株式会社ドン・キホーテ様
interview 株式会社ドン・キホーテ様
Date 2016 . 12 . 07
1978年にわずか18坪の雑貨店から始まり、今では日本中に店舗を構えるドン・キホーテ。「コンビニエンス+ディスカウント+アミューズメント」の三位一体を店舗コンセプトとし、食品や日用品から高級ブランド品に至るまで、約50,000アイテムを取り揃える総合ディスカウントストアである。今回は、そのドンキホーテグループの中枢であり、あらゆる行動や判断の基盤となる企業原理として、「顧客最優先主義」を掲げている株式会社ドン・キホーテのオペレーション統括本部 情報システム部 企画課の竹内様に、AssetView 導入の経緯、その効果などについてお話を伺った。
竹内 将徳 様
オペレーション統括本部 情報システム部 企画課
導入の背景を教えてください。
竹内氏
それまでにも資産管理ソフトは導入していたのですが、ウイルス対策などがメインで、肝心の資産管理機能が弱いものでした。当社はおかげさまで店舗数が日に日に増加しているのですが、その反面、増え続けるPCの管理に頭を悩ませていました。その数は、当時で3,000~4,000台、今では6,000台にも上っています。そのため、資産管理に特化した製品を探し始めたのがきっかけです。まずはネット検索などで情報収集や資料を取り寄せるところから始めました。その後、各部の担当者を集めて業務における困りごとや課題を列挙し、それをどう解決したいのか、今後はこうしたいといった解決策を書き出して採点表を作成しました。その上で5、6社の製品を比較検討し、それぞれの項目にチェックをしていったのです。その間、およそ半年ほどかかりました。
しかし、実はこの時点で AssetView は候補に上がっていませんでした。決定期限の1ヶ月ほど前に偶然展示会で AssetView を知り、Webサイトから問い合わせをしてお話を伺ってみたところ、当社の要件にすべて合致していたことがわかりました。そのころには必要な要件が十分練られていたこともあり、文字通りあっという間に導入が決定しました。
当社製品を選択していただいた経緯はどのようなものですか?
竹内氏
決め手としては大きく分けて3つあります。
1つ目は、使いたい機能だけを選択できた点です。最終候補に残ったもう1社は、当社としては必要な機能のみの導入をお願いしていたのですが、「この機能を入れるなら、どうしてもこの機能もセットです」といった話になってしまいました。何度か不要な機能の導入のご相談をしたのですが、仕様上の問題なのか、やはりご対応いただくことは困難だという回答でした。その点、AssetView では、欲しい機能だけを選んで購入できるというところに魅力を感じました。
2つ目は、配布機能の使い勝手の良さです。他社製品と比べて画面などが分かりやすく、使いやすかったです。ただ単にファイルを配布するだけではなく、PC内部の設定変更やアプリケーションのインストールなど、さまざまなことがかんたんに実現できそうだと思い、この機能を活用できれば、台数が多くても運用が非常に楽になると感じました。
3つ目は、レポート機能についてです。どの製品も弊社で求めている内容を出力できるレポート機能がありませんでしたが、データベースの情報を公開いただき、弊社で独自に経営陣向けレポートを作成できる点が高評価となりました。
機能面で申し分なく、使い勝手も良いということで、その時点で AssetView でほぼ決まりだろうと考えていましたが、さらに費用面でも柔軟にご対応いただけましたため、もう他社様を採用する理由はありませんでした。
実際に導入された効果はいかがですか?
竹内氏
部署にもよりますが、全社員のパソコン・リテラシーが高いわけではありません。そのため当社では、社員用のIT問い合わせ窓口を設けています。窓口では必ずパソコンの管理番号を聞くのですが、詳しくない社員ではやはり「どこを見ればいいか?」という話になってしまいます。本体にシールを貼るなど対策はしていたのですが、そのやりとりが頻繁に発生し時間を取られるのが課題でした。しかし AssetView には、デスクトップ上に表示したい情報を表示できる「付箋機能」というものがあることを知り、早速活用しました。事前にあまり説明をしていなかったため、当初は戸惑う社員もいたのですが、PC名やIPアドレスが誰でもすぐにわかるようになったことで、問い合わせの処理時間がかなり短縮されました。
また、それまでは操作履歴の取得ができておらず、パソコンに何かしらの問題が発生しても原因を突き止めるのが困難でした。AssetView 導入後は、すべてのログが適切に管理されているので、運用が非常に楽になりました。6,000台のパソコンが正常に動いているのか、何か異常が発生したのかといったことも見える化できるようになり、ITサポートの業務はかなり改善されたのではないかと感じています。
日常業務の運営において、工夫された点などはございますか?
竹内氏
導入後に始めたこととして、USBの制御があります。店舗を回る社員の中には個人用の PC を持たない者も多く、暗号化機能の付いた USB にデータを入れて持ち歩いていました。それを各店舗の PC に挿して作業をするため、AssetView の USB 制限機能を適用し、セキュリティ機能を有していない USB を無効化しました。これによってセキュリティレベルを高めることができたのはもちろん、個人用 PC を持たない社員のログも追えるようになりました。
今後はどのような展開をお考えでしょうか?
竹内氏
これは以前からの要望なのですが、ソフトウェアのライセンスキー管理を AssetView の機能で適切に行いたいと考えています。現状、「このPCに入っている●●という製品は、この稟議で購入したライセンスである」といったところを表計算ソフトで管理していますが、AssetView で完結させられることを、製品に期待しております。
設立:2013年8月14日(旧ドン・キホーテ設立1980年9月5日)
資本金:1億円(2016年6月30日現在)
事業内容:家電用品、日用雑貨品、食品、時計・ファッション用品及びスポーツ・レジャー用品等の販売を行うビッグコンビニエンス&ディスカウントストア
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