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株式会社ハンモックは、IT資産管理、情報漏洩対策、名刺管理、営業支援、
データエントリー業務の効率化を実現する法人向けソフトウェアメーカーです。


※本内容は、2018年1月掲載時点のものです。

DIAMOND IT&ビジネス 掲載記事DIAMOND IT&ビジネス

コストと手間のかかる
ITセキュリティ対策に挑む
「統合管理」という新概念

ハンモック「AssetView」が実現する、長期的視野に立ったセキュリティの世界

若山正美/藤田英雄日々、巧妙・複合化し、増え続けるサイバー攻撃に対しては、幾重にも防御壁を設けることで情報漏えいやデータ改ざんなどを阻止する「多層防御」が不可欠だ。しかし、新たな脅威が現れるたびに継ぎ足してきた対症療法的なセキュリティ対策は、高コストになりがちなうえ、煩雑さを増す管理業務にも限界が来ている。ソフトウェア同士の競合による不具合が業務に支障を来すことも少なくない。多くのセキュリティ担当者が「今と同じ以上の機能を維持しつつ、コスト削減と管理業務の効率化を実現できるソフトウェアはないものだろうか」と、思っていることだろう。そんなニーズにしっかり応えて業績を伸ばしている日本企業がある。IT統合管理ソフトウェア「AssetView」(アセットビュー)を提供するハンモックだ。


高まるセキュリティ対策とIT資産管理の融合

 依然として猛威を振るうランサムウェア(身代金要求型ウイルス)の感染や、相次いで発見されるOS(基本ソフト)の脆弱性を突いた企業サイトの改ざん、情報の窃取、データ破損など、サイバー攻撃の被害はますます広がり、深刻化している。さらに、不注意やミスによる情報の紛失、あるいは故意による情報の漏えい・悪用も後を絶たない。こうした脅威はもはや特定の企業に限られたものではなく、大企業から中小企業まで、あらゆる組織が複雑化するセキュリティ対策への対応に迫られている。

 だが、大規模かつ増え続けるPCの管理は容易ではない。高性能PCへの入れ替え時などに、セキュリティパッチが更新されていないPCが放置され、社内にウイルスがまん延したといった事故はよくあるケース。さらに、誰も使っていないPCのソフトウェアライセンス料を払っていたり電源が入っていたりする無駄なコストも発生しがちだ。
 こうした中、セキュリティ対策をはじめ、コスト削減につながるIT資産の最適化、適切なライセンス管理に向け、企業のIT資産を一元管理する「IT資産管理」の必要性が高まっている。


IT資産管理をベースにしたセキュリティ対策で注目されるハンモック

 IT資産管理とは、具体的にいうとクライアントPCやサーバー、プリンタ、ネットワーク機器(HUB、ルーター、ファイアウォール)、ソフトウェアライセンス・アップデートなどの詳細な情報を把握し、管理すること。全ての機器とソフトウェアを常に最新の状態を保って管理していくことが必要となる。

 特に社員一人ひとりのPCのソフトウェアを最新に保つことは、セキュリティ対策の基本でもあり、過去に報道された大規模な情報漏洩事件も、原因は既知の脆弱性の対策ソフトウェア(パッチ)が全てのPCに行き渡っていなかったことが原因とされた例がある。たった1台でも更新されていないPCがあれば、攻撃者はそこを突いてくる。
 だが、企業には大量のPCが導入れており、複雑化してさまざまなソフトウェアがインストールされている。従来のようにエクセルなどで管理するのはもはや限界だ。そのためセキュリティ対策の面からも、IT資産管理の重要性は非常に高まっているのだ。

 こうしたセキュリティ対策のソフトウェアで今、急成長している企業がハンモックだ。直近4年間で売上高は2倍以上に急増。後述するように、同社製品に乗り換える企業が後を絶たない。その人気の秘密はどこにあるのだろうか。


1つのコンソールで多層防御できる「統合管理」

 ハンモックでは、企業が抱えるPC管理の課題をまとめて解決することを「統合管理」と称し、管理に必要なサーバーの統合、管理ツールやサポート窓口の一本化により、高効率な運用とコスト削減を実現するIT統合管理ソフトウェア「AssetView」(アセットビュー)を提供している。
 若山正美・ハンモック代表取締役は、統合管理のコンセプトについて次のように話す。
 「セキュリティ対策は今、さまざまなソフトウェアを組み合わせる多層防御が必須になっています。
このため従来は、脆弱性対策はA社、個人情報管理はB社、ウイルス対策はC社といったように異なるベンダーのソフトを組み合わせる必要がありました。ベンダーによって得意分野が異なるからです。しかし、これでは構築費用や運用工数が増大して非効率な上、コストパフォーマンスも悪い。
そこで当社ではユーザー視点に立ち返り、全て自社製品として提供し、1つのコンソールで運用できるようにしました。業界初の取り組みなのですが、当社ではこれを『統合管理』と呼んでいます」
 監視から原因究明まで、全てシステム化されているため、効率性が大幅にアップした。さらにサー
バーやデータベースなどの細かい運用管理も同時に効率化することが可能だ。

必要な5つの概念

 統合管理ではない場合、全ての端末に同じように入っていなければいけないセキュリティ機能が、食い違っていることがある。例えば、あるソフトウェアについてログを見ると対象は100台、しかし別のソフトウェアでは98台など、本来同じ台数に入っていることが前提のソフトウェアが、微妙に違っているケースが多々あるという。そうなると監査レポートどころではなく、まずなぜ違うのかを調査しなければならない。

 統合管理のアセットビューは、全ての機能の管理データベースが1つにまとまっているため、こうした食い違いは構造上起こり得ない。統合管理か機能ごとの管理かによって、手間やコストは大きく違ってくるのだ。

