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会長コラム

OCRについて(3) - 課題解決の技術(1)

更新日:2013年5月14日

OCRの課題で一番やっかいな誤認識を防ぐことができたら、OCRのコスト削減効果はかなり大きなものになる。なぜなら、OCRのコスト削減効果を少なくしているのは「OCR処理後の目検(読み合わせ確認)」と「目検後の修正作業」であるからである。これがなくなれば、キーパンチによる二度打ちに比べて、1/8以下のコストでデータエントリーが可能になる。

では、どうしたら、誤認識率を手入力によるデータエントリーの品質、4.5シグマ(10,000文字中10文字)以下にすることができるのであろうか。

ハンモックでは、WOCR(ダブルオーシーアール) という特許出願技術(2009-189689)により、誤認識を最小化し、手入力(キーパンチ)以上の認識率を実現した。WOCRは特性の異なる2つのOCRエンジンを組み合わせ、それぞれのOCR処理結果を照合し、一致したもののみを「正」とする高精度OCR技術で、WOCRにより処理された結果は5シグマ以上の品質であり、目検等のチェックの必要性をなくすことができた。

図

もう一つの課題は要再検査対象の確認・修正作業の効率化である。

WOCR認識で不一致になった要再検査対象は全体の文字数の25%程度であり、この要再検査をさらに効率化する技術により、確認・修正作業もスピードアップおよび低コスト化が可能になる。

要再検査対象を効率的に確認・修正するための技術としては、高速ベリファイ機能が代表的なものとしてあげられる。

この高速ベリファイ機能は、確認・修正すべきひとかたまりの伝票(バッチ)の中で要再検査対象となった文字だけを切り出し、その画像を一文字ずつ並べて確認をする機能で、下の画面のように画像と誤認識結果を一文字ずつトランプのカードのように並べ、「正しい」と確認できたら、Enterキーで次に進むという確認・修正機能で、きわめて高速に確認作業ができる。もし正しいと確認できない場合は保留とし、あとで保留分だけの文字を該当するフィールドの画像で確認するか、伝票の画像全体を見て確認するかとういう順で、確認・修正作業を行う。

この方法であれば、確認・修正作業は従来より50%程度の生産性向上が見込まれる。

図


この二つの技術、WOCRの高精度認識と高速ベリファイによる確認・修正機能により、従来のデータエントリー(人手による)と比較して人件費を1/8に削減し、かつ、データエントリーの時間も1/3以下に短縮することを可能にした。



前回の記事「OCRについて(2)」「OCRについて(4)」へつづく


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