国内製造機器メーカー
interview 国内製造機器メーカー
Date 2020 . 3. 11
営業のデモで、OCR精度の高さ、実用性を実感
POC(実証実験用)用にAnyForm OCR Desktopを購入。計画通りにPOCを推進
①いきなり「30%の事務処理コスト削減」の厳命!
中期計画で、事務部門のコストを30%削減する目標が掲げられた。
RPAとOCRの活用によるコスト削減計画を策定することとなった。
②自動化ならばRPAだけど...
RPAの選定・OCRの選定・業務の選定のため、パッケージ・サービス等の調査と、各部門での課題およびコストを調査した。
③RPAの成功には、OCRが不可⽋だ!
入力担当者を固定化させずに誰でも入力出来る仕組みを準備し、RPAを利用しデータ投入をする事を検討した結果、OCRを利用する事を検討した。
①思った以上にあちこちに紙処理が!
OCRが適切に適用できる部門について、調査のしかたがわからなかった。
RPAだけでは、業務効率化の目処がたたず、OCRの活用についてもどこから手をつけていいかわからなかった。
②本当にOCRできるのか?ちゃんと読めるのか?
部門担当者と一緒に、デモを確認。OCR結果をみて納得。
OCRで改善が期待できる部門のイメージができた。
③⾃分たちで本当にかんたんに設計できるか?
認識⽀援辞書・置換辞書・翻訳マスタなど他社OCRソフトにはない、さまざまな便利機能が、GUIで設定できるので⾃分たちで使えそうと実感した。
①的確な業務分析による可視化!
「ヒアリングシート」と「ABC分析シート」を使って事務処理部門にアンケートを行い部門ごとの紙処理の量とコスト・種類をを可視化した。
②運用部門も納得して、POCを計画!
POCターゲットの部⾨を選択し、処理量の多いと判断した「検査報告書」・「作業⼯程管理表」・「請求書」の実画像を使った現地デモで、OCRの結果を確認し、OCR精度について納得できた。
③ノンプログラミングで、「簡単に運用できる」を実感!
その場で、営業担当者が、「検査報告書」・「作業工程管理表」・「請求書」を設計する操作をみて自分たちのプロジェクトメンバで活用できそうだと実感できた。
業種:国内製造機器メーカー(東証一部上場)
従業員数:1,300名
対象帳票:検査報告書・作業⼯程管理表・請求書 他
ご担当:2020年RPA推進プロジェクトグループのみなさま