IT資産管理ツール・情報資産管理ソフト『AssetView』

経営管理本部 情報システム部<br>マネージャー 後藤 富裕美様<br>森永 悠太様

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社様

ISMSの監査対応にも大きく貢献。
急増する社員のIT資産と情報セキュリティを AssetView で統合管理

interview デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社様

Date 2011 . 01 . 12

インターネットの普及を背景に社会全体の情報化が急速に進展していく中で、新たな広告のあり方を「e広告」と呼び、インターネットを中心としたマーケティング活動において新たな広告ビジネスを展開する同社は、媒体社・広告主・広告会社を代理する「エージェント」、テクノロジーやクリエイティブ等の広告ソリューションを提供する「DAS(Diversified Advatising Service)」、そしてインターネットメディアの運営およびサービスを提供する「メディア」の三つの事業を柱にビジネスを展開している。 ビジネス拡大を継続する同社において、IT資産管理ソフトウェアである AssetView PLATINUM を導入された経営管理本部情報システム部マネージャー 後藤富裕美様と森永悠太様にお話を伺った。情報システム部では、DACグループ全体の情報システムの企画立案、運用ガイドライン策定および社員のサポートを行っている。

Interviewed
インタビューをした方

後藤 富裕美

経営管理本部 情報システム部 マネージャー

森永 悠太

経営管理本部 情報システム部

導入の背景:急増する社員のIT資産管理に人海戦術では限界が

ISMSを支える効率的な仕組みづくり

同社では、ISMS(情報セキュリティ・マネジメント・システム)の認証を2004年12月に取得し、早くから情報セキュリティ体制を確立していたが、ビジネスの拡大に伴って毎年数十名規模で増え続ける社員の増加や子会社の設立に、従来の人海戦術によるクライアントPCの管理では、その工数やスピードという点で限界を感じ始めていた。また、個人情報漏洩等のセキュリティ事故に対する社会的な関心の高まりを背景に、より効率的で効果的な運用管理のしくみ作りが急務となっていた。
そこで、さまざまなIT資産管理ソフトウェアを検討した結果、同社が選択したのがハンモックの AssetView だ。

選択のポイント:決め手は漏れのないPC操作履歴管理とコストパフォーマンス

管理工数を軽減できる点でもメリットが

AssetView を選択した決め手について後藤氏は

後藤氏

セキュリティという観点で、クライアントPCの操作ログを漏れなく取得できた点が大きいです。また、ハンモックの AssetView は他社のパッケージと比較し、圧倒的にコストパフォーマンスが優れていました。

と、ログ管理機能とコストを抑えた導入ができる点を評価している。加えて、これまで手間のかかっていたソフトウェアのインストールや設定を自動化できること、遠隔地のクライアントPCに対するリモートでの配信が可能であることなど、必要な機能が統合された環境で提供されていたこともポイントだったという。運用面についても

森永氏

個々のクライアントに対して、機能ごとにON/OFFを切り替えできるため、グループ会社や部署によって有効にする機能を調整することで管理負荷を軽減できる点でもメリットがありました。

と森永氏は話す。

クライアントPCごとに各機能にON/OFFを設定可能

同社は2010年5月に AssetView GOLD を導入し、2010年10月には AssetView の最新版である PLATINUM への移行を実施。

後藤氏

導入に際しては、当初の環境設定の段階からハンモックの手厚いサポートもあって無事稼働に至り、まったく問題なく運用できています。

と後藤氏は当時を振り返る。

導入効果:ISMSの監査も安心して対応、顧客にも信頼感を提供

PC棚卸しなどの管理工数も大幅に低減

現在、支社や管轄下にあるグループ会社を含め、約550台のクライアントPCに導入済みで、順次拡大を行っている。IT資産管理機能の PLATINUM A と、PC操作ログ管理機能の PLATINUM M を運用フェーズにのせ、今後、自動インストール機能である PLATINUM D の展開を計画中だ。

すでに運用を始めているIT資産管理機能により、グループ企業も含めたクライアントPCの情報を一元的に把握することが可能となり、PCの棚卸管理やライセンス管理、社員がインストールしたソフトウェアの把握などにかかわる管理工数を大幅に低減できている。セキュリティ的な側面では、これまでもISMSを順守した社内運用ルールの徹底により、事故のリスクを低減していたものの、PC操作ログの収集、追跡まではできていなかった。今回、PC操作ログ管理機能の PLATINUM M を導入することによってクライアントPCで行われたすべての操作ログを収集することが可能となり、ISMSの監査対応にも役立てている。

特定の操作から、対象となるファイルへの操作を追跡

後藤氏

万が一事故が発生したとしてもログがとれているという安心感があります。セキュリティ事故が発生してもその追跡を行うことにより、迅速な原因究明とその影響範囲の把握、そして適切な対応ができる体制が整い、ISMSの監査にも安心して対応しています。

と後藤氏は語る。さらに、こうしたシステムを導入していることで、セキュリティ意識の高い顧客や取引先企業に対しても更なる信頼感を提供できるという副次的な効果を生んでいるようだ。

今後の展開:自動ファイル配布を運用フェーズへ移行し、エンドユーザーの利便性向上も

PLATINUM の統合環境の中でデバイス管理可能に

Adobe  Reader9 をクライアントPCに自動インストールする場合

クライアントPCへの展開を更に拡大し、今後はアプリケーションの自動インストール機能である PLATINUM D の本格運用フェーズに移行する。

森永氏

従来の運用では、新たなソフトウェアのインストールを行うためには、エンドユーザー自らがPCを持参しヘルプデスクに赴く必要があります。しかし、この自動インストール機能を活用することで、支社や子会社も含めたクライアントPCのアプリケーションのインストールや更新、環境整備の作業にかかわる管理者負担が大幅に改善されることが期待されます。

と森永氏。これにより情報システム部だけでなく、ユーザーにかかっていた負担が減り、利便性の向上が見込まれる。そのほか、クライアントPCで実行させたくない任意のプロセスを指定して、かんたんに起動禁止の設定ができるため、セキュリティを高める仕組みの一つとして活用していく予定だ。

後藤氏

ISMSの基準にUSBメモリなどの外部デバイスへの書き出し制御があり、現在は他のソフトウェアを導入してそのコントロールを行っています。今後のバージョンアップで、その役割を PLATNUM が持つデバイス制御機能に置き換えることができれば、統合環境下で管理でき、運用負荷やコスト面で大きなメリットになると期待しています。

と後藤氏は PLATINUM に対して今後の期待を寄せる。

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社

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https://www.dac.co.jp/

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・インターネット等デジタルネットワーク上の広告に関する効果の調査受託
・インターネット等デジタルネットワークを利用した広告に関する情報提供サービスおよび研究開発、情報システムの販売 ほか

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