バージョン | 5、6、7、8 | タイプ | すべて | 最終更新日 | 2005年06月02日 |
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TeleForm本来の安定した高い認識率を得るためには、
1.正しく設計をして |
2.十分なテストを行い |
3.正しく記入を行う |
ことが重要です。
「1.」「2.」「3.」は、大変重要です。すべての項目についてよくご理解いただき、運用にお進みください。
1.正しく設計を行うためのフォームデザインについて | ||||||||||||
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①枠の大きさはデフォルト値がもっとも安定しています。 枠を小さくすると書きにくく、文字が枠に触れてしまったり、FAXによって文字がつぶれてしまう可能性がでてきます。
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②枠と枠の間にご注意ください。 ◆レイアウトを決める際、枠と枠の区切りの線は入れない方が良いでしょう。
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③コーナーストーンの位置を下げて設定します。 FAXで受信する場合、ヘッダー情報(送信元の情報)がコーナーストーン・フォームIDに重なってしまう可能性があるので、ページ設定でコーナーストーンの位置を下げてください。(1.5cm位)
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④フォームIDの場所 フォームIDの位置は左上(デフォルト)、右下、両方を選択することができます。
Designerの「フォーム」-「ページ設定」 |
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⑤FAX送信方向の表記 フォームの判断をより早く行わせるため、FAX送信方向の「↑」を表記することをお勧めします。 |
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⑥文字記入例の表記 TeleFormはあらゆる文字を認識するのが特長ですが、より高い認識率を保つために、 また、より丁寧に文字を記入していただけるよう、レイアウトの一部に文字記入例を表記することをお勧めします。(その文字を書かなくては認識できないというわけではありません。) TeleFormDesignerでは、↑この記入文字例が用意されています。 |
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⑦マーク(OMR)の形状 マークはデフォルトでは「○」となっていますが、この形だとチェックされたり、×を記入されたりする可能性があります。マークを縦長にすることによって、記入者がよりマークしやすくなります。 このような、縦長のマークをお勧めします。 |
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⑧活字OCRのフォント フォームマージ等を使用し、出力した活字を認識させる際は、英字・数字の場合で相性のいいフォントが異なりますのでご注意ください。 数字の場合、デフォルトの[CourierNew]、英字の場合は[Arial][MSPゴシック][MS明朝]などがありますが、 以上の中から何種類かテストを行っていただき、御社読み取り環境において一番安定すると思われるフォントをご使用ください。 |
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⑨使用する日本語フォント フォーム作成時の日本語フォントは、ゴシック体のご使用をお勧めいたします。 |
2.十分なフォームのテストについて |
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フォームを作成した後、実運用でのトラブルを少しでも避けるため、十分なテストは必須です。 特にFAXで運用をお考えの場合は入念なテストを行ってください。 テストにあたって...実運用で使用する環境をご用意ください。 |
・テスト用紙... ドロップアウトカラー等の使用のため、印刷会社に用紙の印刷を依頼する場合は、実際に印刷会社が印刷した用紙をご使用ください。 ・FAX/スキャナー...どちらも実運用で使用する機器をご使用ください。イメージ読み取り時の汚れは、認識率の低下につながります。 あらかじめ、FAX/スキャナーのイメージ読み取り部の汚れを十分に取り除いてください。 テスト方法... FAX/スキャナーのそれぞれから10枚以上のフォームを送受信し、送信過程 <認識結果の確認事項> ■認識枠にきちんとフォーカスが当たり、その位置がずれていないか →ずれている場合、フォーム設計の見直しを行う必要があります。 ■認識枠が重なって設定されていないかどうか →重なって設定されている場合、認識率が極端に悪くなります。 ■イメージに記入文字以外の汚れが付着していないかどうか →FAX/スキャナー汚れの付着により、認識率が極端に悪くなります。 ■認識枠の線が消えていないかどうか →印刷の時点で枠線が正常に印字されていない場合や、イメージを取得する際に消えてしまう ■フォームマージを行っている場合、印刷文字がかすれないかどうか →線の細いフォントでマージを行っている場合、受信イメージにより印刷文字がかすれ、 ■スキャナーの場合、イメージの濃さが適切な設定になっているかどうか →取得イメージが薄い、濃いという場合は最も適切な濃さを調節し、設定を保存しておいて ■FAXの場合、コーナーストーン・フォームIDがヘッダー情報(送信元の情報)によって消されていないか →消えている場合、「1.」の③を参考に、ページ設定でコーナーストーンの位置を下げて ■認識処理時間が適切であるかどうか →辞書マッチング・スクリプトの組み込み等の特殊な作業を行っていると通常のフォーム認識 ![]() フォーム認識についての確認が終了したら、指定したデータベースにきちんとデータが保存されているかの確認を行ってください。 注:フォームのアクティベートについてTeleFormのフォームで認識テストを行う場合には、フォームのアクティベートを行う必要があります。一旦アクティベートを行ったフォームはそれ以降、フィールド位置の変更、フィールド認識属性(英字から数字認識へ)の変更を行った場合に、フォームの上書き保存が行えません。(認識と関係ない図形やテキストの変更では上書き保存が行えます。) しかし、まだテスト段階ですので、設定変更の度に新しい名前をつけて、フォームのアクティベートを行い、適切な設定になるまで十分にテストを重ねていただくことをお勧め致します。 最終的に適切な設定を行ったフォームを運用の本番用フォームとしてご使用ください。 |
3.正しく記入を行う方法について |
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TeleFormで文字認識を正確にさせるためには
上記の記入によって認識率が安定しない場合、再度フォーム設計の見直しを行う必要があります。 |
TeleForm Ver.8 以前の
ユーザー向けFAQ
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<Q029. TeleForm本来の、安定した高い認識率を得るためには - OCRソフト「TeleForm」 v8 ユーザー向けFAQ|ハンモック> 法人向けソフトウェアメーカー【ハンモック】のWebサイトをご覧のみなさま 株式会社ハンモックは、IT資産管理、情報漏洩対策、名刺管理、営業支援、データエントリー業務の効率化を実現する法人向けソフトウェアメーカーです。パッケージソフトウェアおよびその組み合わせによるソリューションを、目的別、悩み別にご提案します。実際に導入した企業様の事例もご紹介。オフィスの業務効率化をハンモックがサポートいたします。 |
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