AssetView

企画部情報推進課 課長補佐<br>
河野 源様(左)<br>
企画部情報推進課 情報推進係 主事<br>
高島 慎太郎様(右)

西東京市役所様

マイナンバー制度で求められる
機密業務も一括管理。
20万人の市民が安心できる運用を

interview 西東京市役所様

Date 2016 . 04 . 13

人口およそ20万人。21世紀最初の新設合併によって誕生した、西東京市。古くは青梅街道の宿場町として、現在は東京23区との区境に位置することから、ベッドタウンとして発展を遂げている。緑が多く残る武蔵野台地は、住民や都民を癒すオアシス的存在となっている。今回は、平成28年1月より本格稼働が開始されたマイナンバー制度の運用において AssetView をご活用されている、西東京市役所情報推進課の河野課長補佐(兼情報推進係長)と、同課情報推進係主事の高島様にお話を伺った。

Interviewed
インタビューをした方

河野 源

企画部情報推進課 課長補佐

高島 慎太郎

企画部情報推進課 情報推進係 主事

導入の背景:資産管理ソフトウェアだけでなく、マイナンバー対策にも対応

導入の理由を教えてください。

AssetView Standard パッケージ は、2011年から利用しています。それまでは、PCのポートを閉じる機能をメインとしたソフトウェアを使っていたのですが、それだけでは不十分であるため、統合的な資産管理システムの導入を検討していました。西東京市の庁舎は田無庁舎と保谷庁舎の2つの庁舎に分かれているため、両庁舎と外部施設に設置しているPCの統合管理が行える AssetView の採用により、運用が効率化したことを感じています。導入から5年が経過しますが、既になくてはならない存在です。
そして、2016年1月からマイナンバー制度の本格運用が始まるにあたり、セキュリティ対策の強化を検討していました。ご存知の通り、マイナンバーの運用は厳格な個人情報対策が必要となりますので、慎重に選択する必要がありました。ちょうどそのころ、AssetViewのマイナンバーパッケージについてお話をいただいたのが導入のきっかけになりました。AssetView はIT資産管理ソフトとして利用していましたが、PC内に個人情報やマイナンバーなどの重要な情報を含むファイルを保存していないかをチェックする機能があり、資産管理に加えてマイナンバー対策も行えるため、AssetView マイナンバーパッケージの導入は、セキュリティ対策の強化につながると考えました。

選択のポイント:人事異動が頻繁な役所にとって、操作が分かりやすいことは重要

当社製品を選択していただいた経緯はどのようなものですか?

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AssetView で、マイナンバー対策も十分に行えるということと、ソフトウェアのバージョンアップで対応できるとのことでしたので、まずは AssetView を導入しました。導入もかなりスムーズに進みました。既に利用している画面や操作方法が前提としてありますので、実務のイメージもしやすかったですね。AssetView は操作がとても分かりやすく、実際にマイナンバー対策は、専用のテンプレート画面でステップに沿って操作していくだけでかんたんに設定できました。画面上にマイナンバーガイドラインの内容も表示されているので、ガイドラインのどの対応内容についての設定をしているかを把握することができて便利です。
市役所は定期的な人事異動があり、およそ5年間隔で部署を異動することが多いため、業務を継続して行っていく必要があることを考えると、やはり操作が分かりやすいというのは非常に重要です。

導入効果:複数のPCで重要なファイルが管理されていたことを偶然発見

実際に導入された効果はいかがですか?

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庁舎でもマイナンバーの運用が始まりました。特定個人情報の扱いには慎重を期す必要がありますので、職員それぞれのPC内のデータについても適切に管理していく必要があります。AssetView には、PC内にどのようなファイルを保存しているかをチェックする機能があるのですが、非常に重宝しています。
これは偶然だったのですが、PC内に保存してある個人情報ファイルを開くと、警告メッセージが表示される機能を有効にしたところ、表示されたメッセージについて、職員から複数の問い合わせがありました。実際のファイルを確認してみると、12桁以上のマイナンバーではない数字を含むファイルだったのですが、ローカルPCに保存されていたファイル内の別の数字がチェックされたのです。これがマイナンバーのチェックに切り替わると、マイナンバーを含む可能性のあるファイルをローカルPCへ保存しようとした際に、随時チェックされるということが実証されました。今後はシステムとして制御できるので、その点での期待は大きいものがあります。意図したわけではなかったのですが、結果的に現状のセキュリティリスクに対するチェック機能を実感することができました。その他にも、各課で利用しているシステムのログイン状況をチェックできる機能を活用しています。いつ、どのシステムにどのようなIDでログインしているかを把握することができるため、不正アクセスのチェックに役立っています。
また、既存機能のPC操作ログ機能を活用し、環境省が定めた「エコアクション21」というガイドラインに基づいた取組みにも AssetView を活用しています。現状、昼休みには全体の3割程度のPCがスリープモード状態にしていることを把握できています。まだ目標には届いていませんが、それだけでも使用する電力量はかなり違います。業務時間外に起動していたPCについても把握することができ、これも AssetView がなければできなかったことですね。

運用の工夫:外部記憶媒体を管理する「デバイス制御」機能がマイナンバー対策にも重宝

日常業務の運営において、工夫された点などはございますか?

情報漏洩対策というと、マルウェア感染やサイバー攻撃など、外部からの攻撃による大量漏洩に目が行きがちです。しかし実際には、それが意図的であるかどうかに関わらず、内部からの情報の持ち出しの方が問題になることが多く、そういった内部統制の方がより重要だと感じています。その点は、デバイス制御機能を活用し、情報漏洩対策を行っています。これはマイナンバーを扱う際にも大変有効な機能ですので、今後もセキュリティレベルを調整しながら継続して運用していきたいと考えています。

今後の展開:AssetView なら、包括的なルール作りと確かな運用が可能

今後はどのような展開をお考えでしょうか?

「マイナンバー対策」というと何か特別な施策をイメージしがちですが、重要なのはとにかく情報を守ることです。そのために必要なのは包括的な仕組みであり、ルール作りだと思っています。その点で、AssetView は、ルールに則した対策を行うのに有効なソフトウェアだと感じていますし、多機能なので、今後起こり得る変化にも対応できる汎用性を持っていると思います。あまり流行りに左右されず、普段からしっかりとした情報漏洩対策を行っていくことが重要だと考えています。

西東京市役所

西東京市役所

https://www.city.nishitokyo.lg.jp/

所在地:〒188-8666 東京都西東京市南町五丁目6番13号

PR:西東京市は、2001年(平成13年)1月21日に田無市と保谷市の合併により誕生しました。古くは江戸への農産物の供給地として、農業が発展してきました。現在も市内の農地は、安全で安心な農産物を供給する生産の場であるとともに、貴重な緑地空間、 教育資源、災害時の避難場所など、さまざまな役割と可能性を兼ね備えています。

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