AIで本当に仕事がなくなるのか? DX推進における雇用への影響やありがちな誤解とは

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    AIやRPAによって、本当に仕事がなくなるのか。人的コストのカット、雇用する人数や枠の削減など、ネガティブな雇用の悩みによって、DXが推進されない状況に陥ってしまうことがあります。
    むしろ、AIやRPAの要・不要に悩みすぎて、DX推進が遅れてしまうことで、デジタルの変革に追いつくことができず、結果的に企業や組織ごと仕事がなくなることの方が心配です。
    今回はAIでなくなる仕事、AIでなくすべき仕事とは何か、AIやRPAなどDX推進における雇用への影響、そしてDX推進における雇用に関するありがちな誤解についてお話します。


    AIでなくなる仕事、AIでなくすべき仕事とは何か

    はじめにAIでなくなる仕事、AIでなくすべき仕事とは何かについて解説します。

    AIでなくなる仕事とはデジタル技術で代用が効く仕事だということ

    前提として、AIやRPAに任せられる仕事、すなわちなくなる仕事とは単純作業だと覚えておきましょう。わざわざ人間にやらせなくても良い仕事をAIやRPAに任せたり、システム的に処理させることで時間を効率的に利用したりするという視点を持つべきです。
    逆に言えば、デジタル技術で代用が効かない仕事は人間にしかできない仕事であり、なくならない仕事と言えます。将来的に深刻な労働力不足が訪れる前に対処しなければ、人間にしかできないことに集中できず、企業や組織として破綻してしまいます。
    だからこそ、DXの推進によって人間の労力や負担の低減や削減が必要とされているのです。

    AIやRPAに任せられることを任せなければ、生産性が向上しない

    一昔前であれば、アナログな手法で事務作業を行いつつ、生産性につながる仕事も行っていました。ただし、昔から事務作業やバックオフィス系の業務は従業員の時間と労力を浪費し、人数を増やすか、長時間労働をさせるか、休日出勤をさせるかなど心身の健康を維持できない要因だったと言えます。
    AIやRPAに任せられるようになれば、アナログな事務作業に要した時間や労力が低減、または削減できます。空いた時間や人的リソースは生産性のある仕事に割り振れるようになり、同じ人数で楽をしつつ、利益や売上をアップできる環境が整うということです。
    極端なことを言えば、DXの推進によって時間の余裕ができれば、負担を減らし、利益を増やすという、健全な経営状況につながるということでもあります。

    紙の帳票上にある情報を電子データ化するための仕事をなくすべき

    AIやRPAが注目されがちですが、DXの推進において真っ先になくすべき仕事として、人力による紙の帳票上にある情報の電子データ化する作業が挙げられます。なぜなら、既にOCRやFAXの電子化は実務で活用できるレベルであり、事務作業の労力や時間的なコストが大幅に削減できるからです。
    AIやRPAによる自動化や効率化は魅力的ですが、デジタルの基盤が整わないと利用できないということ、AIやRPAで仕事がなくなる心配よりも、OCRやFAXの電子化によって事務作業やバックオフィス系の業務のDX推進を早めた方が良いと理解しておくべきです。


    AIやRPAなどDX推進における雇用への影響

    次にAIやRPAなどDX推進における雇用への影響について解説します。

    AIやRPAは職場環境改善や働き方改革など「人」のためにある

    AIやRPAが注目されているのは、労働力不足および人材不足の解消です。すなわち、DXの推進によって、職場環境の改善や働き方改革など「従業員が働きやすくなるため」にあると言えます。
    DXの推進、AIやRPA、OCRやFAXの電子化によって「作業する時間」が大幅に削減されれば、従業員は健康的に働けるようになります。企業や組織としても定着率が向上、離職率が低下し、雇用するため、人材を確保するためのコストや労力の削減にもつながるでしょう。

