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OCRについて(4) - 課題解決の技術(2)

更新日:2013年6月 6日

■既存帳票のOCR

誤認識という大きな課題の次に解決すべきテーマとして、定型伝票の問題がある。OCR処理をするためにはOCR用に設計された定型の伝票でなければならないという制約があった。この解決策として既存伝票のOCR帳票化という技術が開発された。

従来のOCR伝票はタイミングマーク(コーナーストーン)という伝票の四隅(三隅の場合もある)に設けられたマーク(■)から読み取りフィールドまでの座標を計算し、読み取るべき場所を特定していた。

新技術は、タイミングマークのかわりに伝票上の不変のイメージ(ロゴマークや伝票を特定できる文字列など)を選び、そこからの距離によってOCRすべきフィールドを特定する。この技術により、OCR専用伝票でなくても、OCR処理をすることが可能になってきた。

当然のことながら、他社OCR専用伝票もこの技術により、弊社OCRによるOCR処理が可能になり、システムを置き換える際の伝票の変更や配布という面倒な手続きは不要となってきている。


図1


■ドットインパクトプリンターによる印字伝票のOCR

次にコンピューター処理(印字)された伝票をOCR処理させたい場合、印字された文字が位置ズレしていたり、枠に重なっていたり、文字がかすれていたり、にじんでいたり、といったOCRに不向きな状態になっていることが、課題としてあがってきた。これらの諸問題も、イメージ処理の進化により、位置ズレの補正、文字のコントラストの調整や、文字の加工という前処理をいれることにより、正確にOCR処理できるようになってきた。

図2


■チェーンストア統一伝票のOCR処理

既存伝票のOCR帳票やドットインパクトプリンター印字伝票のOCR処理技術の開発により、従来では難しいと考えられていたチェーンストア統一伝票のOCR処理も可能になった。

チェーンストア統一伝票は量が多く、データエントリー業務における最大のテーマではないかと思われてきたが、さまざまなイメージ処理の進化により、OCR処理が可能になり、今後の生産性向上の大きな領域であると考えている。



前回の記事「OCRについて(3)」「OCRについて(5)」へつづく


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