社内ネットワークに接続できない時のありがちな原因や具体的な対処法について

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    会社の敷地内、もしくはテレワークなど外で業務をする際、社内ネットワークに接続できないと非常に困ります。
    管理する側としてもありがちな原因やそれぞれの対処法を理解しておき、すぐに復旧や解決しなければならない状況でもあります。
    今回は社内ネットワークに接続できない時のありがちな原因、社内ネットワークに接続できない時の具体的な対処法、そして社内ネットワーク関連の課題や問題に困った時に対処しやすくする方法についてお話します。


    社内ネットワークに接続できない時のありがちな原因

    はじめに社内ネットワークに接続できない時のありがちな原因について簡単に説明します。

    接続する側:クライアント側に原因がある場合の例

    ・有線LANのケーブルが抜けている
    ・Wi-Fiアクセスポイントやパスワードの変更に気付いていない
    ・IDやアカウント、パスワードを間違えている
    ・二要素認証に必要なデバイスや手段を行っていない
    ・デバイスの不具合や接続するプログラムの一時的な障害

    上記は接続する側、クライアント側に原因がある場合の一例です。これらは原因さえわかればすぐに解決できる問題ですが、原因が特定できないといつまでも社内ネットワークに接続できず、業務に支障が出る恐れがあります。

    接続される側:ネットワーク側に原因がある場合の例

    ・社内ネットワークを構築するLANやサーバーなど、物理的な機器の不具合
    ・社内ネットワークを構築するLANやサーバーなど、システム的な機器の不具合
    ・ネットワーク機器のLANの電源が抜けているなど物理的な障害
    ・社内ネットワークを構築するログインや権限など一部のプログラムの障害
    ・社内ネットワークを構築するシステムの設定ミス

    上記は接続される側、ネットワーク側に原因がある場合の一例です。あくまでもありがちな原因ですが、どれも特定しにくいものではないため、原因さえわかれば解決できます。ただし、システムやプログラムの不具合や障害の場合、自社で対応できなければ長引くことも考えられます。

    プロバイダやインターネット自体に原因がある場合の例

    クライアント側でもネットワーク側でもなく、プロバイダやインターネット自体に原因があることも考えられます。サイバー攻撃を受けてしまった、更新作業が遅延している、原因の特定ができず復旧に入れていないなどの要因でプロバイダやインターネット自体に不具合や障害が発生しているような状況です。
    これらは何らかのオンラインサービスを利用して業務を行っている場合でも発生する可能性があること、企業や組織側、従業員側では解決できないことから、対処しにくいケースと言えるでしょう。


    社内ネットワークに接続できない時の具体的な対処法

    次に社内ネットワークに接続できない時の具体的な対処法をご紹介します。

    プロバイダやインターネットの提供元の公式情報を確認

    まずはネットワークの基盤であるプロバイダやインターネット、またはオンラインサービスの提供元の公式情報を確認しましょう。SNSによる情報収集も便利ですが、一次情報かどうかわからないものを鵜呑みにするのは危険ですので、必ず公式からの正式なアナウンスを待つことを前提としてください。逆に社内ネットワークにつながらないことが原因で業務やサービスが停止・遅延するのであれば、公式サイトからアナウンスを行ったり、顧客やユーザーにメールなどでメッセージを送ったりするなど、状況を説明することを忘れないようにしてください。

    ハードウェアに関する不備、ソフトウェア・システム面の不具合の確認

    IT資産管理ツールや情報資産管理ソフトを導入しているのであれば、管理されている情報を元に、ハードウェアに関する不備、ソフトウェア、システム面の不具合の確認を行いましょう。OSやソフトウェアのアップデートだけでなく、デバイスごとのファームウェアのアップデートなど、何らかの更新を要する場合はバックアップを取ること、可能であればいきなり全社的にアップデートを行うのではなく、情報システム部やセキュリティ担当が一部のデバイスを利用してアップデートの検証を行った上で、全社的なアップデートを行いましょう。

