IT資産管理ツール・情報資産管理ソフト『AssetView』

コミュニケーションサービス&海外地域インフラ事業部<br>クライアントデバイス部 PCソリューションチーム<br>
チームリーダー 左近充 正人様(右)<br>
ユニットリーダー 伊藤 匠悟様(左)

パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社様

パナソニックグループの
DLP対策を担う、AssetView。

※DLP(Data Loss Prevention/情報漏洩防止)

17,000台利用でも安定動作、大幅なコストダウンも実現

interview パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社様

Date 2015 . 07 . 18

変化のスピードが速いIT業界において、常に「最新のIT」に取り組み続ける、パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社。「Accelerate IT Innovation」をスローガンに掲げ、IoT、ビッグデータなどの最新技術を駆使してビジネスの困りごとを解決していく一方、パナソニックグループ全体のIT戦略を担う「IT中核会社」という重要な役割も担っている。今回は、同社クライアントデバイス部PCソリューションチーム チームリーダー、左近充様、およびユニットリーダー伊藤様に、すでに同グループ内17,000ライセンスで運用されている AssetView の役割と効果について伺った。

Interviewed
インタビューをした方

左近充 正人

コミュニケーションサービス&海外地域インフラ事業部 クライアントデバイス部 PCソリューションチーム チームリーダー

伊藤 匠悟

コミュニケーションサービス&海外地域インフラ事業部 クライアントデバイス部 PCソリューションチーム ユニットリーダー

導入の背景:パナソニックグループ全体に導入できるソフトを探していた

導入の背景を教えてください。

当社はパナソニックグループ全体のIT戦略を担っているのですが、特に当部署は「クライアントデバイス部」という名の通り、グループ全体の従業員のPC管理(国内 約16万台)を行っております。PCの調達から、キッティング、パッチ配信・アンチウィルス対策、IT資産管理などの日常運用から、最後はPCのデータを消去して廃棄するところまでを標準化して、安心・安全に利用者へ提供するのが我々の大きなミッションの1つです。
その中で、元々は他社製DLP対策ソフトを利用していたのですが、大きな課題が2つありました。1つは高コストであったこと。もう1つが品質面でした。特に後者は、当時喫緊の課題となっており、トラブルの中にはPCがブルースクリーンになってご利用者の業務を止めてしまう、といった事象も発生していました。
そのため、機能は同等以上で、品質を担保しつつ、コストを抑えてパナソニックグループ全体に提供できるソフトの選定に着手し、すべての条件を満たすソフトとして、最終的に AssetView を選定しました。

選択の理由:大規模な台数、細かい階層分けにも強い

当社製品を選択していただいた経緯はどのようなものですか?

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現在では17,000台ほど AssetView を導入展開していますが、当初から「グループ全体に導入できるソフト」を探していましたので、そういった観点を踏まえて、他社製品も含めて比較検討しました。最初はカタログ上のスペックなどから、10製品程度のソフトを候補としました。その上で、コスト面、機能面、導入実績や規模も含めて徐々に絞り込みを行い、実際にデモを依頼したのが4程度でした。
決定の最も大きな理由は、大規模運用に耐えうる設計であったことです。検討当時の比較ですが、他社製品ですと、1台のサーバーで500台程度しか運用できないといった製品もあり、基盤を設計する上で大きな違いがありました(AssetView は1サーバ3,000台の運用が可能)。また、さまざまな組織で利用するためには細かく階層を分けて各階層ごとに権限を与える必要があるのですが、それも AssetView では問題なく実現できました。
更に、導入前にハンモック社の営業担当者と一緒に、同規模の AssetView 導入ユーザー様へヒアリングに赴く機会を設けてもらったのですが、導入ユーザー様の評価も非常に高く、グローバルでの展開実績などもご教授いただき、とても参考になりました。

導入効果:「30%」のコストダウン安定動作とスピード感のある開発体制

実際に導入された効果はいかがですか?

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まず、前製品利用時に比べて約30%コストダウンすることができました。前製品は非常に多機能だったので、利用していない機能もあったのですが、AssetView は必要な機能だけを選択して利用できるのも、非常に使い勝手のいいところだと感じています。もちろん何か機能を諦めたわけではなく、前製品で可能だった機能はすべて踏襲できています。
また、利用開始時はもちろん、導入台数を増やしていった際も、業務に直接影響するような大きなトラブルはほとんどありませんでした。これまでのトラブルの多くはソフト同士の競合が原因だったのですが、それが無くなっただけでも運用業務が大幅に効率化されました。
また、ハンモック東京本社に伺ったことがあるのですが、開発がほぼ自社内で行われていて、メジャーバージョンアップが年に1回程度、マイナーバージョンアップに関しては年4回ほど実施されているとお聞きしました。バージョンアップの度に顧客要望や改善を反映しようとしている方針やそのスピード感に好感を持ちました。
具体的な機能面での効果としては、管理コンソールの機能の充実が挙げられます。
以前のソフトは管理コンソールの権限管理が弱く、管理コンソールを利用者に公開できませんでした。しかし AssetView は、利用者の権限の範囲ですぐにデータを確認できます。ログやデータは必要に応じてすぐに確認したいものですから、この変化は非常に大きいものでした。
それらの要素が複合的に評価され、結果的に AssetView がパナソニックグループの標準ソフトとして、17,000ライセンスの導入に至ったものと考えます。

運用の工夫:バージョン変更時のトラブルも利用者に影響を与えるものはない

日常業務の運営において、工夫された点などはございますか?

どのようなソフトでも同じなのですが、利用者にPCを安心して利用してもらうために、バージョンアップ時の検証はかなり工数を割いて行っております。AssetView に変えてから、利用者に大きな影響のあるトラブルはあまり起きなくなりました。しかし、ソフトですから不具合はどうしても発生してしまいます。利用者に直接影響を与えなくても、ログ取得や媒体制御に不備があれば、セキュリティソフトとしての信頼性が揺らいでしまいます。ですので、不具合発生時はそのリカバリから再発防止策までをハンモック社と協力して対応しております。更なる品質向上についても、ハンモック社と一緒に協力しながら築きあげていきたいと考えています。

今後の展開:すべてのPCに導入していきたいが、まずは重要情報を扱うPCから

今後はどのような展開をお考えでしょうか?

将来的にはもっと多くのPCに AssetView を導入したいと考えています。そのためには、個人情報などの重要なデータを扱うPCをまずターゲットとして、どのように管理するのかといった社内ルールを決めることも必要だと考えています。

パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社

パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社

https://is-c.panasonic.co.jp/index.html

設立:1999年2月22日

資本金:10.4億円(2017年3月末現在)

社員数:400名

事業内容:情報サービス業

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