ハンモック、特許技術を搭載した新バージョン「AnyForm OCR」Ver.7をリリース
2つのOCRエンジンで文字認識する「WOCR」で、データ入力業務のさらなる生産性向上を支援
株式会社ハンモック(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:若山 大典、以下 ハンモック)は、書式を問わないOCRソフトの新バージョン「AnyForm OCR Ver.7」を2020年9月7日より販売を開始します。
新バージョンでは、AnyForm OCRの文字認識精度や操作性の向上だけでなく、OCR結果の確認作業における負担を軽減させる新たな仕組みを取り入れ、データ入力業務の効率化を実現いたします。
WOCR(ダブルオーシーアール)の仕組み
■ 背景
多くの企業において、注文書や請求書などの帳票データ入力業務では、その精度を高めるために二人のオペレーターが入力したデータの付け合わせ処理を行っています。またOCRを導入している企業でも、OCR結果と原紙の全件目視チェックを行うなど、多くの時間と工数をかけて対応しています。
弊社は、OCRメーカーとしてこのような状況を改善するべく、2014年に特許取得してた技術である「WOCR(ダブルオーシーアール)」をAnyForm OCR Ver.7に搭載する運びとなりました。
■「AnyForm OCR」とは
「AnyForm OCR」は、優れたデザイナーツールで取引先帳票を簡単にOCR設計することができる汎用OCRソフトウェアです。文字認識精度はもちろん、操作性の高い帳票設計ツールによりご利用部門の担当者でも簡単にOCR帳票を設計することができます。また、OCR結果を確認する際には、マスタ連携や明細項目の自動演算処理機能などの実践的な機能により効率良くデータ化することができます。
■ AnyForm OCR Ver7 主な強化ポイント
- OCR結果の確認作業を削減するWOCR搭載(信頼性99.97% 弊社独自調査結果)
AI型のOCRエンジンと従来の非AI型のOCRエンジンの2つを使用してOCRを行います。2つの性質の異なるOCRエンジンの結果が一致した場合は高精度なOCR結果となります。また、一致しない場合は目視により確認が必要とプログラムが判断し、画面で確認することができます。
弊社としましては、データ入力時間とオペレーター費用を削減するため、この一致した結果については目視チェックをせず、不一致となった対象だけを目視チェックする運用を推奨いたします。なお、文字種や画像品質により、弊社テストでの信頼性と差異が出る場合がございます。ご利用帳票での信頼性をテストの上、ご検討ください。
※WOCRは活字が対象となります。
※社内の独自テストの結果、全体の約85%が一致し、約15%が不一致となりました。 - ベリファイ画面の操作性強化(明細行のうち値のある有効行のみ表示)
商品コードと商品名があらかじめ印刷されている注文書などで、注文数量が記載されている行だけを確認対象とすることができます。従来バージョンでは空白行をタブボタンなどで進める必要がありましたが、必要な行だけを集約して作業することができるようになりました。
■ 製品詳細
▼「AnyForm OCR」Webサイト
https://www.hammock.jp/anyform/
▼「AnyForm OCR」資料ダウンロードはこちらから
https://hmk.web-tools.biz/dcs/download/web_anyform/
■ 出荷開始
2020年9月7日
株式会社ハンモックについて
株式会社ハンモックは、新しい技術を追求し、ユニークなパッケージソフトウェアおよびその組み合わせによるソリューションを開発、販売するソフトウェアメーカーです。先進的ソリューションを提供することで、企業の生産性向上に寄与していきたいと考えています。
代表者:代表取締役社長 若山 大典
設 立:1994年4月1日
資本金:2,000万円
売上高:33億円(2019年度)
従業者数:253名(男性:181名 女性:72名)
本社所在地:東京都新宿区大久保1-3-21 新宿TXビル3F
URL:https://www.hammock.jp
※本ニュースリリース記載の会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
お問い合わせ先
株式会社ハンモック マーケティング本部 人見 千恵
TEL:03-5291-6121
FAX:03-5291-6122
Mail:marketing@hammock.co.jp