    社内ネットワークへの接続やクライアントPCの管理を見直す

    もし、既知の問題や不具合、障害が解決できていない、または原因が不明なままであれば、社内ネットワークへの接続やクライアントPCの管理を見直すことも検討すべきです。
    例えば、IT資産管理ツールや情報資産管理ソフトを導入していない場合や総合的なセキュリティ対策を可能とするソフトによる職場環境を構築していない場合など、ありがちな原因ではない部分に不具合や障害が存在している可能性もあります。
    業務に支障のある不具合・障害・問題や課題は「特定できないこと」だけで多くの時間と労力を浪費しますので、IT資源の管理をしやすい環境を整えることをおすすめします。

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    社内ネットワーク関連の課題や問題に困った時に対処しやすくする方法

    次に社内ネットワーク関連の課題や問題に困った時に対処しやすくする方法について解説します。

    IT総合管理ソフトウェアを導入

    IT資産管理ツールや情報資産管理ソフト、またはIT総合ソフトウェアを導入していないのであれば、まずは導入を検討することから始めましょう。現実問題として目視によるチェックや人力での不具合や障害を調査し、原因と特定し解決するにしても、IT資産の管理がされていなければ膨大な時間を要するのは当然です。
    ネットワーク系の障害に対処しやすくするためにも、前提としてIT資産を管理すること、情報資産の管理も行い、総合的なセキュリティ環境の構築が求められます。また、今後はDXの推進を進めていく上で、IT技術に関する不具合や障害は必ず発生します。その都度、ITに疎い人が対応したり、セキュリティ対策がわからないまま調査したりするような状況に陥らないためにも、IT総合管理ソフトウェアを使いこなせるIT人材やセキュリティ人材の雇用・育成・配置を行うことも前向きに検討しましょう。

    セキュリティ性の高いVPNの導入や切り替え

    ネットワーク関連の障害や不具合にお悩みであれば、セキュリティ性の高いVPNの導入や切り替えもおすすめです。サイバー攻撃に強いネットワークであれば、不具合や障害の原因が少なくなるのが理由です。
    また、クライアントPCが強制的にVPNに接続する仕組みを導入することで、従業員側は意識しなくても安心・安全なネットワークで業務できるようになります。注意点としては、セキュアなVPNでなければサイバー攻撃に弱い可能性があるため、必ず、セキュリティ性の高いVPNの導入することを忘れないようにしてください。

    リモート操作による遠隔地のPCの操作を導入

    IT資産やIT資源の一元管理が可能なソフトやツールを導入したら、不具合や障害に応じて情報システム部やセキュリティ担当がリモート操作で問題を解決することもできます。遠隔地にあるPCの操作が可能な仕組みを導入することで、ITやセキュリティに詳しい人が直接検証できるようになれば、問題の解決までの時間の短縮につながります。

    許可されたPCのみ接続、不正PCの遮断・検知

    同じくITやIT資源の一元管理が可能なソフトやツールを導入したら、許可されたPCのみ接続できるように社内ネットワークを再構築しましょう。同時に不正PCを遮断し、検知できる仕組みを導入しておくことで、外部からの攻撃による影響でネットワークに不具合や障害が起こる可能性を低減できます。また、並行して私物のデバイスやネットワークを企業や組織の敷地内で利用させないこと、持ち込ませないことも社内規則やルールで徹底することで、物理的にも許可していないデバイスからのアクセスを限りなくゼロに近づけることにつながります。


    まとめ:ネットワーク関連の課題や問題は「AssetView」で解決!

    今回は社内ネットワークに接続できない時のありがちな原因、社内ネットワークに接続できない時の具体的な対処法、そして社内ネットワーク関連の課題や問題に困った時に対処しやすくする方法についてお話しました。
    社内ネットワークの接続に関する不具合は既知のものであれば、システム的な管理と常日頃の情報収集ですぐに対処できます。既知の問題でない場合もシステム的にデバイスやネットワークの状況を把握し、原因を特定できる仕組みを導入しておけば解決までの時間も短縮できるでしょう。
    当社が提供するIT資産管理ツール・情報資産管理ソフト「AssetView」シリーズを組み合わせることで、VPNの導入やリモート操作、不正PCの遮断や検知が可能となり、同時に社内ネットワークへのログイン関連の不具合に対処しやすくなりますので、ぜひともこの機会にご相談、お問い合わせください。

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