NTT ME東北様
interview NTT ME東北様
Date 2005 . 01 . 25
ブロードバンド・インターネットの急速な普及に伴い、あらゆる企業がビジネスでITを活用し、新たな価値を創造する機運が高まる中、もはやITは、社会に欠くことのできない重要な基盤になりつつある。
NTT ME東北は、NTTグループが長年培ってきた電気通信ネットワーク技術をフルに活かし、ITの利便性を活かしたビジネススタイルの見直しやコスト削減など、効率的で信頼性の高いネットワークシステムの企画構築アフターフォローまで、トータルITソリューションを提供し、「ITはもっと心に近くなる」というキャッチフレーズの実現に注力している。
1700名の社員はネットワークのプロフェッショナルとして各種資格を取得し、会社としてもISO9001を始め、ISO14001、ISMSを取得し、お客様が安心してご利用いただける万全な環境を整備している。
この高度ネットワークシステムの専門企業であるNTT ME東北においてハンモックの「AssetView HYPER」がどのように使われているか e-イノベーション推進室の千葉様、武山様に話を聞いた。
千葉 一城 様
企画総務部 e-イノベーション推進室 主査
武山 和幸 様
企画総務部 e-イノベーション推進室
NTT ME東北社内でPCネットワークが構築された直後から、ネットワーク接続されているPCのハードウェア、ソフトウェアの情報を取得し管理したいという強い要望があり、管理ツールの導入を検討したり、実際に試みたりした。具体的には数年前にエージェントタイプの製品を導入し、運用しようとした。しかし、この試みはうまくいかなかった。PCのハード、ソフト(インベントリ)情報がタイムリーに収集できなかったからだ。
千葉氏
理由は二つです。第一にネットワークのスピードが遅かったこと、第二にPCの性能が低く、常駐型(エージェントタイプ)のツールでは動作が安定しなくなることでした。
当時を振り返って千葉氏はツール導入の難しさを説明した。しかしながら、資産管理は避けて通るわけにもいかず、さらにネットワークセキュリティの保持やPCのライフスタイル管理という新しい必要性も強くなってきた。
ネットワークのスピードも速くなり、クライアントPCのスペックも高くなってきたので管理ツールを本格的に導入することとなった。別の部内に導入されていたNo.1シェアの製品が検討対象になったが、この製品は常駐型であり、機能は多いが使い勝手が悪く、価格も高かった。
そこで、非常駐型で価格も安く、機能が選択できる「AssetView HYPER」に的を絞り、評価を行った。実際に評価環境を作り、導入、運用テストを行って、使い易さを確信し導入に踏み切った。わずか2週間程で導入を決定した。
平成14年7月中旬にサーバーを設置し、ログオンスクリプトによりクライアントへの展開を行った。一部、Win98系で障害が発生し、インストールができないPCが出てきたが、バッチを作成し8月中旬には展開は終了した。展開にあたって難しい問題は発生せず、順調に運用を開始した。導入した機能はA「インベントリーデータ収集機能」、D「ソフトウェア配布機能」、S「不正PC検知機能」、O「リモートコンソール機能」の4種類であり、ライセンス管理や、セキュリティ強化も視野に入れて導入した。
武山氏
使い易い機能だけを選択して使えるという考え方はユーザーにとって大変ありがたいですね。
武山氏は AssetView HYPER の製品コンセプトを高く評価した。
導入後約半年が経過したが、導入効果は計画していたとおりのものだった。
まず第一に資産管理台帳が整備された。これは今後の棚卸し作業の軽減が見込まれるし、OSやハードのバージョンアップの計画にも役立つものである。
ライセンス管理はコンプライアンスの観点からも必要な業務であり保有ライセンスとの突合せをする事でライセンスの過不足をコントロールできる。
また、業務以外の使用禁止ソフトウェアの発見とクリーンアップにも便利に使える。セキュリティ強化面では不正PC検知機能が効果を発揮している。自宅などからの持込みPCからウイルス感染がおきないよう、社有PC以外のPC検知、通報、対応を遅滞なく実施できる。まさに期待通りの効果を生み出している。
NTT ME東北では「AssetView GUARD PRO」を発表とほぼ同時に発注し、平成17年1月から使用を開始した。「AssetView GUARD PRO」はスクリーンセーバーロックやファイル、フォルダの暗号化を簡単に実行できるPCセキュリティガードUSBキーである。個人情報保護法の施行に伴い、業務PCの更なるセキュリティ強化の一環で、まずはノートPCに対する手を打った。
千葉氏
今後は1700台のクライアントPCに対してUSBキーによりセキュリティおよび暗号化をかけるのか、一元的にネットワークを通じて各PCのI/Oデバイスを管理するか、検討しているところです。
各PCのI/Oデバイスの使用制限をする機能は平成17年3月ハンモックから AssetView HYPER Gとしてリリースされるが、千葉氏はハンモックに対する期待も込めて、新しいオプション製品の出荷を見守っている。
2005年1月に「AssetView HYPER」シリーズは更にバージョンアップと新機能の発表を行い、NTT ME東北のような先進ネットワークの専門企業からも注目を集めている。
事業内容:■自治体および企業ネットワークシステムソリューション
情報通信ネットワークシステムコンサルティン・企画・設計・構築
情報通信ネットワークシステム監視・保守・運用等アウトソ-シングサービス
■データセンタ関連事業
サーバハウジング・ホスティング・インターネット接続サービス、セキュリティ関連サービス(セキュリティ診断、コンサルティング、ファイアウォール等)
ASPサービス(B-Netcity;グループウェアポータル、Goorulin;電子商取引)
■電子地図(GIS)および各種地図情報システムソリューション・販売・提供
■WBT(教育システム)ソリューション・販売・提供
■環境システムソリューション(産業廃棄物の廃棄・再生・加工等)・販売・提供
■放送受信設備、CATVシステム建設・保守
■CTI関連商品開発・販売(AnswerME)
■情報通信用PC機器・PC・ソフトウェア等販売
■IT研修・セミナー等企画・実施
■NTT関連業務 ほか
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