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会長コラム

OCRについて(5) - OCRの今後

更新日:2013年6月28日

■WOCRの普及

インターネットなどのネットワークの進展により、紙伝票による取り引きは徐々に少なくなってきたが、紙伝票を証憑として残さざるを得ない場合や、紙伝票の方がインターネットより使いやすいといったときには、紙伝票を使い続けることになる。また、セキュリティの観点からインターネットよりFAXを使いたいという要望も根強く残っており、この場合も紙伝票処理が必要になる。紙伝票が存在し続ける限り、紙伝票を入力するという処理は必要であり、OCRも必要になる。

OCRシステムの入れ替え需要がおこったとき、WOCR が生産性を高めコストを下げる切り札になる。導入事例(https://www.hammock.jp/ocr/jirei/)からもはっきり言えることは、WOCRによりOCRの課題が克服できるということではないだろうか。これらの導入事例に共通しているのは、従来のOCRシステムでは誤認識が発生するため確認修正作業が大変であったが、この誤認識をなくすこと、確認修正作業を最小化することにより、入力作業の生産性を高めることが可能になったということである。

WOCRが従来のOCRの課題を解決したことは明確になったが、WOCRの普及のためには、WOCRシステムのさらなる低価格化が新しい課題として残っている。紙伝票を扱う業界としては、流通業、金融機関などがあげられるが、WOCRの価格はまだまだ高価であり、営業所や支店ごとに、または担当者ごとに導入するにはコストが高すぎる。この点をいかに克服できるかが、普及の鍵になると思われる。


■タブレット入力

OCRの今後について、紙伝票そのもののOCR処理のほかに、タブレットPCによる分散入力が考えられる。このタブレット入力のキーポイントとして、手書き文字認識があげられる。この機能はOCR技術から発展した機能で、タブレットPCによる分散入力の普及を阻害しているソフトウェアキーボードの課題を克服することを目的としている。

タブレットは低価格で、持ち運びが便利で、表現力が優れているといった多くの利点から、急速に普及しはじめているが、現状では、まだプレゼンテーションツールとしての利用が大部分を占めている。このタブレットが、営業現場や製造現場、その他すべての現場で入力作業にも利用できたら、データ処理効率とスピードは飛躍的に高まると考えられる。そして、この入力作業はタブレットのソフトウェアキーボードによる入力に限界があり、使い勝手が悪いことに起因していると考えられる。このソフトウェアキーボード入力をOCR技術でどう解決するかが、大きな課題である。

図1



前回の記事「OCRについて(4)」


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