【ペーパーレス化に関する実態調査】約8割がOCRを活用したDX推進に前向き​。費用やセキュリティ面の課題はあるものの、OCR導入を前向きに検討する企業も多く、DX推進への意欲あり。

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    株式会社ハンモック(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:若山 大典、証券コード:173A、以下「ハンモック」)は、情報システム部、IT戦略部、セキュリティ管理部430名を対象に、OCR導入によるペーパーレス化の実態と効果の調査を実施しました。

    本内容は調査結果を一部抜粋しております。調査全文はこちらから無料ダウンロードいただけます。>>

    調査の背景

    近年、業務の効率化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が企業における重要課題となっている中、紙文書の多さによる非効率性や情報共有の遅延、保管コストの増大といった課題が改めて注目されています。しかし、OCR導入によるペーパーレス化の効果や課題、実際の活用状況については、組織間でのばらつきが大きく、実態が把握しづらいのが現状です。そこで本調査では、情報システム部、IT戦略部、セキュリティ管理部に所属する430名を対象に、OCR導入による業務改善の実態や、ペーパーレス化の進捗状況、さらには導入にあたっての課題や効果を明らかにすることを目的として実施しました。

    ■調査概要
    調査名称: OCR導入によるペーパーレス化の実態と効果
    調査方法: セルフ型アンケートツール「Freeasy」よるインターネット調査
    調査期間: 2025年07月08日 ~ 2025年07月08日
    回答者 :430名
    ※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
    ※本調査を引用・転載いただく際は出典元として「株式会社ハンモック」を明記し、下記リンクを設置ください。
    URL:https://hmk.web-tools.biz/dcs/download/media_pe-less_ocr_paperless/

    調査結果

    9割の企業がペーパーレス化を実施​

    「貴社のペーパーレス化の進捗状況を教えてください。」(n=340)と質問したところ、「ほとんどの業務で紙を使っていない」が37.7% 、「一部の業務で紙を使っている」が37.2% 、「試験的にペーパーレス化を始めている」が15.1% 、「ほとんどの業務が紙で運用されている」が10.0%と、9割の企業がペーパーレス化を実施​しているという回答となりました。

    9割の企業がペーパーレス化を実施

    約6割がOCRを全社または一部で導入済みと回答​

    「OCRの導入状況について教えてください。」(n=340)と質問したところ、「全社で導入している」が23.7%、「一部の部門で導入している」が40.0%、「現在導入を検討している」が9.3%という回答となりました。​

    約6割がOCRを全社または一部で導入済みと回答​

    OCR導入により「入力ミス削減」「検索性向上」など複数の効果を実感する声が多数​

    「OCRの導入によって、ペーパーレス化にどのような効果を実感していますか?」(n=430)と質問したところ、「入力ミスの削減」が39.1%、「データの検索性向上」が36.5%、「紙の保管コストの削減」が34.9%、「業務時間の短縮」が34.7%と、複数の効果を実感する回答が多く見られました。一方で、「特に効果は実感していない」と回答したのは4.2%にとどまりました。​

    OCR導入により「入力ミス削減」「検索性向上」など複数の効果を実感する声が多数​

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    約8割がOCRを活用したDX推進に前向き​

    「OCRを活用したDX推進について、どのように考えていますか?」(n=430)と質問したところ、「積極的に取り入れて業務改革を進めたい」が32.8%、「他の部門の状況を見ながら、段階的に検討したい」が28.6%、「必要性は感じているが、具体的な計画はまだない」が17.4%、「OCRに限らず、DX全般にあまり関心がない」が21.2%という回答となりました。

    約8割がOCRを活用したDX推進に前向き​

    ペーパーレス化の推進には「費用」「セキュリティ」「導入のしやすさ」が重視されている​

    「今後ペーパーレス化を進めるうえで、重視したいポイントは何ですか?」(n=430)と質問したところ、「月額費用が抑えられること」が41.9%、「セキュリティや法制度に対応していること」が39.5%、「導入が簡単であること」が35.8%と、コスト・安全性・導入のしやすさが重視されていることがわかりました。また、「他のシステムと連携しやすいこと」も34.2%と高く、運用面での柔軟性も求められているようです。​

    ペーパーレス化の推進には「費用」「セキュリティ」「導入のしやすさ」が重視されている

    まとめ

    今回の調査から、多くの企業がペーパーレス化に取り組んでおり、OCR導入がその中核的な手段として位置づけられていることが明らかになりました。実際にOCRを導入済みの企業は約6割にのぼり、「入力ミスの削減」「検索性の向上」「業務時間の短縮」といった具体的な効果も実感されています。
    一方で、導入・運用にあたっては「コスト」「セキュリティ」「導入のしやすさ」といった課題が依然として存在しており、OCRが完全に普及しているとは言いがたい現状も浮き彫りになりました。
    特に注目すべきは、全体の約8割がOCRによるDX推進に前向きであるという結果です。これは、OCRが単なる紙のデジタル化ツールにとどまらず、業務全体の変革=DXの起点として期待されていることを示しています。
    今後は、OCRの効果をさらに高めるために、他システムとの連携性、法制度への適合、部門横断での導入体制など、より戦略的な視点での展開が求められるでしょう。OCRは"導入すること"が目的ではなく、業務改革や情報活用を支える基盤としてどう活かすかが企業のDX成熟度を左右する鍵となると考えられます。
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    クラウド型のため導入もスムーズで、初めてAI-OCRを導入される企業はもちろん、現在他社製品をご利用中の方にも、円滑な移行が可能であり、導入の選択肢としてご検討いただけます。

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