掲載日:2010/03/31
※株式会社リクルート キーマンズネットに2010年03月31日に掲載された記事より転載
掲載されておりますサービス内容、料金などは、掲載日または更新日時点のものです。
■データエントリー業務が効率化できない、コスト負荷となる理由
現在、請求書や発注書など伝票の電子帳票化が進み、業務効率化・情報活用に貢献している。だがその一方でFAXや郵送で送られてくる紙ベースの伝票が依然として残っており、これらを電子化するためOCRソフトウェアを導入、データエントリー業務をアウトソーシングしている企業は多い。しかし、下記の様な問題で頭を悩ませている担当者も多いと聞く。
◎OCR処理後の目検査に人件費がかかる
◎アウトソーシングしているが、料金が高くコストがかさむ
◎月初や月末などエントリー業務を行う人員の確保が難しい
上記で挙げた問題を一挙に解決するのが、高性能OCRソフトウェアのWOCRシステムだ。FAXやスキャナーで定型帳票を高認識に読み取り、データベースに自動保存。特筆すべきは特許申請技術WOCRを搭載している点(手書き文字にも強い)で、これにより定型帳票のデータエントリー業務を劇的に効率化、コスト削減することができる。
では早速以下でご紹介しよう。
■読み込み成功データにおける誤認識の確率は0.013%!
WOCRシステムに搭載されている特許申請技術WOCRは、特性の異なる2つのエンジンでW処理を行う文字認識判定技術。1を7、4を4と認識するエンジンと、1を1、4を8と読む傾向があるエンジンを使用してWでデータ処理を行い、両方の結果が不一致の場合と、両方の結果が一致していてもいずれかの信頼性が低い場合にオペレータに確認・修正を促す仕組み。
オペレータは読み込んだデータ全体の25%だけを確認すれば良く、残り75%のデータの誤認識確率はわずか0.013%というから驚きだ。※2009年 ハンモック調べ。OCR製品を導入した企業にありがちな「認識精度が低いため、重要度の高い帳票はすべて原紙とデータの読み合わせが必要…」というようなムダな作業が発生しない。データの確認作業に手間がかからず、データエントリー業務を劇的に効率化できる。この認識精度の高さで、人件費をどのくらい削減できるか次のケーススタディでご紹介したい。
<導入前> |
紙ベース伝票処理に掛かる人件費 |
<シングルOCR+目検査>
A社では、1人目のオペレータがOCRで要再検査となった25%程のデータを確認・修正しデータベースに登録。正しく処理されたデータ(75%程)であっても認識精度を高めるため、2人目のオペレータがすべてのデータと原紙を読み合わせて確認していた。これにより、データエントリー業務にかかる人件費は1.25人分とコスト高になっていた。
人件費の削減&顧客への対応スピード向上のため、より認識精度の高いOCR製品を探すこととなった。
<導入後> |
最大で人件費が1/5に!大幅なコスト削減に成功 |
<WOCRシステム導入後>
これまで読み込みに成功したデータの75%は、誤認識の確率が0.5%発生していたが、WOCRシステムなら誤認識の確率が0.013%なので確認作業が不要に。オペレータは、全体の25%だけを確認・修正すれば良く、短時間で作業が完了。目検査やデータと原紙の読み合わせが必要ないため、オペレータの作業量を大幅に削減。結果として業務全体での人件費を削減でき、顧客への対応スピードも向上した。かかる人件費は0.25人分になり、導入前と比較するとコストは1/5に。
スピーディ |
高精度・高速ベリファイ機能で、確認・修正作業をスピードUP! |
WOCRシステムは、帳票の独自機能でイメージのサイズや傾きを自動補正し、FAX専用の2次元コードを利用して強力にフォームを識別。かすれた罫線強調や文字補強、ノイズ除去機能も搭載しており、WOCRとの相乗効果で高い文字認識精度を実現している。
読み込んだ文字認識の結果は『エクスポートに成功』『要再検査』の2通りで表示される。『エクスポートに成功』の場合は、指定データベースに自動保存。要再検査となった個所は、高速ベリファイ機能により確認・修正が必要な文字だけ、またはフィールドだけを自動でポップアップするので、簡単&スピーディに修正処理を行うことが可能だ。
データ活用 |
請求書など、顧客別の帳票をカンタン作成! |
WOCRシステムは、データベースに蓄積された情報をフォーマットの項目に従って出力可能。ベースとなるフォーマットを1つ作成すれば、各顧客別の帳票をカンタンに作成でき、得意先ごとに記載されている商品や金額が異なるOCR注文書をカンタンに出力することができる。また宛先に応じてFAX、プリンタ、電子メール(PDFファイル)といった出力方法を指定することも可能。データエントリー業務だけでなく、蓄積したデータの利用まで効率化できる。
もともとWOCRシステムは、さまざまなデータベースに対応しており、データの保存先リンクの設定や入力属性(数字・英字・日本語)の定義も容易だからこそ、データ活用が可能となる。
製品名 | WOCRシステム |
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メーカー | ハンモック |
クライアント側OS | Microsoft Windows 2000 Professional (SP4) Microsoft Windows XP Professional (SP3) Microsoft Windows Vista Business (SP2) Microsoft Windows 7 Professional |
クライアント側対応プロセッサ | Pentium III 800 MHz 以上 |
クライアント側必要メモリ容量 | Windows2000 512 MB 以上 WindowsXP、WindowsVista、Windows7 1GB以上(2GB以上推奨) |
クライアント側必要ディスク容量 | 500 MB以上のフリースペース |
クライアント側その他動作環境 | 構成によりデータベースが必要 Microsoft SQL Server 2000 Standard/Enterprise Edition (SP4) Microsoft SQL Server 2005 Standard/Enterprise Edition/Express Microsoft SQL Server 2008 Standard/Enterprise Edition/Express |
サーバ側OS | Windows 2000 Server (SP4)/2000 Advanced Server (SP4) Windows Server 2003 Standard Edition (SP2) Windows Server 2003 Enterprise Edition (SP2) Windows Server 2008 Standard Edition Windows Server 2008 Enterprise Edition |
サーバ側対応プロセッサ | Pentium 2.4GHz 以上 |
サーバ側必要メモリ容量 | 1 GB RAM以上 |
サーバ側必要ディスク容量 | 1.5GB以上のフリースペース |
サーバ側その他動作環境 | Microsoft SQL Server Standard/Enterprise (SP4) Microsoft SQL Server 2005 Standard/Enterprise Microsoft SQL Server 2008 Standard/Enterprise |
その他特記事項 | - |
製品サイトURL:https://www.hammock.jp/ocr/ |
価格情報 305万円~(税別) 補足説明 |
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サポートエリア 全国 補足説明 |
製品・サービスの取扱い企業
株式会社ハンモック
住所:〒171-0033 東京都豊島区高田3-19-10 昭栄高田馬場ビル1-2階
TEL:03-5957-3630
URL:https://www.hammock.jp/