 アセットビューのエンドポイント(端末)のセキュリティに関する機能は多岐にわたるが、同社では下記のように基本の7機能とその他の計17機能を用意している。導入は企業の事情に合わせて、全部でも個別でも対応可能だ。
 どんなセキュリティ対策が必要かは、企業規模や業種などによって異なる。だが、パッケージ製品だと要らないものまで付いてくるから無駄なコストがかかってしまう。その点、アセットビューは必要な機能だけを選べるからお得な上、非常に使い勝手がいい。

 アセットビューの機能は、自社開発のものもあれば、性能がいいベンダー製品をOEM形式で提供しているものもある。「全てを自社で作るよりも、OEMでベストな機能を提供した方がお客様にとっても安心感が大きい。当社の大きな強みの1つは、必要な全ての機能を、同一のインターフェースで運用できる統合管理の部分、つまりストレスなく簡単に運用できる点にあります」(若山社長)
 機能を連携させたセキュリティ対策が可能になるのも統合管理のメリットだ。
 「例えば、個人情報にアクセスした記録を取るだけでなく、不用意にアクセスしたりした場合は個人情報を暗号化するなどの対策や、ウイルス検知があったときに、その人がどのサイトを見ていたのか、マスターPCで一連の流れを把握するといったことも可能です」(藤田英雄部長)

提供する機能


各分野でベストの機能を集結して脅威に対抗する

 豊富な機能が一丸となってサイバー攻撃を防御するアセットビューだが、個々の機能のクオリティはどうなのか。
 「もともとアセットビューの根幹となるコンセプトは『一機能で競合しても勝てる』こと。つまり、それぞれの分野で最強の機能をそろえているわけです。例えば、マルウェアの検知能力では、最大手のソフトよりも約3倍能力が高いベンダーのエンジンをOEMで提供しています。他の機能についても常にベストは何かを調べています。その一方で、ファイルの暗号化技術は、当社が特許を取ったエンジニア技術が非常に優れているため、自社開発しています」(若山社長)

提供する環境

 自社で長年積み重ねてきたIT技術と知見があるからこそ、ベストな機能をそろえることが可能になるのだろう。さらにアセットビューは、現時点はもちろん、先々の脅威への対策にも余念がない。
 「現在は第5世代で、ランサムウェアの次の段階のセキュリティも考えています。どんな脅威が出てきても統合管理の中にセキュリティ対策を組み込み、同じ環境で運用できるようにするという基本的なコンセプトは変わりません。アセットビューを選んでいただいたお客様には、このコンセプトと実績を高く評価していただいています」(藤田部長)

 実際、新たな脅威が出てくるたびにベンダーの異なるソフトを継ぎ足してきた従来のIT資産管理はもう限界に来ている。事故が起きたときに、複数のソフトのデータを組み合わせて監査レポートを出さなければならないケースも増えてきているからだ。アセットビューの統合管理なら、そんな手間は不要。17種類もの監査レポートが出されるから、セキュリティ担当者の負担も大幅に軽減するのだ。


業界・業種・規模を問わず、8500社超の企業が導入済み

 近年、企業のIT予算は全体的に削減傾向が見られるが、そうした中でもセキュリティ対策など必要な分野については見直しを含め、適切かつ効率的な投資を検討する企業が増えている。他社製品からアセットビューに乗り換える企業も相次いでいるという。
 「一般に大手企業は、一度管理システムを構築するとあまり変更しませんが、セキュリティ対策については頻発する事故・事件などが契機となり、自社の対策・コストは本当に適切なのかを検討する機運が生まれています。その結果、ここ数年、大手企業の見直し・入れ替えが増えています」(藤田部長)

 パナソニックグループやローソン、慶應義塾大学など業界業種を問わず、これまで8500社を超える企業が導入済みだ。いずれの企業も、①大規模な台数でも安定運用が可能なこと、②統合管理(管理コンソール機能の充実)、③コストパフォーマンス、④業務の効率化、⑤バージョンアップごとに顧客の要望への対応・改善を図ろうとしている方針やそのスピード感――などを高く評価している。

 例えば、パナソニックの場合、前製品と機能は同等以上でありながら、約30%のコストダウンを実現。「多機能な前製品には使わない機能も含まれていたのですが、アセットビューは必要なものだけを選択できるため、使い勝手が良く、コスト削減も可能になります」(藤田部長)。また、これまでのトラブルの多くはソフト同士の競合が原因だったが、それがなくなっただけでも運用業務が大幅に効率化されたという。

 このように多数のPC管理実績と統合管理の使い勝手の良さ、そして将来の新たな脅威への対策もスピーディに組み入れていくコミットメントなどが、アセットビューの人気の秘密といえそうだ。
「経営者の視点から捉えると、セキュリティ対策の費用は、製品を作るときの原価と同じようにかけ過ぎてはいけない。多層防御にすると原価が高くなりがちですが、『統合管理』なら最小限の費用で十分な機能を満たすことができます。必要な機能から段階的に導入することも可能ですから、ぜひご検討ください」(若山社長)。

 高まるサイバー攻撃の脅威と、複雑さを増す管理業務の限界など、企業を取り巻くセキュリティ環境はますます厳しくなっている。まずは従来の継ぎ足し投資をゼロベースで見直し、本当に高効率で低コストの管理とは何かを考えてみることが大切なようだ。


お問い合わせ先

 株式会社ハンモック
 〒169-0072 東京都新宿区大久保1-3-21 新宿TXビル3F
 TEL:03-5291-6121(代表) http://www.hammock.jp/



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