鯉

梅雨空や 鯉は虚しく 口開く

池の端に立つと、手を叩きもしないのに大きな鯉が集まってきた。

餌をもらいなれているせいか、水面に顔をつき出して口を開けて餌を待っている。

今日は誰も餌をあげないのか、鯉は口を開いたまま、残念そうにあえいでいた。