    残業時間や総労働時間の削減、有給休暇取得率の向上

    例えば、古くアナログな職場環境、もしくはいわゆるブラック企業においては、長時間労働を含む形で、ようやく生活できる給与や賃金に到達することも否めません。逆説的ですが、長時間労働で従業員の心身の健康を損なわせなければ、企業や組織として利益や売上が作れないこと自体が問題と言えます。
    AIやRPA、もしくはOCRやFAXの電子化によって残業時間が削減されれば、結果的に時間的な余裕が生まれます。時間的な余裕が生まれればお互いがお互いをフォローできるということ、または育児や介護のために短時間勤務や急な有給休暇の取得も可能になるということです。

    生産性が向上すれば利益および給与が下がりすぎることはない

    DXの推進によって時間的な余裕、人的リソースの確保が実現できれば、必然的に生産性が向上します。生産性の向上は利益や売上にポジティブな影響になることから、AIやRPA、もしくはOCRやFAXの電子化が利益や給与が下がる要因にはならないということです。
    もちろん、古くアナログな職場環境、ブラック企業であれば、残業を加味した賃金体系であり、一時的には額面での給与が下がることはあるでしょう。しかし、中長期的かつ将来的なことを考えると、DXの推進ができず、企業や組織がまるごとなくなってしまうことに比べれば、リスクは低く、長く勤められる環境を得られる可能性は逆に高まります。

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    DX推進における雇用に関するありがちな誤解

    次にDX推進における雇用に関するありがちな誤解について説明します。

    DXの推進が人的コストの削減であるという誤解

    どのような作業・業務においても、必要不可欠なのは「人員と時間」です。その両方を維持するためには給与や賃金が必要であることから、人的コストの削減のためにDX推進がされていると誤解されてしまいがちです。
    実際には人口減少と団塊の世代などボリュームのある世代の定年や退職によって、労働力は著しく低下することの方が問題であり、人間にできる仕事のみ人間ができるようにしなければ、いずれ企業や組織として破綻するのは目に見えているのです。
    今の段階で人力に頼ってしまうのではなく、IT技術で代用できることは、人力から切り替えること、人材、すなわち従業員を大切にするためにもDX推進は必須だということです。

    AIやRPAなどDX推進は万能ではないということ

    現時点において言えば、AIやRPAは万能ではありません。なぜなら、ハイパーオートメーションや完全な自動運転も含めて「人が介入する必要がある」以上、何が起こるかわからないためです。精密機械を作るような完全なロボット化が進んだような工場であれば別ですが、顧客も人、従業員も人という環境において、AIやRPAが思考や自動的に自動化するようなことは、今現在の技術ではできません。
    ただし、OCRやFAXの電子化といった、誰が行っても同じ結果になるような技術は別です。OCRやFAXの電子化は時間も労力も不要、もちろん、目視によるチェックなどは必要ですが、人力で事務処理することと比べれば小さな労力、短い時間で済みます。

    AIやRPAを使いこなせる人材への成長および育成が必要だと理解すべき

    DXの推進におけるAIやRPAはわかりやすい技術と言えます。AIが仕事をしてくれる、RPAが自動化してくれるというイメージが強いためです。実際にはAIやRPAを使いこなすためのデジタル基盤が必要だということ、デジタルで情報をやりとりするためにはOCRやFAXの電子化が最優先であると覚えておきましょう。
    その上でAIやRPA導入し、使いこなせる人材への成長・育成を行えば、DXの推進が失敗に終わるようなことはありません。まずはしっかりと順序を踏むこと、AIやRPAで仕事がなくなるという心配をするより、AIやRPAに仕事を任せて、人間は「新しい仕事を創出する」というような考え方を持つことが大切です。


    まとめ:現在がIT技術およびデジタルの転換点だと理解して行動しよう!

    今回はAIでなくなる仕事、AIでなくすべき仕事とは何か、AIやRPAなどDX推進における雇用への影響、そしてDX推進における雇用に関するありがちな誤解についてお話しました。
    AIやRPAによる自動化や効率化は人間を楽させるためにあります。残業時間を削減、有給休暇の取得などはプライベートの充実だけでなく、心身における健康を保つために必須です。アナログな職場環境で長時間労働が当たり前、有給休暇は消化できなくて当然という時代は終わったことを理解しましょう。従業員を大切にすることで人材を確保し、より良い職場環境を作るためにもAIやRPAを活用して時間と心の余裕を作り出すことをおすすめします。
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