管理に注力しています。この取り組みは、顧客との関係性を深めるための基盤となり、顧客満足度の向上やクロスセル・アップセルの機会を創出します。調査結果によれば、DX推進担当者や部署を設置している企業の68.0%が顧客情報のデジタル管理を実施しています。

    メールを活用した情報発信

    顧客への情報発信手段として、約半数(48.6%)の金融機関がメールを活用しています。メール配信の内容としては、「自社の商品・サービスの各種ご案内」が52.9%、「ウェビナー/セミナーの開催告知」が25.5%、「キャンペーン情報のご案内」が19.6%と続いています。顧客の性別や年齢などの基本属性に基づいて配信している企業が31.4%、顧客との関係性に合わせて配信している企業が29.4%と、配信内容のパーソナライズ化も進んでいることが分かります。

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    DX推進の課題

    セキュリティの強化

    金融業界において、DX推進の一環としてセキュリティ強化が重要視されています。顧客情報のデジタル管理や従業員向けのスマートフォン支給に伴い、情報漏洩リスクが高まるため、セキュリティ対策が欠かせません。調査結果では、DX推進担当者や部署を設置している企業の52.0%がセキュリティ強化のためのIT技術導入を実施していると回答しています。

    効果的な営業活動の推進

    約6割(60.9%)の金融機関が、「顧客情報を可視化し、行内・社内のネットワークを最大限に活用した効果的な営業活動の推進が必要だと感じている」と回答しています。これは、データ活用と顧客エンゲージメントの向上に向けた今後の方向性を示唆しています。顧客情報を一元管理し、営業活動に活用することで、顧客との関係を深め、営業効率を向上させることが期待されています。

    今後の展望

    クラウドサービスの活用

    クラウドサービスの活用は、金融機関のDX推進において重要な役割を果たしています。クラウド技術は、データストレージの柔軟性と拡張性を提供し、急速に変化する市場環境に対応するための迅速なシステムアップデートを可能にします。これにより、金融機関はより効率的にリソースを管理し、コスト削減を実現することができます。 また、クラウドサービスを活用することで、金融機関はリアルタイムでのデータ分析とインサイトの取得が可能となり、顧客ニーズに迅速に対応するための情報を得ることができます。これにより、よりパーソナライズされたサービスの提供が可能となり、顧客満足度の向上につながります。 さらに、クラウドサービスは、業務プロセスの自動化と効率化を促進します。例えば、バックオフィス業務の自動化や、コンプライアンスチェックの自動化により、従業員の負担を軽減し、より戦略的な業務に集中することができます。

    AIと機械学習の導入

    金融機関におけるDX推進の一環として、AI(人工知能)と機械学習の導入は重要なステップとされています。AIと機械学習は、大量のデータを迅速かつ精確に分析する能力を持ち、これにより業務効率の向上やリスク管理の強化が期待されています。例えば、AIを活用したクレジットリスクの評価や、不正取引の検出システムの導入が進んでいます。これにより、従来の手作業によるリスク評価や監視業務の負担が軽減され、より迅速かつ正確な対応が可能となります。

    ケーススタディ

    某大手銀行では、DX推進の一環として名刺管理・営業支援ツール「ホットプロファイル」を導入し、以下の成果を上げています。

    1.顧客情報の一元管理:名刺管理システムを導入し、顧客情報を一元管理

    これにより、顧客との接点情報を統合し、営業担当者間での情報共有がスムーズになりました。

    2.営業活動の効率化:顧客情報を基にしたターゲティングが容易になり、営業活動の効率が向上

    特にクロスセル・アップセルの機会を逃さず、顧客満足度の向上にも寄与しました。

    3.セキュリティの強化:顧客情報のデジタル管理に伴うセキュリティ強化も実施

    セキュリティポリシーに基づいたシステム運用を徹底し、情報漏洩リスクを低減しました。

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    まとめ

    DX推進のためのツール導入

    金融業界におけるDX推進には、専用のツール導入も重要です。名刺管理・営業支援ツール「ホットプロファイル」は、セキュアな環境で名刺を登録するだけで、会社の人脈を可視化できます。また、AIを活用し、様々な顧客情報が自動で付与されるため、高精度な顧客データベースを構築できます。また、名刺管理とMA(マーケティングオートメーション)が統合され、顧客データを最大限に活用した効果的な営業活動が可能です。メール配信機能では、顧客の基本情報だけでなく、部署や役職カテゴリー、業種などの企業属性、さらにはメール配信履歴など、多岐にわたる条件から簡単にターゲットを抽出できます。

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